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AppSuite デスクネッツ

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AppSuiteの使い方 設定編 1

AppSuiteの使い方 設定編 1


 前回までで、部品の紹介が終わったので、今回からは設定の説明をしていく。
設定は運用方法や連携方法によって大きく左右されるため、各社、各アプリを取り巻く環境が異なるので部品以上にパターンが作りにくい。
これから紹介するのも、私がこれまで数年に渡って運用してきた経験から、感じたことをまとめて紹介するものであり、運用方法によっては書いてあることと正反対が正解になることもある。
 例えば今の開発方針と

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AppSuiteの使い方 部品編5(fin)

AppSuiteの使い方 部品編5(fin)


参照データ一覧の説明に表現がおかしいところがあったので修正かけています (8月19日 12:00)

参照データ一覧 アプリ(自分自身も含む)から条件に当てはまるデータを絞り込んで表示する部品であり、今まで説明してきた部品とは大きく異なる点が、入力を求めないことにある。
また1対Nのデータ更新が可能になったことで、データを見る部品から自動処理の起点となる部品になった。
 下図の左が前回表部品から

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AppSuiteの使い方 部品編4

AppSuiteの使い方 部品編4


自動計算 いわゆる関数で書式はexcelとほぼ変わらない。ノーコードにおいて使用が想定されるようなexcelの基礎的な関数は網羅されていると思うが、関数式が長くなると保守がしづらくなるので適宜改行しよう。
 excelの関数との大きな違いは自動更新が無いこと。各レコードの編集画面を開く等の再計算手続きを明示的に行う必要がある。今日を示すtoday関数であっても、再計算しなければそのレコードの過去

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AppSuiteの使い方 部品編3

AppSuiteの使い方 部品編3


日付、時刻、日時部品 読んで字のごとく、時間を記録する部品で日報などに良く使われ、難しいことは何もないだろう。データのやり取りは同じ部品同士でしかやり取りができない点には注意したい。
時刻部品だけは少々厄介で、日付を持たないためcsvで出力しexcelで表示したとしても12:00:00となるが、実際のところ私のexcelの設定としては1900年1月0日 12:00:00としてデータを持つ。各アプ

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AppSuiteの使い方 部品編2

AppSuiteの使い方 部品編2


前回の文字部品の補足htmlリンク

 前回文字部品ではhtmlリンクを作成できると説明したが、一行部品の文字数制限が255(デフォルトは100が上限)となっていることは頭の片隅に置いておいてほしい。
例えば、Google MapのURLは非常に長いが、建設業で施工現場の場所を指し示すのに住所が無いため、Google Mapを利用する方法が考えられる。またAmazonの商品ページURLも長くなり

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AppSuiteの使い方 部品編1

AppSuiteの使い方 部品編1


 今回から、各種部品の使い方について説明していくが、基本的な使い方はオフィシャルに動画があるので、データ連携(AppSuite内部、外部)や運用にあたって注意したほうが良いと思われることを中心にまとめていきたいと思う。なおAppSuiteを利用しているが、基本的には他のノーコードツール(kintone等)と大きな差は無いと考えられるので、操作方法というよりは考え方や作り方を理解して欲しいと思う。

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AppSuiteの使い方 の前に

AppSuiteの使い方 の前に


AppSuiteを選んだ理由(?) 弊社は社内のデジタル化(個人的にDXとは断じて言いたくないです)手段としてノーコードツールのAppSuiteを使っています。
 AppSuiteとはdesknet’s NEOのオプションとして提供されており、単体での契約はできません。
 ノーコードツールとしてはベンダー各社が様々なツールを提供していますがkintoneがもっとも有名ではないでしょうか。
私はk

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