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12歳からの親友とバンコクの屋台で再会した話。

私は23歳の時、卒業旅行で大好きになってしまったバンコクへとお引越しをし、ホテルのフロントで働きながら2年半住みました。

このバンコク行きの夢を叶えるために、切っても切り離せないほど私の夢を支え続けてくれた12歳からの親友がいました。

彼女は小学校6年生の時に、マレーシアから私の小学校に引っ越してきました。

クラスは違いましたが、同じ塾の同じクラスになってすぐに意気投合しました。

中学生の時は同じバレー部。

私はとても小さくて144cm程でしたが、彼女は中学2年生の頃には既に174cmもありました。

なんと30cm差でいつも隣を歩いていたので、学校では有名な2人組でした。

部活からの帰り道は毎日一緒なのにも関わらず、まだそんなに話すことがあるの?!と思うほど、別れ道の所で毎日2時間はお喋りをしていました。

それからまたすぐに塾で集合。

塾からの帰り道まーーーーーだ話すことあるの(笑)って呆れてしまうくらいに、また別れ道の所でみっちりお喋りをしてから帰るのが14歳の私達の日常でした。

高校も同じところに行く約束をして、結局彼女はバレーの推薦で別の高校に行く事になりましたが、2人とも夢が同じエアライン関係だったので、高校卒業後同じエアラインの専門学校に行きました。

ここまで読んで分かると思うのですが、学生時代もう本当に呆れる程彼女と一緒にいました。

彼女は外資のCAになるという夢を無事に叶えて、私も小学生からの夢だった羽田空港で働くという夢を叶えました。

私のこの夢が叶ったのも彼女の存在が近くにあったお陰でした。

私が少しでも就活を怠けていれば、いつも喝を入れてくれました。

何より彼女は私が今まで出会ってきた人間の中で1番努力をしている人間だったので、夜遅くまでのバイトや勉強に疲れ果て、学校に行く朝の電車で毎日死にそうになりながら寝いてる彼女を見て、自分も頑張らないわけにはいかない状況が自然とそこにありました。

私が突然「バンコクに住みたい!」と言い出して新卒で働いていた羽田空港での仕事を辞める時も、「いいじゃん」と簡単に背中を押してくれました。

そして彼女は私に「具体的にどうやって就活を進めるの?」とか、「その夢のために今はこれをすべきなんじゃない?」と私に問いただしてくれました。

彼女はいつも私のことを本気で考えてくれて、私のお母さん以上にお母さんみたいな存在です。

また彼女は外資の就活を経験していたので、英語でのレジュメの書き方を教えてくれたり、これなら楽しく簡単に読んで勉強できるかもよってスヌーピーの漫画から学べる英語の本を買ってプレゼントまでしてくれました。

私が無事にバンコクのホテルに合格した時は、家族よりも先にこの宇宙で1番初めに彼女に報告をしました。

当時彼女は仕事でドバイに住んでいたのですが、すぐにドバイから祝福のお手紙とプレゼントが届きました。

ほんとに私は彼女に甘やかされていますね🥺

そして彼女が働く航空会社は飛びたい国をリクエストできるみたいで、私がバンコクに住み出してからは毎月毎月、バンコクに飛んできてくれました。

私がどこに住もうと彼女は職権を乱用し会いにきてくれたので、これでついに2人は絶対に離れる事が無いんだと確信しました。

ちょっとゾッとしました♡笑

夢のバンコクに住み始めて1ヶ月後、ついに彼女とバンコクで再会しました。(ここから書くつもりでしたが、彼女との事を思い出したら指がここまで動いてしまいました。)

これ正真正銘の同い年です。

何回親子に間違えられた事か、、、。笑

大好きなバンコクで大好きな彼女との再会。

あの瞬間は、それ以上の幸せを知りませんでした。

彼女が泊まるホテルの近くに最高な屋台ストリートがあり、私の2年半のバンコク生活の間2人でそこに通い詰めました。

ちなみに場所は、スラサック駅から徒歩5分ほどです。

バンコク旅行で本当に美味しいタイ料理と、バンコクの屋台の雰囲気を楽しみたい方にはおすすめの場所です。

私も彼女もなかなかの量を食べる人なので、女子2人とは思えない量をいつも簡単にペロリしていました。

もし誰かのお腹を空かせてしまっていたら、大変申し訳ございません。

東京の素敵なレストランで、一生お腹の満たされない小さくオシャレなものを、彼女とつついたのも素敵な思い出です。

だけど私達2人はバンコクの道端にただ並べてある、ベタベタしたテーブルとイスで、女子2人とは思えない量のタイご飯を、ダラダラ汗をかきながらド甘いタイティー片手にくだらない話をしながら食べるのが、この上ない幸せでした。
(あの写真で1人1000円くらいです。)

私がどんな夢を語ろうと心から応援してくれて、私に嬉しいことがある時は自分のことのように喜んでくれて、私がどんな場所に住もうと絶対に会いに来てくれる、いつも心の支えになってくれる彼女に自分の人生で出会えた私は本当に幸せ者だと思います。

2年半のバンコク生活の間たくんさん彼女と遊び、数え切れないほどの思い出がまたバンコクの地で、できました。

何だか2人にとって、第2の地元ができたような気がします。

学生時代を共に過ごした地元での思い出と同じくらい、彼女とのバンコクでの思い出も私にとって永遠に色褪せることのない、大切で大好きな思い出です。

またコロナが落ち着いたら、彼女とバンコクに遊びに行きたいです。

そしていつもの屋台でお腹いっぱいになるまでご飯を食べて、行きつけのマッサージ屋に行って、帰りコンビニに寄ってお菓子を買って、寝落ちするまでホテルのベットでくだらないことを語りあいたいな。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

それではサワディーカー。

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