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東京都知事選挙候補者・定量データ中間報告(都議補選有)

(※9月1日追記:都知事選の最終データは今後執筆予定の論文が発刊されたのちにこちらには公開となります。)

東京都知事選残り一週間を迎えたところで日々採取している各候補者のアカウントデータの中間報告を分かり易く簡易的に展開してみたいと思います。

※ここでは、まだ得票数が明らかになっていないので、相関については出していません。データ期間は公示日6/18-6/28です。※後藤氏のみ当初鍵アカウントだったため(6/23-6/28期間になります)

まずは、各候補者のtwitterアカウントデータのRT・like総数です。

6.18-6.27 アカウントデータ①

最も多くの方々に投稿がシェアされている候補者は、小野候補、後藤候補、山本候補の順になっています。(フォロワー増加の推移も載せようかと考えましたが、情報量が多すぎるのもどうかと思ったので、総数のみにしています。)

次に、総投稿数とフォロワーの総増減数です。後藤氏は(6/23-6/28期間)のみにも関わらず勢いがあります。小野候補、山本候補、宇都宮候補も同じくらいになっています。(この主要4候補は2011年ー2012年あたりごろからTwitterを開設しています。)

6.18-6.27 アカウントデータ②

またYouTubeで主に生配信や政策主張を行っていることもあり、YouTubeのデータも一応載せておきます。(※YouTubeのSubscribersについて、1000人を超えるチャンネルでは、正確な数ではなく概数が表示されるようになるという者数が4398人の場合は「4.3K」、1000万人以上の場合は「10M」となる。1100万人に達して「11M」となるまでは「10M」と表示されるため1000人を超えるチャンネルにおいてはおよその数値になります)

6.18-6.27 アカウントデータ③

そして、その動画が期間中にどのくらいの人たちに届いているかの閲覧データの増加数です。山本候補、立花候補が圧倒的です。

6.18-6.27 アカウントデータ④

同様に話題になっている、都議補選北区の各候補者のアカウントデータを展開しておきます。

初日は、6/26は斎藤氏が最も拡散されています。指示拡大するためには、投稿数よりもユーザーの声を拾い上げ、双方向でRTを行う事が一つのキーかもしれません。

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27日には新たに投稿数、hashtag使用数を追加。自らに関連する投稿をRTする事でより伸ばせる可能性があり、どの候補者も1投稿被RTavより1日あたりの被RT数が高く全体的に増加傾向にあります。

6:27 北区

6:29北区

フォロワー数の増加総数も加えるとこうなります。

6:28北区データー

また補足として6/20-6/27における検索数結果では、天風氏と新藤氏(別名ゆづか姫)が数値が高い傾向になっています。

スクリーンショット 2020-06-27 19.27.11

以上です。今回は、みなさんが特に気になる部分のデータを図にしてみました。データにおいては様々な仮説や解釈が生まれると思います。アカウントデータ及び検索数値が得票数に対してどのような影響が有り、有意差が異なるのか引き続き分析していきます。(陣営にもインタビュー調査したいな・・・)

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