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リスキリングの道⑦~M2後期~

無計画で始めたのですが(更新頻度バラバラ、締め切りになると追い上げ)、ラッキー7の7回目で締め括ることになりそうです。

M2後期、泣いても笑っても最終学期。
この楽しい生活が終わったら、どうなってしまうのだろう、という不安も押し寄せる中、
後期も授業を履修して、目の前の楽しみに勤しんでいました。

授業はというと、
・火曜日→財務戦略論※前半のみ
・水曜日→ファイナンシャルプランニング
・木曜日→サステナブル経営と資本市場
・土曜日→ビジネスイノベーション※たまに聴講

6単位(笑)修士論文やりながらだと多くない?との突っ込みはありましたが、まぁ、なんとかなるだろ!と根拠のないポジティブさで登録してしまいました。
結果として、どれも受けて大正解✨楽しかったぁ!

◼️財務戦略論
落ちこぼれかけていたのは間違いなく、でも、生まれて初めて楽しいと思えました。

ファイナンスは苦手意識の塊で、
でも避けられないのは分かっていて、
そんな中だったので、実際に起きたケース分析を考えたり、ケースを踏まえて未来を予測したり、会社の見方が変わりました。
新聞の財務欄はごめんなさいと思いながらスキップすることが多かったけど、あ、この会社!などとアンテナが立つようになりました。
まだまだ全然だけど、楽しい!と思わせていただいたことに感謝です。
が、しかし、期末レポートの筆が進まなくて泣きそうになった12月。締め切り数分前にお詫びも付記して提出。が、しかし、単位落とすことなく、この救いを活かしなさいとのメッセージと受け取りました。

◼️ファイナンシャルプランニング
去年履修した同期が勧めてくれて履修することに。先生のお人柄が本当に素敵で、毎回本当に楽しみでした。
実務の最前線でのご経験は、臨場感溢れていて、様々な決断をされてきたのが伝わってきました。ミッション、ビジョン、バリューを大切にしている会社でのご経験が長かったからこそ、意思決定の拠り所であったり、仕事の進め方の要として機能していたり、理想の世界を見ているようでした。こういう企業がグローバル企業なのだから、日本企業は今のままだと勝ち目がないなと思ってしまいました。

◼️サステナブル経営と資本市場Ⅱ
Ⅰは勘違いから受講しましたが😅、
Ⅱはさらに知りたいと思い履修することに(笑)
SPEEDA、Bloombergに触れられました!
※使いこなすとはとても言えない
サステナブル経営をしている最先端の企業の話を聞けました!
パーパス経営もまたされているので、
経営理念の大切さを再認識。理念浸透のための試みも聞けましたー!
まだまだ勉強が足りず、レポートや課題は、自分で書きながらもいまいちだなぁと思ってましたが、毎回あっという間の90分でした。

修士論文は、と言いますとー
予備調査と同じくらいのスピード感で、
本調査のデータが集まらない(焦)
※本調査の開始が遅れたのもある。9月に迷走していた私~

本調査後は、データ分析に勤しむ。
データ分析は好きです。
早起きもなんのその!
が、しかし、さすがに予備調査と本調査とで、
尺度の因子分析の結果が違ったときは焦りました。ど、どうしよう。でも、これが現実。
目の前にあるデータを大事にしようと心入れ替える。
そして、既存の尺度は見事に想定通りの美しい結果になって、精緻化された尺度の偉大さに気づいたのでした。
仮説の検証のための分析もできた~!と思った矢先に、名義尺度をダミー変数にしていない、やり直し~!となり。そして、変数の処理(当てはまらないとか、勤め先ではやってないとか)に悪戦苦闘し、ここに一番時間がかかったような気がします。ホントに計画錯誤でしたねー(苦笑)

データ分析が終わって、
いざ書くぞ!となりましたが、
筆が著しく進まない。まさに牛歩の歩み。

理想では、データを回収している間に、
先行研究レビューは終えておくはずが、そんなに甘くなかった、、、

12月中に書き終えるという目標は、もろくも崩れました。

先輩方から元旦以外は執筆していたと伺っていましたが、私もその状態に。
そして、あの本ー!と思うも、年末年始は図書館閉まってたので、Amazonでポチる。このタイミングで、、、とほほ。

正月休み明けはコアタイムしか働かない、年次有給休暇を使用すると、臨戦モード(笑)
三連休ありがたや。

こんな状態の私にお付き合いしてくださった先生(涙)ありがとうございます。。。そして、すみません😢⤵️⤵️

そんなこんなで、状況いかがですか?と何度も先生にご心配をおかけしつつも、なんとか提出できました。

これで終わりではありません。
そう、口頭試問!
中間審査の時と同じ感じかなぁーと思っていた私が甘かった。。。

ゼミでの練習会に合わせてパワポ資料を作成!
練習したら予定時間内に説明できた!
よしよし!と思っていたんです。

口頭試問当日。
自分でも緊張しているのが分かりました。
スライドを進める手が勝手に動くし、
声は若干震えてるし。
説明時間は10分少しオーバーしてしまったし、
質疑応答は、、、声を振り絞ったといいますか。

頭をガツーンと殴られる→研究に対する愛を注がれる→励まされる

予定時間過ぎてしまって終わりになりましたが、
終わった瞬間、茫然自失。
しばらく動けず。

いや、これはまずい!と、
自分用の記録に録音していた音声を恐る恐る聞く。
そして、できることをしよう!と気を取り直し、テープ起こしをすると、ようやく冷静になれました。
先生方のご指摘が(当たり前ですが)ごもっとも過ぎて、、、

以下心の呟き😅

ネクストチャンつスはないんだけど(たぶん)、このままだと終われない感じが残ってしまった口頭試問。。。振り返ろうっと。そして、できることを考えよう。わかったことは、こう頭をガツンと殴られたような(笑)感覚は、嫌いじゃない。むしろ活力になる。

最近忘れてた、私の負けず嫌い、久しぶりにお目見え。誰かに負けたくないは感じたことないけど、自分に負けるのは嫌(笑)そこまでやる?って、あんまり人に理解されないけど、そういうものですよね。

口頭試問でいただいたコメントのメモ起こし終了。そのときは緊張もあり、瞬発力での対応になってしまったけれど、メモを見ながら、事後突っ込みもしてみたり。何よりも、先生方の温かさが胸に染み入ります。先生方の足元にも及ばないけど、私も人間力を備え持ったプロになりたいな✨

データ結果を素直に受け止める、これなかなか難しい。。。普段は比較的ポジティブな私なんだけどなぁ。すごいでしょ!っていうのがあまり得意ではないんだけど、今はそういうことをする時なんですよね。自分は海外にいると思うとよいのかしら。。。

口頭試問の書き起こしを何度も読み返して頭で理解はしたつもりだけど、それを文章にしようとすると道に迷う。もう一回交通整理をしよう(何度目!?)

先生にお力添えいただき、
上記の心の呟きを、アウトプットという目に見えるカタチにできました。
ありがたき幸せ🍀

本気で物事に向き合うと、
その時には自分との対峙がつきもの。
修士論文執筆は、まさにその最たるものだと実感しました。

その反動が、ロス、という形で訪れ、

https://note.com/smapmika/n/n39e0148ea8ba

整理はしてみたものの、その後も結構ぐらぐらしてました。。。

でも、修了式、ゼミの懇親会、学位記授与式に参加し、
先生方にようやくお目にかかれて、
同期と修了の喜びを分かち合えて、
本当の意味での一区切り感を覚えられた気がしています。

【ゼミの懇親会】憧れの先生、ゼミの仲間にお目にかかれました。アイドルを近くで見たときと似た感覚を覚え(笑)大興奮!帰宅後もなかなか興奮覚めやまず。季節は確実に移ろうけれど、置かれた場所で咲けるよう、日々を楽しもう🎵タンポポの綿毛のように外の世界へのお出掛けも楽しみつつ。コロナじゃなかったらーって思わないと言ったら嘘になるけど、恩恵もあったことを忘れずに‼️二年前の私には、進学してよかったよって!胸を張って伝えたいな。

【学位記授与式】「経営理念の浸透」この本に出会わなければ、tmuに進学することはなかったでしょう。私の運命を変えた本。漠然と学び直ししたいなぁとは思っていたけれど、大学院に進むとなると“これ!”がないと難しいのも分かっていたので、この本に出会ったときに、スイッチが入ったことが思い出されます。

高尾先生のサイン入りの本は家宝です✨Craft your job!!

その時々のことを記録しておくと、振り返りができる。変化が分かりますね(笑)


コロナという見えないものとの戦いの中で、当初想定していたのとは異なり、オンライン授業になりましたが、修士論文含めて62単位修めることができました!
そして、想像以上の楽しい日々を過ごすことができました(最終日にリアルの力もまた感じました)。

ありがとうございました!

重みをしみじみと感じます


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