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平和で優しい世の中になるといいな~爺ちゃんから聞いた戦争の話~

こんにちは。ゆっぴーです。

夏になり、8月になると、私は「戦争」について深く考えます。

8月6日、9日、15日が何が起きた日なのか答えられる若い世代が年々、減っているそうです。

当たり前だと私は思っています。教科書でも、このことは簡素化され、そこまで重要視されていないからです。

私は、小学生の頃から、よく夏になると戦争についてのドラマやドキュメンタリーをテレビで見ていました。

歴史で気になるところは、何故か第二次世界大戦の頃でした。

小学生の時に学校で買った本も戦争時に満州に疎開した少女の物語だったり、

広島や長崎の原爆投下について興味があり、いつかは、訪れてみたい場所になりました。

高校生になってからは、沖縄のひめゆり学徒隊や知覧の特攻隊についての本を読み、感想文を書きました。

沖縄のひめゆりの塔には、結婚後、旅行で訪れることができました。

なぜ、こんなにも戦争について語りたくなるのか??

それは、爺ちゃんの戦争の話をよく耳にしていたからです。

爺ちゃんは当時、海軍に所属していて、船に乗っていたときに、狙撃された時の話をよくしていました。

仲間の皆は海へ飛び込み、それでも射撃され、自分もどうなるか、死を覚悟しながら、

「母ちゃん助けてーーー。」と海深く潜って必死に生きようとしたと。

よく、本や解説には「天皇万歳!!」と死んでいったと書いてあるものがありますが、

本当は、ほとんどの人が、

「お母さん助けて死にたくない。」

「母ちゃん。母ちゃん。助けて。」と言っていたと、爺ちゃんから聞いてきました。

経験した世代の方から、語り部という形で次世代へ伝承していっていることは、とても良いことだと思います。

堅苦しい話かもしれませんが、私は、「歴史は繰り返される」というように、歴史を見て行くと、今に通じるものがあると思います。

別の意味での分断が進みすぎて、「正義感」や「自分の中の優しさ」から、0か100になっているのではないかな?と思っています。

皆が明るい未来を見たいことは、同じで、そこで、罵りあったりすることや、批判をし合うのは、悲しいことです。

ただ、私も怒りたくなることもあるし、泣きたくなるときもあるし、それが、生きてることなんだと思います。

私はメンタル面で0か100の傾向があるので、偏りすぎないよう、自分や他者をジャッジしすぎないよう心がけはしていますが、なかなか難しいのも事実です。

戦争で亡くなった人達は、明るい未来を見ていたと思います。そして、今の日本があり、私達は暮らせてると思うんです。

明るい日本を想い、散った命があって、私達は存在しているんだと思います。自分のルーツを辿っていくと、親や先祖の命、生きていることが、受け継がれてきたんだと、「生きている」ことの尊さを感じます。

「爺ちゃん、平和な世の中になるといいな」

「爺ちゃんが遺してくれたものを大切にしていくよ」

終戦記念日の今日、この想いを風化させてはいけない。そう強く想います。


堅苦しい記事になりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



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