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#44 芸術の秋



久しぶりの美術館


美術館という空間は

空間に余白があることで

どんな作品も

ドーンと構えているように

凛としている

だから

毎回圧倒される



ただ

まあ

正直

ビビビっとくるものと

よく分からないものと

色々である



でも

それでいいのかなとも思う


よく分からない

から

まっさらな気持ちで

作品と向き合い

思ったままを心にキャッチする


一人で美術館に来てるのに

ついつい

「うわー!」

「おー!」

「ああー!」

などの言葉が出てしまう


独り言多いなあなんて

ちょっと恥ずかしいのだが

それこそが

素の感想なのだ


初見でみて

グクっと近くまで引き寄せられるもの

声が出てしまうもの

空間に酔いしれるもの



なんせ

じっくりみたところで

これはこうでそうなのか

と言えるほど精通してるわけでもなく

「ふむふむ」

なんて思うのは 

ちょっぴりおこがましい気がしてしまう


だから

すべては「直感」である

見た瞬間

自分の中に

響く何か

響いたら

そのビビビは

いったいなんだろうと

それを

考えるのが楽しいのである


かわいい

不思議

意味わからない

その感情は何だっていい

そう思うと言うことは

作品に触れて

心が動かされたと言うこと

それだけで

十分




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