”小さな整体サロン経営”をし続ける中で最近感じること”3選”
こんにちは。
小さな整体サロン経営専門!売上アップアドバイザーの高橋です。
埼玉県久喜市鷲宮でスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」というお店を経営しています。
今日のテーマは「”小さな整体サロン経営”をし続ける中で最近感じること”3選”」です。
※本noteは毎週金曜日発行となります
感染症騒動が終息してから数か月が経ちましたが、今になって夏風邪が流行しているようですね。
この3年間で獲得するべき免疫を獲得してこなかった代償が今出てきているとの見方もあるようですが、単純に正常な状態に戻ったということだと思います。
夏風邪はしつこいですので、免疫力を強化しながらうまく乗り切っていきましょう。
さて、そんな今回は「最近感じること~3選~」について記していきます。
・「値上げラッシュ」止まらず、、
最近はどこもかしこも「値上げラッシュ」ですね。
感染症騒動の影響で強制的にスモール化を強いられた事業は、
「規模を小さくする」=「売り上げの上限が下がる」
ことを意味しますので、「売り上げの上限が下がる」にも関わらず「固定費や人件費はそのまま」となると、利益は悪化するのみで経営が厳しくなることが予想されました。
「売り上げ」の大まかな公式は、
「お客様の数(実質)」×「ご利用頻度」×「単価」
で決まりますので「規模を小さくする」となると、この中で変えることができるのは「単価」のみです。
なので「強制的なスモール化による値上げ」は起こるかもしれないと数年前から予測はしていたものの、ここに光熱費の高騰というとどめが刺されたことによって「値上げラッシュ」が確定したようですね。
さらに言うと、感染症騒動の際におこした借り入れの返済が始まるタイミングでもありますので、値上げせざるを得ないという状況なのかもしれません。
過去の話になりますが、2016年にTDRとUSJの2大テーマパークの入場者数において明暗を分けたニュースがありました。
その際に、、
「TDRの度重なる値上げに対して価値の向上が追い付いていない」
ということが指摘されていましたね。
これは以下の公式に当てはめるとわかりやすいと思います。
①価値が上がる × 値上げ = 入場者数が横ばいor増える → 売上が増える
②価値が変わらない × 値上げ = 入場者数が減る → 売上が減る
③価値が下がる × 値上げ =入場者数が大幅に減る → 売上が大幅に減る
①が理想の値上げの公式ですが、当時のTDRの場合②が当てはまってしまっていたということですね。
値上げに対して、消費者がそこまで価値が上がっているとは感じておらず、結果として入場者数減となっていたのですが、これを受けてTDRは2020年までに2500億円規模の投資を行い、パークの価値をグイグイ上げていきました。
結果①の状態に持っていくことで2022年には売上を大幅に伸ばしていったわけですね。
この事例からわかるのは「価値が変わらない値上げは売り上げが下がる」ということです。
ここからさらに厳しくなる事業が増えていくかもしれませんので、今後も値上げラッシュの動向はチェックしておきたいですね。
・「起業のチャンス!」or「様子見の時期?」
今の時代はさまざまな価値観があり、情報が溢れているため、昔より行動しやすいと言われています。
ましてや、恵まれた日本という国に生まれた時点で行動のハードルは低いと思います。
過去にも何度か記してきましたが「0.8%理論」で考えるとわかりやすいですね。
「0.8%理論」とは、、
自分から学びを始める方は全体の20%、
その中から自分の考えを持つ方は20%、
その中から実際に行動に移す方は20%、
全体を100名だとすると、、
20名 → 4名 → 0.8名
この0.8%という数字が、成功する人の確率と相関するという理論のことです。
なので、、
→自ら学び
→そこから自分の考えを持ち
→行動につなげる(経験)
ことが大事ということなのですが、ここまでできる人は多くありません。
これは逆に考えると「チャンス」だと捉えています。
数年前の新聞記事で、、
「起業希望者、15年間で84万人に半減」
という記事がありました。
同記事によると、起業率が低い理由として以下の3つをあげていました。
・「起業した場合に生活が不安定になることに不安を感じる」
・「個人保証の問題など起業に失敗した際のセーフティーネットが整備されていない」
・「起業に要する金銭的コストが高い」
これを見て、皆さんはどう思うでしょうか?
私は真っ先に、、
「チャーンス!」
と思いました。。笑
単純ですが、15年前よりもライバルが半分しかいないわけですから、「チャンス」以外の何ものでもありません。
だからと言って闇雲に起業しましょうと言っているわけではありません。
起業するにはそれなりの戦略(ビジネスモデル)と情熱が必要だからです。
闇雲に起業すべきではない理由として、、
・情熱ありきでないと続かない
・ビジネスモデル(設計図)ありきでないと続けられない
の二つがあると思っています。
基本的に続けられなければビジネスは成功しませんので、どうやって続けていくかが重要になってきます。
そのための「情熱」と「ビジネスモデル」ということですね。
「情熱」がなければ気持ち的に続けられなくなると思います。
基本的に人間は嫌なことは続けられない性質を持っています。
情熱をもってやれることでなければ途中で飽きます。
飽きた段階で続けることがストレスになりますから、途中で嫌になります。
なので、当然続かなくなるということですね。
「ビジネスモデル」がなければ、ビジネスとして成り立たなくなる可能性が高まります。
「ビジネスモデル」はいわゆる「設計図」です。
「設計図なし」で家を建てるのと「設計図あり」で家を建てるのでは、どちらがちゃんとした家が建つかを考えるとわかりやすいかと思います。
ビジネスとして成り立たなければ続けたくても続けられなくなるので、やはり「ビジネスモデル」も重要ということですね。
「情熱」+「ビジネスモデル」があれば「起業のチャンス!」と言えると思います。
・「自分の人生を生きる」とは何か!?
実際に「自分の人生」を全うしている人は少ないと思います。
「自分の人生」とは、、
・主導権が自分にある
・選択基準が自分にある
というように「自分」にフォーカスした人生ということです。
これは決して「自分勝手」ではありません。
自分が選択しているかどうかが大事ということです。
日本は世界の幸福度ランキングで58位だそうです。
いろんな見方がありますが、その理由としては、、
「経済的には豊かだが自由度が低い」
からだそうです。
経済的には豊かなのですから自由でないとおかしいはずです。
そうではないのは、、
「他人の人生を生きている人」
が多いからかもしれませんね。
「他人の人生」を生きているとはどういうことか、
「自分の人生」を生きるとはどういうことか、
これを考え抜くことが重要だと感じています。
これを考える上で参考になったのが、オーストラリア人の看護師、ボニー・ウェアによる著書
「Your Year for Change」
です。
本書の中で記されている「亡くなる前に後悔することベスト5」が以下です。
1 他人がどう思うかでなく、自分自身のために生きる勇気がほしかった
2 もっと家庭を省みるべきだった
3 自分の気持ちをはっきり伝える勇気がほしかった
4 もっと友達とふれあっておけばよかった
5 自分自身をもっと幸せにしてあげたかった
これは著者が看護師として働く中で、亡くなる間際の患者さんから聞いた話をまとめたものだそうです。
1位の「自分自身のために生きる勇気が欲しかった」は言い換えると、、
「自分の人生を生きる勇気が欲しかった」
になるのかなと。。
「自分の人生」を考える上での参考になっていれば幸いです。
・まとめ
今回は「”小さな整体サロン経営”をし続ける中で最近感じること”3選”」について記しました。
「値上げラッシュ」「起業はチャンス!」「自分の人生」
などなどの内容でした。
これは、今の時期が荒波が終わって一段落した状態で少し冷静に物事を俯瞰して見れるようになったことを表しているように感じます。
これで終わりではありませんので、ここからが勝負です。
新たな価値提供に向けてギアを切り替えていきたいと思います(^^)
今回の内容が何かの参考になっていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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