雨の夏休み、身近な防災を考えてみよう

お盆休みというのに、雨の日が続くようですね。

豪雨の地域もあるようです。お気を付けください。


そんなタイミングで、身近な防災を考える記事をかきます。

すぐにできる防災対策を3つほどご紹介します。

■地域のハザードマップを確認してみてみよう
■防災グッズの確認とアップデート
■キャンプを楽しむイメトレ

私は、気候変動を防ぐことを専門とする研究者です。

一方で、最近、すでに気候は変動し、身近な気象が変わっているのも事実です。

特に、気温上昇の傾向のため、実際に雨の降り方が激甚化しています。

そのような変化に「適応=adaptation」しよう、という研究や活動がさかんです。

気候変動を防ぐにしても、すでに起こってしまっているので、対処する方法を考えるわけです。

とても、現実的な選択肢です。


まずは身近なことから考えてみましょう。


■地域のハザードマップを確認してみてみよう

今は、ハザードマップと呼ばれる地図をネットでダウンロードできます。

地域のハザード=危険を教えてくれる地図です。とても重要な情報が詰まっています。

特に、「水」にかかわる災害は、地形によって被害が大きく異なるので、一度は目にしておいたほうがよいです。

お住いの地域が、浸水、土砂災害などの危険にどの程度、置かれているのか?を客観的に確認してみることは、ただで出来る防災対策です。

思いのほか、危険と隣り合わせな地域もあるので、驚くかもしれません。

それを確認して、事前に対策を考えておく、家族や近しい人と話し合っておくことが大切です。

また、避難場所、近くで高い場所、そしてそこまでの経路を確認しましょう。

実際に歩いてみて、途中でくぼんだ道路や倒れそうな樹木がないかなども確認しておくと安心です。


■防災グッズの確認とアップデート

防災グッズは、実際に避難することを想定して、定期的にアップデートしましょう。

特に、私も含めて子育て世代は、必要なものが頻繁に変わると思います。

例えば、幼少期に必要だった防災道具は、今後も必要かを見極めましょう。

もし、必要なければ、そのスペースにソーラー装置、食べ物を増やすなど、こまめに必要なものを微修正していくことをお勧めします。

また、防災グッズは、日々、進化しています。ホームセンター、家電店など、眺めるだけでも、シミュレーションができます。

バックパック1つで、どれくらい生活できるか、知恵を絞ります。


■キャンプを楽しむイメトレ
(まだ、実際のキャンプ経験はない。。。)

家族でキャンプをするイメトレをしています。

これは、ライフラインがたたれたとき、それなりに暮らしていける力を備えたい、とまじめに考えています。

最終系として、キャンピング・カーで数週間、過ごせることを目標にしています。

最近は、キャンピング・カーのラインナップはすごいです。

太陽光パネルとバッテリーを積んでいるので、大まかにどれくらいのエネルギーで最低限、快適な暮らしができるか、リアリティをもってシミュレーションできます。

まずは、日帰りキャンプ→1泊キャンプ→レンタルのキャンピング・カーでキャンプ、

と、ステップアップして、サバイバル力を高めたられると企んでいます。

もちろん、キャンプを通じて、自然の中で楽しむスキルを身に着けておきたい、娘に伝えたい、という思いもあります。

あまりにキャンプのグッズなどが充実しているので、少しググったところ、「映える」と「デジタルデトックス」の両面から人気とのこと。


気候変動への「適応」といわずとも、時代は正直なのかもしれません。


ではでは、皆さま、よい夏休みを。




「世界を変えるお金の使い方(Think the Earth Project編)」に基づいて100円単位~数万円単位でできること、50項目を実行し、その報告を記事にします。 「毎日使う100円玉にも世界を変える底力があります(P11)」 応援、ありがとうございます!!!!