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社会科学者の本棚
2022年3月29日 09:57
日銀が連続指値オペ(子弟利回りで国債を無制限に購入)を断行することで、超金融緩和政策の継続を鮮明にした。結果、海外(特に米国)の利上げ推進と併せて金利差は大きくなり、円安ドル高のさらなる促進は不可避なこととなった。日本の製造業の競争力が強かった時代なら、円安は経済にとってプラスの面もあっただろう。だが、現在のように国際競争力が失墜している状況下で、「円安→輸出促進」というポジティブな影響より