ねっこぼっこ

“うちの子”だけじゃない、みんなの子どもをみんなで育てていける地域をめざして。『NPO…

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“うちの子”だけじゃない、みんなの子どもをみんなで育てていける地域をめざして。『NPO法人子育て支えあいネットワーク満』ではそんな想いから、大変な時期の子育てを支えあえる仕組みづくりをしています。この地域で子育てにかかわるすべての人とつながりたい!

マガジン

  • 捨てたい、けど捨てられない―機能不全家族で育って

    「ウチの子 発達障害!?」の連載を終えた緑さんが、彼女自身の家族のことや幼い頃の体験を綴っています。ぜひお読みください。

  • 教えて!「高津区中原区の幼稚園情報」_2024年9月更新★

    在園ママに提供していただいた高津区中原区&近隣の幼稚園情報をまとめています。

  • オンラインチャットのログ

  • オンラインねっこぼっこZoom ログまとめ

    おうちにいながら子育て支援センタースタッフとつながり、歌や手遊び、子育て情報や、参加者同士のおしゃべりタイムを共有できる、「オンライン子育て支援センターねっこぼっこ」。定員10組のため参加できなかった方のために・・。スポット企画で話題になったことのログや、ご紹介したわらべうたや絵本をまとめます。

  • ウチの子発達障害!?

    発達障害の特徴を持つ子どものことや母である自身のことを書いたエッセイです

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「ねっこぼっこ」が生まれるまで

「やっぱり、オンラインサークルなんじゃない?」こんな一言が発せられたのは去年の秋、ちょうど台風19号で被災された方のための衣類を配っていた時でした。満が生まれて20年。当時赤ちゃんだったちびっこは成長し、社会の変化は一層激しくなり、移り変わりの中で、満は少しずつ大きくなっていきました。 満の生まれたきっかけはこちらの記事を読んでみてください! 今では ・地域子育て支援センター事業 ・地域情報の発信 ・ママのお助けコンシェルジュ ・川崎市の産前産後家庭支援ヘルパー派遣事業

    • 捨てたい、けど捨てられない―機能不全家族で育って

      第35回 高校生の頃のことを思い返しても、正直楽しかった思い出は見当たりません。昭和から平成になり、世の中の景気は上り調子、お金に苦労しているような級友は一人も見当たりませんでした。そんな中、わが家だけは金銭的な余裕がなく家庭環境もめちゃくちゃの状態でしたが、それを友人には絶対に悟られたくなかったので、会話には随分と気を遣いました。幸い周囲には自分のことばかりを話す子が多くて都合がよかったのですが、それでも流行りの歌の話などになると、やはり話題についていくことができずに苦労

      • 捨てたい、けど捨てられない―機能不全家族で育って

        第34回 話が前後しますが、高校1年の夏休みに入ってすぐに三者面談がありました。面談の内容は、卒業後の進路をどのように考えているか、ということ。先生に聞かれた私が「働きます」と答えたら、先生は笑いながら「なんやお前、大学へ行かんのか。みんな大学へ遊びに行くんやぞ。そんなに金儲けしたいのか、そうか、わかった。」と言いました。私は特に勉強が好きなわけではなかったし、とにかく働いて自分で自由に使えるお金が欲しいと思っていたので、大学へ行く気はなく、先生の言葉で気持ちが揺らぐことは

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          第33回 高1の夏、まだ少し残っていた夏休みの宿題を抱えて、検査入院することになりました。やはり腎臓が悪いのかなぁと不安でしたが体調は良く、残っている宿題をやりながら病室で過ごしました。そして1週間ほどの間に色々な検査をしてもらった結果、なんと通常は2つあるはずの腎臓が、片側にしかないことがわかりました。1つしかなくても日常生活に支障が出ることはほとんどありませんが、身体に過度に負荷がかかると蛋白尿が出るなどの症状が出るとのことでした。 体育の授業での長距離走やスポーツ系の

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          捨てたい、けど捨てられない―機能不全家族で育って

          第32回 高校入学後に、部活動をやりたい、どうせなら体を動かしたいと思い、バスケットボール部に入部しました。たまたま同じ中学出身の同級生も初心者で入部していたし、大丈夫だろうと軽く考えていました。 しかし1か月ほど経つと、体に異変が現れました。いつも通りの睡眠時間では疲れが取れず、日に日に体が重いと感じるようになりました。その頃に受けた尿検査で引っかかり、再検査も陽性でした。でもまだ深刻には考えていませんでした。6月に入ると更に体が重くなり、朝起きるのも辛くなってきたので、

          捨てたい、けど捨てられない―機能不全家族で育って

          捨てたい、けど捨てられない―機能不全家族で育って

          第31回 中学卒業後、私は無事に公立高校へ進学することになりました。でも入学準備には色々とお金がかかります。中学までは必要のなかった教科書代や、通学のための自転車の購入費用など、お金が必要になることに対して親がいちいち文句を言うので、入学前から高校生活について楽しみだとは全く思えませんでした。 入学後に話す友達がいないのは寂しいけれど、休日に遊びに使えるお金はないので、仲良くなりすぎて誘いを受けたら困ると思い、友達をあまりたくさん作りたくないなぁと入学前から考えていました。

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          第30回 中学3年生の時、進路面談前の志望校調査で、私は一つ上のランクの学校を記入しました。仲の良かった友人と同じ学校に行けたらなぁと思ったからです。しかし面談では「何で今までと志望校を変えてきたんや?お前の成績だと今までに書いていた学校の方がいいかもなぁ…」と先生に言われました。もしも不合格の時、私立高校には行かせてもらえないという事情も抱えていたので「じゃあ、元々の志望校でいい」というと、先生は呆れたような顔をしていました。 志望校は自分の学力に合った学校でも、校則が厳し

          捨てたい、けど捨てられない―機能不全家族で育って

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          第29回 父が自分の気分次第で、私たちに怒鳴ったり当たり散らしたりするのは日常茶飯事でしたが、母がそれに対して父に意見するようなことも全くありませんでした。私たちが怒鳴られて泣いていても知らん顔で、自分には関係ないという感じでした。 一度だけ、私が小学2年か3年生の頃、いつものように父に怒鳴られていた時に母が父に「そんなに怒鳴らんでもいいやん。」と言ったことがありました。すると父は「お前は黙っとれ!」と母に怒りを向けたのです。それ以来、母が怒鳴る父を止めることはなくなったと

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          第28回 私が中学生の時、中3になるまでに何度か進路調査があったと思います。その用紙には、自分の志望校と親の志望校を書く欄がありました。学習塾などへ通っていなかった私は、定期テストの順位から、だいたいこんなものだろうと思う学校を記入していました。 父は「お前の行きたい学校が俺の希望や」と言っていましたが、同時に「公立高校なら俺が学費を出してやる。私立高校に行くんやったら自分の金で行けよな。」とも言われていました。勿論、自分の親が何十万とかかる入学金や年間授業料を支払うことが

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          第27回 怒ると口癖のように「俺の稼いできた金を一切使うな!」と言っていた父ですが、酒を飲み機嫌が良い時には「うちはお金が無くてもいい家族だ」と言い、子どもの私たちに必ず同意を求めてきました。とても同意できる気持ちでなくても、合わせておかないと怒らせることになるので厄介でした。 さらに面倒だったのが、近所に住む父の兄一家と自分の家族を比べて「いい家族だ」と言うことでした。私は「そうかなぁ、あちらの家はお金があって羨ましいけどなぁ」と思っていました。決してそのようなことを口に

          捨てたい、けど捨てられない―機能不全家族で育って

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          第26回 年の離れた下の弟がまだ幼い頃、母が弟も食べられるように子ども用の味付けで料理をつくると、父はいつも不機嫌な顔をしていました。ちょうどその頃発売された子ども用のカレールーで母がカレーを作ると「こんな甘いカレーが食えるか!」と怒るので、父のものは別に作っていました。そうでなくてもおかずが気に入らないと、見ただけで怒って食べず、あとで別のものを食べていました。母はいつでも父のこと最優先で動いてしていて、私たち子どものことは二の次でした。 前に「学校で必要なものもろくに

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          第25回 子どもの頃、私は2歳差の弟と殴り合いの喧嘩ばかりしていました。 殴り合いといっても子どものことだから大したことではないと思われるかもしれませんが、私が5歳の時、3歳だった弟にお菓子の空き缶を頭めがけて叩きつけられ、数針縫う大怪我をしたことがありました。母から聞いた話ですが、弟が1歳の時、振り回していた延長コードが母の口元に当たり、差し歯が取れたこともあったとか。 小学生の時には、足を引っかけられて転んで怪我をしたり、太ももを思い切り噛まれて痣になったり、髪を掴ま

          捨てたい、けど捨てられない―機能不全家族で育って

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          第24回 父は私が小学生の時からずっと、「学校の勉強は学校でしてこい。家では宿題だけやればいい。」と言い続けていました。私もそれに従い、家で宿題以外の勉強をしたことがありませんでした。小学生の間はそれほど苦労しませんでしたが、中学生になってからはそういう訳にもいかず、勉強が分からなくて困ることが多かったです。一番苦手だった数学は、高校生だった従兄に分からないところを教えてもらいに行っていました。 定期テストも最初は全く勉強せずに臨んでいましたが、だんだんと点数が取れなくなっ

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          第23回 中学に進学すると、ますます自分の幼さを痛感させられました。同級生の女子が恋愛話や流行りの歌、ドラマやテレビ番組の話などで盛り上がる中、女子トークというもの自体苦手だった私は話を聞くだけで精いっぱい。家では私が見たいテレビ番組は見せてもらえなかったこともあり、話について行くことさえできませんでした。相手に合わせる努力もしませんでしたが…。 部活動をやりたい気持ちはありましたが、ユニフォームや道具などを買ってもらうことができないので諦めました。学校が終わって帰るとすぐ

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          教えて!「プリンス幼稚園」情報(2023.9月更新)

          在園ママからの情報です。変更点など、リアルタイムでは反映されていないこともありますので、参考程度にご覧ください。 プリンス幼稚園(私立幼稚園・私学助成) 〒223-0064 横浜市港北区下田町3-16-10 TEL:045-561-6414 1.保育日 通常保育日:月・火・木・金曜日 14時降園 短時間保育日:水曜日 12時降園 2.クラス編成 年少 31名 2クラス( 担任2名  補助2名) 年中 41名  2クラス (担任2名  補助1名) 年長 42名  2クラス

          教えて!「プリンス幼稚園」情報(2023.9月更新)

          教えて!「チューリップルーム」情報(2024.9月更新)

          在園ママからの情報です。変更点など、リアルタイムでは反映されていないこともありますので、参考程度にご覧ください。 チューリップルーム 〒216-0006 川崎市宮前区宮前平2-9-23 ヒカリコーポAB TEL:044-865-6766 1.保育日 ◇ 年少・年中・年長 (月・火・水・木・金) ① 9:00~14:00(夏・冬・春休みあり) ② 9:00~16:00(夏・冬・春休みあり) ◇1・2歳(月・火・木) ① 9:30~13:00 ② 9:30~1

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