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私と図解〜人生最大の挫折編③〜


私が図解に取り組んできた歩みについて、
コツコツと綴っていきたいと思います。

今回は「人生最大の挫折編③」です。

図解を活用したテキスト作成をしたいと思った、
原点となる忘れない出来事について、
綴っていきます。


▶︎人生最大の挫折編①はこちら
▶︎人生最大の挫折編②はこちら

銀行の事務部門時代に、
「手形や小切手の流れを図解しよう!」と目標を立て、
図解メモを活用して上司から教わること数ヶ月。


少しずつ、流れが掴めるようになっていきます。

手形や小切手が通過する機関、
各機関での処理内容、
各機関の営業時間に伴う必要日数の計算方法、
そして、資金の流れや銀行内の勘定についてなど、
点と点が少しずつ線になっていきました。

相変わらず仕事は単純作業だけれど、
1日1つずつ、分かることを増やしていくことが
当時の生きがいでした。


そして、転機となる出来事が訪れます。

支店の同期から、こんなお願いがあったんです。

「今度、支店で事務の勉強会をすることになった」
「手形や小切手をテーマにしようと思っている」
「支店から事務部門に送った後の流れがわからないので教えて欲しい」
という1通の社内メール。


心に光が差し込むように、嬉しかったです。


その同期は、新人研修で同じ班だった子でした。
私が漏らした「仕事がなくて本当に辛い」という話を
気に留めてくれていて、
仕事をつくってくれたのです。

当時はまだ新卒2年目。
銀行において、部署をまたぐ連絡は、
おそらく上司の事前承認が必要でした。

多方面に配慮して、
私に依頼してくれたのです。


私は、その時出来る限りのことを、Wordにまとめました。

図解していた内容は、文章化がしやすいことも特徴です。
この時の資料も、基本的には文章で構成して、章立てていきました。
そして、おそらく支店からは見えない部分や、
自分が理解に苦労した点について、
図や表で補足していきました。

Wordで3枚分ほどだったと思います。


同期はとても喜んでくれました。
勉強会も、評判が良かったと、報告してくれました。

キャリアが豊富な行員さんでも、
やはり手形や小切手は未知の部分があったようでした。

「初めて知ることがたくさんあった!」
「支店の人が喜んでくれた!」
「他の支店の人にも共有したい!」

喜びの気持ちを言葉にして、私に伝えてくれました。


この時、私の中で、資料作成への強い思いが生まれました。

「今までにない資料をつくることは、こんなにも価値のあることなんだ。」
「資料にすることは、間接的に多くの人に喜んでもらえるんだ」
「仕事が生まれるってこういうことなんだ」


そこから、現在にも続く、
「仕事で効果のある図解が出来るようになりたい」
「もっと分かりやすい資料がつくれるようになりたい」
「頼んでくれた人が、自信を持って話せるようにつくりたい」
という目標へつながっていきます。


その後、経験を積ませてくれるために、
係りを異動したのち、部署もIT部門に移りました。

待っているだけでは仕事が降ってこなかったあの日々は、
自分で仕事を生み出す力を、私に与えてくれました。


「私と図解〜人生最大の挫折編〜」は、ここで終わりです。

これからも、ご縁のある方へ届くように、
私の図解やテキスト・プレゼン資料作成への想いや、
仕事や人生に関する考え方などを綴っていこうと思います。


良かったら、また読みにきてくださいね。



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