見出し画像

絞り出すように言葉を探して

週1回noteを書く。
気づいたら何週連続更新しているかが表示されるようになったので、なんとなくつられているのが一つ。
もう一つは週1回ぐらいはnote向きの文を書いたらいいんじゃないかな、という気持ちがあるから。

日々考えていることを、あえてnoteに書く。
ある程度考えていることでなければ、noteに書くまで至らない。今週書ける1個を見つけるのに、週1回のペースはちょうどいい。

考えていること自体は、ある。どんなときでも。たぶん、誰にでも。
頭が痛くてたまらなかった週に、頭痛のnoteを書いたみたいに。考える暇もなく忙殺された週に、おいしいものを食べなきゃやってられないと強く思っていたみたいに。

ただ書かないと忘れる。何も考えていなかったみたいになる。
気づいたらあっという間に1年が過ぎて、私は何をやっていたんだろう? となる。なっていた。
そう昔の話じゃない。5年前ぐらいのことで、今より書いていなかったころの自分は、日々なにもしていない気がした。すごく怖かった。

そんなことはない。そんなことはないぞ。
当時だって考えていただろう。書いていなかったから実際何を考えていたかは知らないけど、絶対何か考えていた。
書かないでいたから忘れただけだ。

何を考えたかの内容自体は忘れてしまってもいい。
それでも考えていた痕跡を残しておきたい。そのためには書くことが必要だ。今年の抱負を書いたときみたいに。ここまでやってみたぞ、というとっかかりが作れると、未来の私に役に立つ。

どうにか考えて、書く。言葉を探して、書く。
言葉にしてみると、少しだけ考えが進む気がする。
じたばた探って。言葉にできるギリギリのところをせめる。それは大抵おぼつかないし、あまりスマートなふるまいではないんだろうけど。
それでも、そうしていると前に進める気がするから。

私は進みたくて、書く。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?