カプセルコレクション第1弾【もふもふプロジェクト】〜取材(2)〜
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もふもふプロジェクトについて
■プロローグ
■プロジェクトの内容ときっかけ
■取材(1)
■サンリオコラボについて
■商品ラインナップの紹介
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去年の12月に、わたしたちはブランドチーム全員と、上森さん(※前回の取材記事を参照)の紹介で川崎市が運営する動物愛護センターANIMAMALL(アニマモール)かわさきへお邪魔し、施設の方にお話を伺うことができました。
「ANIMAMALLかわさき」には、「動物を守る」という意味があって、市内の小学生が考えてくれた愛称だそうです。
わたしが想像していた、いわゆる「保健所」とは程遠く、綺麗で広く、優しい雰囲気の施設に驚きました。
■ANIMAMALLかわさきでは、「動物を通じて誰もが集い、憩い、学べる交流施設」をコンセプトとして、主に3つの役割があります。
【いのちをまなぶ】
小学生を中心に、命の大切さなどを学ぶ「いのち・MIRAI教室」などを行っているそうです。
【いのちをつなぐ】
保護した動物の譲渡をすすめています。
主に譲渡会や、正しい動物の飼い方指導などをしています。
※現在、譲渡会は感染症対策のため休止しており、予約制で個別に譲渡相談に応じています。
【いのちをまもる】
人と動物の共通感染症の情報発信や検査を実施したり、災害時に必要な物品などの備蓄について情報発信しています。
ここANIMAMALLかわさきでは、現在、職員20人(うち獣医師12人)が勤務しているほか、飼養管理や動物搬送などの委託業者が入っています。
その他、条例に基づく「かわさき犬・猫愛護ボランティア」第11期148名が登録、活動しています。
そのうち、保護された哺乳期の子猫の世話や、「いのち・MIRAI教室」の補佐など、ANIMAMALLかわさきの業務を支援するボランティアが78名います。
※保護された猫を入れて、行動を観察し、個性を知ることで、新しい飼い主と出会う部屋。開館日の10~15時頃、ガラス越しに猫を見ることができるそうです。
■川崎市の犬・猫収容数の推移について
平成16年度 約1700頭→令和元年度 約700頭
■川崎市の犬・猫の返還・譲渡数の推移について
平成16年度 226頭(譲渡率13.5%)→令和元年度 485頭(譲渡率73.4%)
けがや病気で動けなくなっている猫や、親猫とはぐれた離乳していない子猫など、「猫」の収容が多いそうです。
犬は迷子で収容される場合が多いものの、多くが元の飼い主に返還されています。
現在は殺処分がほとんどありません。
■殺処分について
重度の病気、負傷しているなど、可能な限りの処置によっても回復が見込めなかったり、大きな苦痛を伴っていたりする場合に、慎重に検討、判断した上で、1頭ごと注射麻酔によって行われます。
・・・
取材を終えて感じたこと。
わたしの中の「保健所」のイメージといえば、「薄暗い檻の中に入れられ怯えながら死を待っている犬や猫が居る場所」でした。
覚悟と勇気を出して行くべきところだと思っていました。
(もしかしたら場所によってはそのような場所が存在するのかもしれませんが)ANIMAMALLかわさきはそのイメージと180度違いました。
明るく自然光の差し込む施設と、大切に保護されている動物たち。
そして、子供達は動物やいのちについて学べる場所がある。
「現在」だけでなく、「未来」へつながる活動をしっかりされていることがとても印象的でした。
ぜひこれを読んでくださったみなさんも、自分が住んでいる地域の愛護センターがどこにあって、どのような活動をしているのか調べてみてください。
※動物についての本や掲示物がたくさんありました。
今回取材に協力してくださった、ANIMAMALLかわさき様
■公式サイトはこちら
■ANIMAMALLかわさき Facebookページはこちら
■ANIMAMALLかわさき Twitterはこちら
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SLURR=スラーと読みます。
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