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大阪の新米編集者が「石」に沼った話

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マンガに出てきた本のご紹介


※『石屋さん』は残念ながら出版元さんで完売のようです。
 映像作品は桑原さんのサイトで見られます → http://marikokuwahara.com/

『宝石の国』
市川 春子 著

多くのファンを石沼に落としミネラルショーへと誘った、うるわしき宝石擬人化マンガ。石の特性に合わせてキャラクター造形がなされているので、石の知識があるとより楽しい。が、かわいい宝石たちのほのぼのキラキラ生活に笑ってられるのは最初だけ、秘密が明かされるにつれどんどん展開がハードになっていくため、「覚悟」して読んでくださいッ(ただし血の涙を流す価値は十分にあります)(またフォスの笑顔が見たいよぉ…)

『不思議で美しい石の図鑑』
山田 英春 著

創元社の石の本のさきがけともいえる一冊。ブックデザイナーであり、世界的な模様石(メノウなど、石の断面に美しい模様がみられる石)のコレクターでもある山田英春さん所蔵の約380点の名品を、圧倒的ビジュアルで紹介しています。「天然の石の中にこんな柄できんの!!?」という大自然の驚異を堪能できます。


『ひとりで探せる川原や海辺のきれいな石の図鑑 改訂版』
柴山元彦 著

こんなこと言うと怒られそうですが、編集中は半信半疑で作っていた一冊(企画は上司、私は実務だけだったので)。何の変哲もない川原の小石や、岩の中にちまっと入っている磨いてもいない鉱物を見つける本、こういうの求める人いるのかぁ? と。かつての私に言ってやりたい、「それでいいっ! それがBEST!」いまや我が家はそんな石ばかりです。
ちなみに2024年に改訂版を刊行。改訂版と言いながら、写真を大幅増量、スポットもほとんど刷新した、ほぼ新刊です。今度は編集Oも石についてそこそこ詳しくなってから作っているので、さらに読みやすくなっているはず!


編集Oがオススメの石の本をご紹介!

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