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言葉だって、見た目が大事。

文章も、見た目大事だなと思う。

漢字だらけは圧があって読みにくい。

改行も、適度にないと読みにくい。

でも改行し過ぎても読みにくいし、改行の仕方は媒体によって、また趣味によって意見がさまざま。

あと、リズム感も大事。

「普段長い文章は読めないけれど、そがさんの書いたインタビュー記事は読めます」と時々言われる。

読みやすいと思ってもらえる理由は、見た目とリズム感だと分析してる(インタビューしたお相手の魅力ももちろんある)。

文章のリズム感は、子どもの頃の音読の宿題で土台ができ、さらに母になってから読み聞かせで強化されたのかもしれない。

頭の中で書いた文章の'音"を鳴らしながら、イマイチかスッキリしてるかを毎度判断してる(しっくりこなくてボツもたくさんある…)。

ちなみに、絵本なら何でもいいわけじゃなく、昭和からあってたくさん読まれている名作がオススメ。

見分けるには、作者もしくは訳者を確認するといい。

具体的には、石井桃子さん、瀬田貞二さん、渡辺茂男さん、松居直さん、光吉夏弥さんあたり。

この方たちの書いた文や翻訳を選ぶと、適度に七五調のリズムで読みやすいし、考え抜かれたいい日本語をインストールできる。

そうそう!

なぜこんな内容を書いたか。

私の活動名がひらがなの理由を書こうと思ったのがきっかけ(結果、違う方向へ…笑)。

"そがさちえ"だと柔らかさが出る。
でも、これ全部漢字だと威圧感あって。

昔からメガネで真面目に見えるから、本当は違うのに近寄りにくく思われるのがイヤで。

コンタクトをするまではいかに話しやすい人か苦心していた。

それと同じく、名前の字面で敬遠されるのはイヤなので活動名はひらがなにした。
ひらがな好きなのもある。

子育てブログをずっと書いている、お母さん大学&お母さん業界新聞では本名が鉄則なので漢字。

まだ苗字変わって約10年にしては、このフルネームにこなれてきた。

 
文章も名前も。
言葉は読めればいいわけじゃない。

見た目、音の響き、わかりやすいか。


細かく気を使うからこそ、そして終わりがないからこそ、言葉が好きなのかも。


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