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シャボン玉には空気がつまっているだけじゃなかった話

 In the soap bubble's Fantasy


 今日、シャボン玉遊びをしている子どもたちを見かけました。

 子どもたちは楽しそうに、誰が一番大きなシャボン玉を作れるか競っているようでした…


 大きくふくらんだシャボン玉は、ストローを離れる前に割れてしまうことが多く、たとえ、上手に離陸しても、すぐに割れてしまうようです。


「もっと小さなしゃぼん玉を作った方が割れにくいよ」…と、私は、心の中で子どもたちにアドバイスを送っていたのですが


 すぐに割れてしまっても

 何度も、何度も

 繰り返し、大きなシャボン玉を作ろうとしている子どもたちの姿を見ていて、割れにくいように、小さなシャボン玉でいいじゃないか…と、思っていた自分が恥ずかしくなりました。

 


 ......やっぱり、大きなシャボン玉を作るのが楽しいんですよね



 大人になって

 失敗しないことばかりを考えるようになって、

 いつの間にか、大きなシャボン玉をふくらまそうとすること自体の楽しさや喜びを、私は忘れていたのかも知れません…


 シャボン玉の風景に出会って、思いがけず、自分を見つめる機会になったりしたのです。


 今年は短い夏休みですが、子どもたちにとって良い夏休みになりますように!です。



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 シャボン玉といえば、アーティスト大巻伸嗣さんの「Memorial Rebirth」の光景も忘れられませんね。