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残念しっぱ雑記『終わらせられない仕事』

ダラダラと、終わらない。

『締め切り』がない仕事だから、キリが付けれないのだろうか?
終わらない作業に多くの時間を費やし過ぎて、情けない。

終わらないというのは、SDGs×世界遺産のキャラクターWorld HriKidsの『ありがとうえほん』の修正についてだ。

プノンペンの郊外の小学校で、カンボジアの子どもたちに絵本を配った。

しかし、この絵本は欠点が多いことに気がつかされた。

実際に絵本の読み聞かせを行うと、思ったよりも内容が伝わらないのだ。

今読み返すと、独りよがりのよくわからない文章。

まるで『深夜に書いた手紙』。
まさに絵本の黒歴史状態。

恥ずかしくて、情けない。

まずは誤字。これは論外。

そして、正直、わかりづらい文章。
練り切れていない構成

欠点を挙げれば、湯水のように出てくる。
キリがない。

しかし、500部印刷して、カンボジアに住んでいる方々に配ってしまっている。そして、まだ150冊ほど在庫があり、来週もプノンペンのフリースクールで配布の予定だ。

しかし、このままではダメだ!!
内容を更新しなくてはダメだ!!

まだ作業中。。。

ということで、内容を更新すべく、今日まで密かに絵本の修正を行なっていた。

とはいえ、進まない。。。

というのも、私が今まで慣れている仕事は、クライアントがいて、締め切りがある仕事ばかりだった。

デザイナーとしては、クライアントの意向を汲み取り、時間通り納品する。
そういった、職業病とも言える、慣習になれ過ぎてしまっていたのかもしれない。

しかし、この絵本はクライアントもいなければ、締め切りもない。

自分がどうしたいのか?
いつまでに仕上げなければならないのか?

それを自分自身で決めなくてはならないのだ。

自分で決めれるということは、簡単だと思っていた。
しかし、実際にやってみると、全然そんなことがなかったのだ。

アメリカの世界遺産イエローストーンのデザインは変更してみた。

自分自身がどうしたいのかが、わかっているつもりだったのだが、なかなかわからないのだ。

自分自身と対話するということが、意外に難しい。

誰かに、助けてもらいたい。
誰かに、やってもらいたい。

とはいえ、これは自分でやると決めた、自分の絵本。
自分で決めることを、ちゃんと楽しみたい。

だから今日も絵本作業は、ダラダラと終わらない。

クライアントでもあり、デザイナーでもある『私』は、焦るし、悩んでる。

今月中にはより良い絵本をちゃんと作ろう。(←締め切り)

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