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【健脳】脳内閣僚3兄弟

はじめに

変なタイトルで、心配させたらゴメンなさい。
いや、ちょっとヘウレーカったから仕方ない。

三位一体脳モデルという概念が存在します。

人の脳は非常に複雑で多くの部位に分類されていますが、この概念ではそれらをたった3つに分類しています。
具体的な詳細は検索してみてください( https://tinyurl.com/yktsdjlv)。

この概念は60年も前のものですが、近年、進化論や脳生理学の一部の研究者から反証されてます。それでも僕は、多くの分野の定説を横断的に統合して、実践的にわかりやすく理解できる貴重な概念だと思うのです。

そこで、この概念をもとに3つの脳を擬人化した、中学生でも理解できるフィクションな話に挑戦してみます。今日は触りだけ。本格的には年明けに。

脳内閣とは

私たちの脳内には脳内閣が存在します。私たちの感情や行動は、すべて脳内閣議によって決定され、逆らうことはできません。これが原則です。

私たちの感情は脳内閣議に定められます。心は胸にありそうですが、感情が脳に影響されるのではなく、脳こそが感情なのです。

そして身体は単に脳内の閣議決定を執行する行政機関のようなもの。
身体は器に過ぎないのです。

つまり脳内閣議が自分の人格そのものであり魂です。脳内会議が行動や言動や表情を作ります。逆に脳内閣を観察する別の自分など存在しません。

脳内閣の閣僚構成

脳内閣の閣僚はたった3人しかいません。

1人は15歳、1人は10歳、もう1人は5歳です。ここでは便宜上、それぞれを長男、次男、末っ子と呼び、彼らを三兄弟と呼びます。

実際の兄弟関係に関わらず、誰の脳でも三兄弟は存在します。長女でも次女でも一人っ子でも脳内閣僚は3人兄弟(または姉妹)で構成されています。

私たちの身体が年をとっても、三兄弟の年齢は変わりません。身体が老いても三兄弟は老化せず、いつまでも、その年齢らしい活動を続けます。

脳内閣の議事進行

脳内閣は基本的に多数決で決定を下します。
表面的には非常に民主的ですが、長男の説得力が強いため、残りの2人が本心から従っているとは限りません。

我慢の限界を超えると、次男が暴力的な発言力を発揮して、長男の意見を覆すこともしばしばあります。同じように末っ子が暴れて長男や次男の言うことを聞かなくなることもあります。これが脳内議会の紛糾です。

こうして喧嘩が絶えない3兄弟ですが離れ離れにはなりません。
基本的には仲良しで、苦しむ兄弟を見捨てたりせず、互いに支え合っています。特に長男は、いつも自分の意見を通しているけれど、本心では弟たちの言い分を出来るだけ聞きたいと思っているのです。

この3人の閣僚が共に健やかでバランスが取れているとき、閣議は建設的に議論されます。幸せに感じるときの脳内はそうでしょう。逆に、誰か一人が突っ走ったり、誰か一人が見放されたりした不均衡が不幸なのかもね。

幸せを追求する脳内閣では、だれも置いてけぼりにしないのが原則です。

つづく、、、かな?


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