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スナック一日ママのハードル

こんばんは。さりーです。
上野御徒町のワロスロード・カフェさんをお借りして、スナックさりーを月に1〜2回ほど開店しています。

スナックはホーム

こちらの記事にも書きましたが、スナックを運営していて思うことはスナックはホームであるということ。その場のお客さん皆のホームでありたいと願いながらお店を開けています。
初対面のお客さん同士がママを介して乾杯し、つまみをつつきながら酔っぱらってゲームして盛り上がってる、手前みそですがそんな幸せな空間になっています。

スナック運営のハードル

こちらにもあるように、スナックのママになりたい女子はある程度存在しています。ただ、まだ有名なママ(スナックって有名店を目指すような業態でもないように思いますが)は登場してきていないように思います。一日スナックのコミュニティみたいなものも私の知る限り存在していません。
一方で、バーを借りての一日カレー屋さんとか、ワゴンでのお弁当屋さんとか、店舗を持たないスタイルのお店は増えていますし、人気店は雑誌で紹介されたり、法人化されたりしています。スナックも今後増えていってほしいという気持ちをこめて、わたしの感じたスナック開店までのハードルと対応方法を記載します。

1. どこまで用意すればいいのかわからない
スナックの業態は自由で、ママが存在さえしていれば「スナック」と名乗れます。それが逆に難しくて、ご飯はどこまで用意しよう、お酒はどんなものを置こう、お菓子は用意したほうがいいのかな、カラオケはいるのかな。といったことがママの裁量に任されるので、逆に決めることが多くて難しいのかなと思います。わたしみたいに「酒が好きだ料理するのが好きだ!みんなでわたしのつまみ食べてくれ!歌うのも好きなのでカラオケも欲しい!」というビジョンがあれば、ビジョンに沿って用意するものは決まっていきますし、お店選びのポイントも絞られていきます。

2. 場所が見つからない
わたしが場所選びに使ったのは以下のツールです。
Instabase
スペースマーケット
レンタルカフェ.com
・Twitter
・Google検索
詳細はこちらの記事にも書いたので、省略します。

3. お酒をどの程度用意すべきかわからない
お店を探して分かったんですが、ほとんどの貸し店舗で、お酒はママ側の持ち込みです。自分でチョイスして、自分で作らないといけません。それってママ側からは結構ハードル高くて、各ジャンルで銘柄選べるほどお酒に詳しい人ってそんなにいないと思うんですよね。さらに、在庫化したら持って帰らないといけないのも辛いです。必然的に家の近くで店舗を探すことになります。(わたしのお借りしているワロスロード・カフェさんは在庫を倉庫に保管してくださるので助かっています。)
わたしが基本的に用意しているのは以下のラインナップです。
・瓶ビール1銘柄
・ウイスキー1銘柄
・麦焼酎1銘柄
・芋焼酎1銘柄
・梅酒1銘柄
・カシスリキュール1種類
・炭酸水、ソフドリ、氷
その他には、常連のお客様方から差し入れで栗焼酎やウイスキー、ワイン、日本酒などいろいろ頂戴するので、結果的にいろいろな種類が揃っています。とても有難いです。

4. お酒が作れない
スナックは最低限ナッツ等の乾きものがあれば問題ないので、運営する上で料理は必須スキルではありませんが、お酒を作るのは必須スキルです。わたしも最初はハイボールすら怪しかったです。やたら濃い酒を量産しました。
助けてくださったのはお客さんたちでした。「お酒そのくらい!」「ちょっと少ない!」みたいな、お酒作りながらお客さんと交流して、濃さを調整してだんだん慣れていきました。自分で作ってもらっちゃうこともありました笑
バーテンダーさんのYouTubeもとても参考になります。


サポートはスナックの運営費用として大切に使わせていただきますm(_ _)m