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浮かんだ言葉を綴ってみたら、膨らんだ。(Rewrite;童話)writing、Remix空想 by;かぬれ


🐇🌿



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云いたいんだ。
云いたい、叫びたい!!
この穴に叫びたい。



□△×※、!!
□△×※〜〜〜!!!



云いたい。
言いたい、叫びたい。
秘密なんだけどね、
云いたいの。



叫びた~~~~~い!!!







★∻∹⋰⋰   ☆∻∹⋰⋰   ★∻∹⋰⋰   ☆∻∹⋰⋰   

あの子は、こんなに可愛い。
私は、これが好き。
アイツは裏でこんな事をしてる、
そんな事許される?







⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ 

君のことが好きだって言うくせに、なぜいつも急にいなくなるのかって?
君を幸せにしたいのに、なぜいつも約束に遅れるのかって?







なぜいつも、落ち着きがないのかって??
僕は君のことが、大好きだし、ずっと一緒に居たいんだよ。
ねえ、でも僕はさ・・







君の寝ている真夜中に、君が淋しく一人で過ごしている時、飛び回って、傷だらけで、ずっと、君たちを見守ってたんだよ。
ぼくは、本当はスーパーマンなのさ。







*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

あそこの空き地にねこがいるんだけど、なんか懐かれちゃってね。
ぼくって、動物と子供には好かれるタイプみたい。







隣の席の女の子は、めちゃくちゃうっかりもの。
教科書や消しゴムを忘れるなんて、当たり前。
一度なんか、カバンにお弁当だけ、、
だからって、なんて事ないさ。







✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――

駅で小さな落書きをしたの。
めちゃくちゃな、バカみたいな落書きを、、
まだ、残ってるのかな。







★∻∹⋰⋰   ☆∻∹⋰⋰   ★∻∹⋰⋰   ☆∻∹⋰⋰   



今日流れ星を見たよ。
月はスーパームーンで🌕車の窓から見えた景色がめちゃくちゃ綺麗なの、、







🏰
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What do you want to say?
 ~何が言いたいの?~
(どこからか、囁き声が聞こえる。)







云いたい、叫びたいの、この穴に。
叫びたいのはね、
だって、王様の耳はね?
ロバの耳だったから・・・
びっくりして、云いたくて、云いたくて。
苦しくなってきちゃったんだ。
皆に、云いたくて!!!
叫びたい!!







云いたい、云いたい。
叫びたい!!!
おどろき!おどろき!!
おどろき!!!



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王様の耳は〜!!!
ロ〜〜バ〜の〜み〜〜み〜〜〜〜!!!
あ〜〜〜〜、、、







云いたい秘密を口止めされたのは、王様だったから、秘密が知れたら、、
ぼくの命の保証はないんだけどね。🏹





******´_ゝ`*****´_ゝ`*****´_ゝ`*****


どうしようもない胸のざわめきを
閉じ込められなくなって、、
その穴の底に、
秘密を叫んでそこだけにぼくの胸の内を沈めたんだ。





✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ 

だけど、秘密って自由じゃないの。
だって知ってるんだもの、ふわっと茶色の細い毛がふさふさしてね?




紅茶をゆっくりと、ゆっくりと嗜み
それから王様は、いつも被ってるお気に入りの帽子を私の前で取ったんだ。
帽子を取るまでには、だいぶ過ぎてから






🎩⭐︎







☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆



ピヨンっとピンク色の内側の耳が立ち上がったんだ。



綺麗な耳なんだ!!
びっくりしてね。
だってね帽子の中に耳があるなんて、思わなかったんだのだから、、







ぼくの中の、こんなに揺れた感情を無かったことになんて
そのままにしておくなんて、できないよ!!!







⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ 

揺れたんだ。ぼくの中の、
揺れたんだ、ぼくの真ん中が・・・







びっくりして驚いてドキドキしたら、言わずにはいられないんだもの。






★∻∹⋰⋰   ☆∻∹⋰⋰   ★∻∹⋰⋰   ☆∻∹⋰⋰   



あの時、感動してね、、
泣いたのか、泣いていないのかと言ったら、
泣いだんだ。
きれいすぎた毛並と神々しさに、涙が出たし?
鳴いたのか鳴いてないのかと言ったら、絶対に鳴いたんだ、
ぼくの胸に届いたのか、届いてなかったのかといったら、絶対にぼくの心は、揺れてたんだ。
彼とぼくは、まだ 繋がらなったけど、一緒にその日を過ごしたんだ。
 


★∻∹⋰⋰   ☆∻∹⋰⋰   ★∻∹⋰⋰   ☆∻∹⋰⋰   







その穴から、秘密なんだけどって
聞こえたよね?
伝わったよね?
だって絶対に、云ったはず。
その、穴に叫んだもの。
葦が今日もそよ風に揺れてた、、



🕳🌾



その秘密の世界線になったところは、ぼくの家のほんの庭の先、、
その深い穴に大きな声で、云ったんだ。
秘密なんだから、でも明け透けに。







★⌒*+*⌒★★⌒*+*⌒★★⌒*+*⌒★★⌒*+*⌒★



底は、そこは世界なんだ。
その穴は、世界に繋がってるよ。
世界線は、色んなことにある。
必死に話し続けたら、底は世界中に繋がって
開け(ひらけ)たんだ。







ぼくはよく、葦の草むらに隠れて自分を癒した。
川辺に座ってただただぼっーっと、過ごして葦がぼくの後ろで、そよそよと心地よく風に揺られて。
葦は、ぼくの独言を全部聞いてたんだよね、
その葦は、お腹がいっぱいだったんだよな。
ぼくの独言に、、






~[完]~
👑



◇(現実は、昨日スーパームーン。何故か知らずにシンクロ^^;)◇
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浮かんだ言葉を綴ってみたら、膨らんだ。
(イソップ寓話✯王様の耳はロバの耳)
Rewrite、Remix by;かぬれ

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