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ミャンマーでアニメーションを作ろう【SocialCompass活動レポート】

『タナカ』

ミャンマーでよく耳にするこの言葉。日本の「田中さん」のことではない。

日本人にとって、カンボジア人もタイ人も、ラオス人も同じように見えるだろう。しかし、ミャンマー人は違う。

子どもから大人まで、ほっぺたにまん丸くが塗られているのが、ミャンマーの人々なのだ。

原料はタナカの木で、天然の化粧品。化粧としてだけでなく日焼け止めとして使われる。2千年の歴史を持ち、子どもから大人まで現在も広く使われているらしい。

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2018年9月、ミャンマー最大の都市ヤンゴンから、車で50分ほど行ったNew Zero Village Art Schoolで、アニメーションのワークショップを行った。

参加する子どもたちの顔には、『タナカ』がたっぷりと塗り付けられている。

まさにThe ミャンマーな状況!

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ここでの参加者は、20名ほど。

アニメーションの作り方を説明すると、静寂が訪れる。。。

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集中力がすごいのだ。

子どもたちは、黙々と絵を描く。

ミャンマー人の真面目さと勤勉さは、幼い頃から培われたものなのだ。

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2月のクーデター以来、殺害された市民は1100人を超える。

アフガニスタンの動向に世界の目が向いている間に、ミャンマーの報道は少なくなってきているが、決して事態は解決に向かっているわけではない。

ミャンマーの軍事政権に対抗して、民主派のミャンマー市民は「挙国一致政府」(NUG)が創設した。そして、国際社会に「正統な政府」として承認するよう働き掛けを強める構えを示している。内戦のも辞さない構えだ。

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決して、軍事政権にひれ伏さないミャンマー市民。
ミャンマー人の真面目さと、正義感からすると納得してしまう展開でもある。

心からミャンマーの方々を尊敬はする。

しかし、再び『タナカ』の塗られた子どもたちとアニメーションを作れる平和なミャンマーにいち早く戻って欲しい。

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