太宰府の藤丸さんのお茶会へ
お茶を嗜んでるみなさま有名な御菓子而 藤丸さんに行ってきました。
毎月21日はお茶会をなさっているとのことで、お茶仲間のYさんに誘われて、初めて伺いました。
太宰府天満宮の参道から途中、小鳥居恵比寿様(写真)がある小鳥居小路に曲がって、恵比寿さまのすぐ近くに御菓子而 藤丸さんはありました。
素敵な門構えの和菓子屋さんです。
私は、甘党ではなくそこまで詳しくなかったのですが、お茶の世界ではとても有名な和菓子屋さんということで、スイーツ活動もしているYさんに誘っていただいた次第です。
Yさんは私と同じ社中でお茶を習っているので、毎月21日に開放されるという藤丸さんの茶室でのお茶会に興味津々。私もお茶会は興味津々なので初めてのことにとてもわくわくです。
着物屋さんを営まれているYさんとは、着物の趣味も気があって楽しいので、せっかくだから事前にZOOMで(笑)見せてもらっていたYさんの着物が浅黄色の付下げだったので、あら、ちょっとイチョウ(銀杏)のイメージが湧いちゃうな、と思ったので、私の方もそれにのっかってイチョウの色に近いかな?と思う黄蘗色(きはだ色)の付下げにしました。
じつはこの付下げ「青海波」のおめでたい柄になっていて、青海波ってまるで銀杏みたいな扇形ですぐにこの着物を着ていこうって決めました。
太宰府天満宮は紅葉が見事で赤やオレンジ色が美しいけど、たしか銀杏はなかったから敢えて私達が着物で黄色を足すのも美しいかも?という算段です。
店内は撮影禁止のため写真はありませんが、お茶会はゆったりとしているとはいえ、茶室に入るところからにじり口のあるような、想像以上の場所だったので、気軽にお茶を知らないメンバーも誘おうと思っていたけど、もしかしたらいい経験できた!と思う方と、作法を知らなくて居心地悪くさせてしまうこともある可能性があるな(もしかして一緒に席に入った他の流派の方が厳しい作法を求める方だったら、という前提の話です)、と思ったので、初めての方はお茶の心得がある人と一緒に行ったほうが居心地良いかもしれません。
でも私は、基本真髄は、お茶をいただくときは楽しむもの、お茶に来ていただくときは楽しんでもらうもの、って思っているので、だいたい平常心なので、堅苦しくなくとても居心地良く、自分が習っているのと違うやり方のお点前も間近で観ることができて、とても発見が多かったです。
待合の時に1服。お茶室でお濃茶を1服と2服いただきました。
その時のお菓子もとても趣向が凝っていて、お菓子の材料としては初めていただくものが入っていて(銀杏でした)、着物を銀杏で選んでいた自分としてはそこはかとなく嬉しかった♪
会費は2,000円です。
何も知らずにいった私達は封筒も用意せずに行ったので、コンビニで買って二人分納めました。
こうやってちょっと恥ずかしい、足りてない経験を積み重ねることによって、自分も成長するし気遣いもできるようになるんだったら嬉しいな。
帰りは、藤丸さんにて珍しいお菓子をたくさん買って帰りました。
私が好きなのは野菜や果物のスライスを薄くコーティングした自然で素朴な干菓子です。
主菓子は和菓子好きな夫にお土産に買って私はいただいておりませんが、みなさんがお買い求めになる「清香殿」
卵の黄身の味がしっかりした淡雪のような食感で美味で、いただいてすっかり大好きになりました。
また太宰府に行くときには寄りたい。
そしてまたお茶会にいこう。
#買ってよかったもの
藤丸さんの和菓子
ヒカル
お店の情報↓
・御菓子而 藤丸
おかしどころ ふじまる
・福岡県太宰府市宰府3丁目4-33
・日曜定休 9:00〜16:30ごろ
・店内撮影はNG
・看板商品「清香殿」
京都大徳寺での千利休四百年忌茶会に大徳寺納豆を使用し創製された和菓子
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