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人生が終わってしまったら

 1日で何かを成し遂げようとするなんて土台無理な話しなのだ。常に毎日が昨日の続きなのだ。あなたは叶えた夢の余韻。もしくは何かを達成した後の余韻に浸れているだろうか?

 欲しいと思った寝具で寝て、欲しいと思ったTVを観て、欲しいと願ったゲームで遊んで、食べたいと思って食べている食事をしている時。

 心は何かを探していないか?

 今聴いてる音楽は聴きたい音楽になっているか?その映画を楽しむためにポップコーンやコーラを用意したか?今飲んでるお酒は仕事中に飲みたいと思ったお酒ではないか?布団に入っているのは、朝、あれほど愛おしいと思った場所ではないのか?

 体験を経験として刻みつけるのは今を生きなければならない。その女を抱くためにアレやコレやと捧げたのに、共に過ごす時間を蔑ろにしていないか?子供たちはすぐに抱っこ出来なくなってしまうのに仕事にかまけるのか?

 あれだけ早く大人になりたかったのに楽しんでいないのか?

 歌のレパートリーが増える。たくさんの作品を観る。心地よく寝る。美味しい食事を食べる。好きな人とハグをする。住みたい所に住む。

 人生はいつ初めてもいいのだ。あなたが60歳なら15年。70歳なら10年くらい時間が残っている。挫折してその気持ちに3年位は浸っていてもいい。男は女と違って弱いのだ。しかし、どこからでも、やり直していいのだ。

 人に嫌われてもいいじゃないか。最初っから、人生はどこからでもスタートできる。そしてそれは今を楽しむ事なのだ。

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