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グループ会社から見るLFP研修の学びと魅力

こんにちは!スマートキャンプの川上です。

今回はLFP(Leadership Forward Program) についてご紹介します。LFPとは、グループ会社である株式会社マネーフォワードが主催するリーダーシップ育成プログラム。マネーフォワードグループ各社のリーダー層のメンバーが対象で、参加希望のメンバーは申込み、社内審査を経て参加することになります。
実際にLFPに参加したBALES CLOUDカンパニー 営業統括本部 副本部長の瀧下さんへ学んだことやLFPの魅力について伺いました!

瀧下 遥香(たきした はるか)
BALES CLOUDカンパニー 営業統括本部 副本部長
2020年11月にスマートキャンプへ入社。セールスエンゲージメントツールの「BALES CLOUD(ベイルズ クラウド)」の一人目のフィールドセールスとして新規開拓から大手企業向けのインサイドセールス立ち上げアドバイザリーなども担う。現在は営業統括本部 副本部長として、カスタマーサクセス部署の立ち上げやアカウントセールス部の部長を兼務し、事業成長を牽引。

LFPに参加しようと思ったきっかけは何ですか?

2つあります。
1つ目は、LFPのコンテンツ自体に興味を持ったこと、2つ目は、同じグループで活躍されているリーダー陣と垣根を超えたつながりが持てそうだと感じたことです。

応募した当時、事業計画や組織について考えることが多く、そもそもリーダーシップとは何だろう?と考えていたタイミングでした。プライム上場を果たし業績を上げ続けているマネーフォワードが実践するリーダーシップ育成の取り組みを吸収し、自身の業務に活かしていきたいと考えていました。

また日ごろ全く別の事業領域、事業フェーズで自分とは異なる業務をされているリーダー陣の考えに触れることで、様々な視点を養い、そうした方々とのつながりも得られそうだと考え参加しました。
体系的にリーダーシップを学ぶ機会はなかなか得られないため、そうした機会が得られることに魅力を感じたことも大きかったです。

研修で学びたかったことは何ですか?

リーダーシップとは何かというテーマに加え、事業状況の簡潔な伝え方、勝率の高い戦略の立て方、組織づくりの考え方についてです。

事業計画や組織づくりに関してスマートキャンプの経営陣とディスカッションをする機会が増えていたため、それらの本質的な考え方や特に各ステークホルダーとのコミュニケーションを円滑にしていく方法について学びたいと考えていました。

LFPの内容を教えてください

①事業計画づくり
②組織づくり
③リーダー同士でのグループコーチング

合宿/リーダーシップとはなにか
一泊二日の合宿で体験学習やセッションを行いながら、リーダーシップについて考える時間でした。仕事を離れ自分自身とみっちり向き合う、なかなかハードな体験でした。様々なアクティビティを通じて日々凝り固まっている頭をクリアにし、固定概念を払拭する練習も行われました。
 
① 事業計画づくり
三人一組のチームを作り、マネーフォワード 代表の辻さん/CFOの金坂さんそれぞれに事業計画をプレゼンするというプログラムです。中長期的な事業計画を作成するのは初めてで、成し遂げたい姿から逆算すること、実現可能性をいかに高められるかを検討することが重要でした。
 
② 組織づくり
マネーフォワードビジネスカンパニーCOOの竹田さんが講師となり、組織づくりについてディスカッションするプログラムです。チームビルディングに求められるリーダーシップや竹田さんご自身の失敗経験など赤裸々にお話いただき、中でも「従業員数による組織フェーズの変化」が特に学びになりました。

③リーダー同士でのグループコーチング
コーチングを三人一組で定期的に実施するプログラムです。それぞれのありたい姿から逆算し、1年後、半年後、3ヶ月後にはどうなっているべきかの目標を設定しました。目標に基づいて障壁になる課題と次に取るべきアクションを決め、次回のミーティングまでの1~2週間でアクションを実施し、お互いにフィードバックし合うというプロセスを取りました。

LFPの魅力は何ですか?

<辻さんから学んだこと>
「リーダーシップに必要な要素」を体系的に共有してくださり、辻さんが実践されているリーダーシップを参加者と対話形式でお話してくださいました。「事業計画はリーダーによって登り方が違って良い」「組織戦略なき事業計画書は絵に描いた餅」などLFPに参加したからこそ刺さる内容ばかりでした。辻さんと会話をする度に、ポジティブな気持ちになることばかりなので、リスペクトしています。

セッションを通じて私は各個人が自分らしく働けることを尊重し、さらにユーザーからも会社からも評価される機会をつくることで自分らしいリーダーシップを発揮していきたい、という考えに至りました。
 
<金坂さんから学んだこと>
事業計画プログラムで様々なフィードバックをしていただきました。スマートキャンプの事業ドメインはマネーフォワードの事業ドメインのど真ん中ではないのに、金坂さんからのフィードバックが的確で驚きとリスペクトが生まれました。また主力の事業ドメインにも関わらず私自身の思考が至らなかった点があり、悔しい気持ちが芽生え非常に刺激になりました。
 
また、作成した事業戦略を10分で説明するという制約があるプレゼンで、明確かつ分かりやすく伝えるスキルが鍛えられました。初回プレゼンでのフィードバックを受けて、自分自身の事業計画への解像度が高まり、最終プレゼンでは簡潔に要点を絞って発表することが大切だと学びました。
 
<竹田さんから学んだこと>
組織づくりの失敗談も踏まえて様々なお話をしていただきました。特に印象に残っているのが従業員数の拡大につれて個の力ではなく、チームが強くなければ勝てないというお話です。
 
野球に例えた話が秀逸で、3割打てる強打者が一人いたとしてもチームが負けることはあるし、強打者がアメリカに挑戦して抜けたとしてもチームの力でリーグ優勝することもある。この話を聞いて、一定規模の組織になったらチームで勝っていくことを最優先し、管理職はプレイヤーを続けたいと思ったとしても一歩引いて、監督の役割に徹しなければ持続可能な組織にはなれないと感じ、非常に学びになりました。

参加してみての変化があれば教えてください。

リーダーシップに対して、固定概念を捨てることができました!
 
今までリーダーシップに関する文献を数多く読んでも、自分の理想的なリーダー像にはなかなか出会えませんでした。世界のトップを走る経営者の事例は参考になるものの、組織や時代の違いから理想のロールモデルを見つけるのは難しいと感じていました。ですが、LFPに参加したことで、自分自身が本来持っているリーダーシップのスタイルを育てることができると気づき、これは私にとって大きな変化でした。
 
また、LFPを通じてまだまだ自己成長ができると感じました。ポジティブな体験で、何よりも楽しかったです。同じミッションや役割を担っているリーダーとのつながりができたことも今後の財産になりました。
まだリーダーとしては入り口に立ったばかりなので、自分らしいリーダーシップを磨き込んでいきたいです。

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