SANRK社員紹介#5 金子 奨太
こんにちは!SNARK Inc.です。前回に引き続き、今回も社員紹介をお届けします。5人目は、中途入社5年目のデザイナー金子 奨太さんです。
建築の道を志したきっかけ
ー今日はよろしくお願いします。まずは、金子さんが建築の道に進んだきっかけについて教えてください。
高校3年生の時の先生の勧めで建築学科に行きました。自分では建築学科についてあまり知らなくて、家具を作る人、大工さんや職人さんになりたいと思っていました。「ものづくり」が好きだったので建築が絶対というわけではありませんでした。
ー小さい時は工作が好きだったとか?
そうですね。新聞紙とか広告のあまりで色々なものを作っていました。「つくってあそぼ」(※1)を一人でひたすらやっていた感じです。笑。レゴも好きであの(パッケージの)赤いバケツがあれば一日中遊べるくらい。親が鉄工所をやっていたので工具が身近にあり、小学校高学年からインパクトや様々な道具を使わせてもらっていました。
ーそれは素晴らしい環境ですね。
夏休みの工作とかも自分で図面を引いて、親に部材を切り出してもらって、蝶番をつけて自分だけの宝箱をつくったりしてましたね。絵画コンクールは何度か賞をもらいました。でもプラモデルのような説明書を見て作るものは嫌いで。完成形が分かっているものを作るのは面白くないと感じてしまって、はまらなかったんです。それよりもやはり自分で図面を引き、完成形を予想して組み立ててという作業が、間違いももちろんあるけど、それも含めてすごく楽しかったんです。
「ダメって言われたこと以外は何でもやって良いんだよ」
ークリエイティブな幼少期ですね。大学に入ってからはどうでしたか?
そんな子ども時代だったので、大学では自分が考えて作ったものを批評してもらうのが楽しかったです。そういえば、大学一年生の時に教授に課題について相談したことがありました。その時、「ダメって言われたこと以外は何でもやって良いんだよ」と言われて。ハッとしました。知らず知らずのうちに「人が歩いたら危なそう」とかそういう理由で避けていたデザインがあることに気付きました。その教授の一言で建築の自由さを感じて、そこからは、色々なハードルをクリアすれば何でもできる建築の世界に魅了され、のめり込んで行きました。大学では実務を沢山行う研究室に所属して、瀬戸内芸術祭のプロジェクトに参加したり、フランスに留学したりと充実した日々を送りました。
卒業後の進路とSNARKに入ろうと思ったきっかけ
ー卒業後は成瀬猪熊設計事務所さんに。
そうですね。大学院生の時に猪熊さんが外部講師でいらっしゃっていて、TA(※2)をしている同級生から話を聞いていました。作品もすごく良いなと感じて、留学から帰国後、直談判しに行きました。そこで「バイトにおいでよ」と言って頂いて、その後就職したいですと。そこから約2年間勤務させてもらいました。
ーその後はどうなりましたか?
成瀬猪熊で約2年勤務して担当していた物件が終わりそうなタイミングで、地元群馬に帰るのもアリかな、と考えていました。でも東京でも仕事したい。「群馬_東京_設計事務所」でググったら、すぐSNARKが出てきました。笑。それで、メンバーを見ていたら、山田さんがいたんです。実は山田さんとは学生時代に知り合っていて。僕の大学の先輩が山田さんの出身大学から院のタイミングで来た方で、研究室の飲み会に山田さんが来ていて、その先輩が紹介してくれたんです。それで、先輩に相談して山田さんと(連絡先を)繋げてもらって、求人も無かったけど突撃して、主宰の3人と恵比寿事務所で面談させてもらいました。余談ですが、ちょうどその時ロマン(※3)がインターンで来ていて、彼女とはフランス留学中に大学のクラスが一緒だったので縁を感じましたね。その日に意気投合して今があります。
ーそれはすごいご縁ですね!
どんな人に来て欲しい?SNARKの強みって?
ー今求人をしているのですが、どんな人と働きたいと思いますか?
建築以外の話ができる人に来て欲しいです。というのも、色々な所に興味を持って活動しているといつか繋がる時って来るじゃないですか。小阿瀬さんを見ていても、やっぱり建築の世界だけじゃなくて他の分野の方とたくさん知り合って関係性を築いてきたから、実を結んでいるんじゃないかなって。だから「仕事ができる/できない」じゃなくて、あと建築の話だけではなくて、趣味や別のコミュニティなど、興味のあることが色々ある人がいいと思います。主宰の3人がそれぞれ好きなことで点を放っているから、それが仕事につながっていて。自分もそれができればと思うし、これから来る人もそうあって欲しいと思っています。強みの違うキャラが集まってくる感じが少年漫画みたいで良いですよね。笑。
ー感動しました。金子さん、そういう風に捉えていたんですね。
僕、内装デザイナーのことって大嶋さんから教えてもらいました。アートのことは小阿瀬さんから。サウナに入るきっかけは山田さんですし、こういう感じって他の事務所ではあり得なかったですね。建築だけではなくて、その周辺のカルチャーや趣味と仕事が繋がっているっていうか。それがSNARKの魅力であり強みだと思います。
ー今日はありがとうございました!
※1:NHK教育テレビジョン→NHK Eテレで1990年4月2日から2013年3月30日まで放送されていた子ども向けの工作番組。
※2:「ティーチングアシスタント(Teaching Assistant)」の略で、大学の授業やその準備を行う教員をサポートする業務のこと。大学院の修士課程や博士課程に所属する学生が行うことが一般的。
※3:SNARKのデザイナー椚座ロマン(2019年インターン、2021年入社)
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