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経営理念の大切さ

修士論文の分析(前半戦※後半戦もやるぞー)がひと段落。

アタマの中でいろいろな考えが行ったり来たりしています←アウトプットしましょう!

たぶん進捗で言うとなかなかピンチな状況ではあると思うのですが、MBA最終学期ということで授業も楽しんでいます(いいのか、という突っ込みもありますが・・・)

本当に苦手意識のカタマリと言っても過言ではない、アカウンティングやファイナンス。入学以来いくつか授業を履修したけど、ついていくのが精いっぱいで、楽しいというレベルにはとても到達できておりませんでした・・・。

今学期は、意を決して、財務戦略論を履修!知識なさすぎる私は、とてもついていけてはいませんが、面白い!と感じられているのは、大きな収穫です。数字を数字だけで見てしまうと、なんだか味気なく見えてしまうけれど、財務戦略論の授業は、数字にストーリーが感じられて、興味がそそられる。今日のグループワークも、質問まではできなかったけど、自分が参加したグループワークでは、調べる過程で該当企業について見えてくるものがあって、とても面白かった。

再来週は最後の授業になるのですが、

・コーポレートガバナンスコード

・事業再編実務指針

を事前に読んでくることになったので目を通してみました。

そこに書かれていたのが「経営理念」☆彡

★コーポレートガバナンスコード

【原則2-1.中長期的な企業価値向上の基礎となる経営理念の策定】
上場会社は、自らが担う社会的な責任についての考え方を踏まえ、様々なステー
クホルダーへの価値創造に配慮した経営を行いつつ中長期的な企業価値向上を図る
べきであり、こうした活動の基礎となる経営理念を策定すべきである。

★事業再編実務指針

事業ポートフォリオマネジメントの基本は、以下のとおり、①企業理念・価値基準に基づき、②ビジネスモデルとして複数の事業を営む戦略の妥当性を明確化し、経営戦略を策定した上で、③事業ポートフォリオを定期的に見直す仕組みを構築し、これを適切に運用することである。
① 企業理念(Purpose)・価値基準:
  まずは、自社の企業理念や価値基準として、どのような事業を通じて価値
創造や社会貢献を目指すのか、という考え方(コンセプト)(サステナビ
リティ(ESG 要素 52を含む中長期的な持続可能性)53,54,55の観点を含む。)を明確化し、事業部門の現場も含め、共有・浸透を図る

9月に、経営理念の英語の論文を読んでいるときに、業績をはじめとした企業価値向上に関して言及されているものにも目を通しました。結果変数が業績!?と若干驚きました(2000年前後の論文なのに!)

日本では、昨今、パーパスブーム!?のような状況になっているように映りますが、その遥か前から、欧米は企業価値向上に対する意識が高く、その軸にmission statementやPurposeがあったのですね・・・。日本はガバナンスや企業価値向上のルール整備がまだまだ遅れているらしい。

経営理念の浸透は、日本がグローバル社会で生き残っていく上でも、今後さらなる重要性が増すのではないか!?

まずは修士論文の結果と真摯に対峙することが私のできることだけれども、その先に見える世界がワクワクするので、楽しみながらアウトプットしていきます!

ファクトベースで語れる人事に向けてのトレーニングだー!!

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