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大学を1日で退学した話


このタイトルを見て、「は?」っと思った人もいるかもしれませんが、私は、両親に高い入学金と授業料を払って頂いたにも関わらず、大学を1日で退学しました。4月初日の健康診断だけ行き、入学式よりも早く退学を決意しました。
確かに、インパクトのある出来事ですが、辞めてからの生活の方が濃かったし、意外と1日の出来事なので、再度大学を入学してから大学3年生で就活を始めて履歴書を書くまで、そこまで頭になかったです(笑)

でもこの決断が自分の今に大きな影響を与えているので、重要な出来事だと今更感じています(笑)

この投稿を通して、「なぜ1日で辞めたのか」、「どう今に影響しているのか」をお話していきます。

理由①なんか違うと思った

なにその理由って感じだと思いますが、直感的に「ここじゃない!」と感じました。(これって指令性?笑)
4年間通うのはキツイと思ったし、1日過ごして「なんか違う!」という感覚がありました!

理由②このまま逃げる人生になる

なんか違うと思って、「なんでなんだろ?」と思ったときに周りの友達は、志望校合格に向けて、それぞれ必死に毎日勉強していました。
しかし、僕は周りがやっているからそれなりに勉強する程度で中途半端でした。結果はもちろん、ほぼ不合格でとりあえず合格を頂けたところに進学しました。
なにより高校生までずっと勉強から逃げ、定期テストで0点を取ったり、僕以外全員中学生の中、唯一の高校生で英検3級に不合格したり、ずっと勉強から逃げてきました。しかも、「自分は勉強しても出来ない」とやる前から決めつけ、取り組みすらしていませんでした。
友達は、勉強が好きというわけではないけど、一生懸命頑張り結果を出しているのに、自分はただ決めつけで逃げているのはダサいと思いました。(他に打ち込んでいることもない)
ここで、やりたくないことや、やる前から出来ないと決めつけて、逃げたら「ずっと逃げる人生になる」と思いました。
「変わるチャンスだ!」と思い、再度受験に挑戦しようと決意しました!

理由③勉強したいと思った

「変わるチャンスだ!」と思い、初めて自分で「勉強しよう!」「勉強したい!」と思いました。やっぱり「みんながやっているから~」という外発的な理由ではなく、主体的にやろうと思わないと人間は本気になれないですね!
嫌々ながらも、現役時代も英文や古文が少し読めるようになった感覚は「快感だったな」という記憶があったので、本気でやれば楽しくなるんじゃないかという仮説もありました。

理由④そんなことする人いないっしょ

そして、結局ここでも目立ちたがり屋が出てしまいました(笑)
大学は入学したら卒業するのが普通です。
大学を入学して、退学する人はたまにいます。
大学を入学して、「1日で辞める人」
→そんなひといないっしょ!!!

ただそれだけです(笑)

余談ですが、僕が大学に入学し、ホストのローランドが有名になり、大学を入学式で辞めたというエピソードを聞き、そこから僕はローランダー(ローランドのファン)になりました!
(僕は入学式すら行ってないけどね!笑)

始まった浪人生活

再度受験を決意したものの、あまりにも勉強ができず、恥ずかしながら浪人生が1番成績が高く出ると言われる最初の5月の模試で国語偏差値35というとんでもない数字を出してしまいました。200点中40点くらいだった気がする(笑)
まずいと思い、どこからやればいいかもわからなかったので、とりあえず中1の勉強からやり直しました。
流石に中1レベルは簡単と思いながら進めていましたが、普通に中2レベルでも分からないことが出てきました(笑)
ここでそりゃ赤本解いても出来るわけないよなと納得しました。

また、どう考えても量をやらないとまずいと思い、今の習慣でもある早寝早起きをしました!
朝5時起床、夜22時就寝(昼寝あり)

あとは、尊敬する友達にアドバイスを貰ったりしました。(今度このテーマで書きます)

英語は全然できなかったので、アドバイス通り、単語帳を1日1冊を1周させ、音読も2時間やりました!よくやったなー(笑)

正直言うと、国語はずっと苦手なままでマシになったくらいでした。でも、英語と日本史は基礎を徹底し、アドバイスに従ったら模試でも成績が伸びていきました!
成績が出るとモチベーションも上がり、楽しさも増しました!

浪人生活って苦しいイメージしかなかったけど、成長実感が大きかったので、ずっと楽しかったです!だから浪人してよかったと、受験終わるだいぶ前から思っていました!

で、結果どうだったの?

結果から言うと第一志望には受かりませんでした!(ここは受かるストーリだろ!)
高1の時に見たビリギャルみたいになれると思ったのに!

でも、心から嬉しいと思える大学の合格を貰えたので、満足しています!
この1年は自分にとって本当に大切な期間になりました!
だから序盤に書いた、「辞めてからの生活の方が濃かった」という想いになったのだと思います。

どう今に影響しているのか

①基礎の大切さ→自分を大きく見せない

中学の勉強からやり直した経験から土台がしっかりしていないと応用問題はできないと実感しました。
見栄を張って難しい参考書をやったりするのではなく、現状の自分に向き合い、今の課題に取り組みことが大切だと思いました!
つまり、「自分を大きく見せず、ありのままの自分に向き合う」ことが重要だという人生の勉強にもなりました!

②自分の周りにいる方への感謝

まず辞める決断を受け入れ、その後の受験料、予備校代、入学費などを払ってくれた両親。親身になってアドバイスをくれた友達、家族、予備校の先生。
周囲の方の支えや応援があって、自分が生きていると実感しました。
そして、常に感謝の気持ちを持って今生活できているのはこの経験が大きいです。
みんないつもありがとう!

③学ぶって楽しい!

自分は勉強ができないと決めつけていましたが、やってみたら楽しかったし、それは浪人生活で苦しいと感じる瞬間がなかったことが証明しています!
今も毎日どんな分野でも勉強することが楽しいし、なんでも学びだと思うとよりハッピーなります!(まさに学習欲!)
これからも毎日勉強し続けて、モットーの「今が全盛期!」を体現します!
(あと決めつけ、思い込みもよくないね!

④自分の選択を正解にする

大学中退はマイナスに思われがちです。確かに、お金の面でもそうだし、途中で投げ出す人と思われるかもしれません。
だからこそ、この退学という決断を正解にするために受験に真摯に取り組みました。
結果的に第一志望に不合格でも僕自身は満足しているので、この退学は正解にできたと確信しています。
これからも人生で迷ってしまうような選択を迫られても、選んだ選択を正解します!

唯一の後悔

それは、最後までやり切れなかったことです。
センター試験が終わり、今までで1番いい点数が取れて、嬉しくなっちゃいました!
(私大志望でセンター利用は考えていないのに何考えてんだ、、、笑)
そして、最後の1ヶ月は確実に勉強量が落ちました。
だからそれが結果にも出たと思います。

お母さんは、「浪人の1年間本当に頑張ったよね!」と言ってくれますが、それを言われるとやり切れなかった自分を思い出し、逆に申し訳なくなります。

だからこの経験から「自分に嘘をつきたくない」「やると決めたらやり切る!」ことを決めました。
他人に嘘をついてバレなくても自分にはわかります。そんなの嫌です!
だからこれからも自分に嘘をつかず、やり切ることを大切にしていきます!

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます!

結構みんなにびっくりされるエピソードなので、最近になって話すようになりましたが、意外と友達みんなこの出来事、知らないんですよね!(笑)

だって決断後の生活の方が刺激的だったからね~(笑)
これからも「やりたいこと」の実現をしていく中で、たくさん学び、たくさんのありがとうの気持ちを持って、刺激的な日々を送ります!

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