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読むのがクセになる、辞書の読み方 [入門編] 1日●ページ読むと1週間分の読書量に匹敵するのか?

こんにちは!語学の裏設定のSlovarです。
今日は、知る人ぞ知る辞書読みについてです。


1.語彙力を増やすと7年分の得をする


さて、
なぜ一部の人は辞書を読むのでしょうか?
それは「得をする」と彼らは知っているからなのです。



Iphoneを例にして説明しますね。

2011年に皆がIphone 4 を持っている中で、
自分だけ 7年先のi phone XSに
飛び越しアップデートする感覚と似ています。



すると
他の人にはできないけど
自分にはできることが増えますよね。
Iphone 4とIphone XSの処理速度に20倍の差があるからです。

他の人より7年進んだiphoneを持っているから
皆には撮れないような鮮やかな写真が撮れたり
皆には持てない量のファイルを持てたり
日常生活の様々な場面で差がつくのです。



もし今の自分が7年分成長して
思考速度が20倍速くなり
賢くなったら?

アナタの日常生活は変わります。
学歴、就職、転職、恋愛、結婚
全部今より良くなるハズです。
そして様々な面で得をするハズです。


今から、
辞書を読んで語彙力を増やすことが
20倍速い思考回路につながる理由を説明します。

思考回路が速くなるとはどういうことでしょう?

そのカギは情報の濃縮にあります。
昨年の流行語「忖度」を例に挙げますね。

忖度という言葉を知らないと、上のように42文字の文章でその現象を捉えないといけません。ところが、忖度という言葉を知っている人は、それをたった2文字で理解したり言い表したりできるのです。

つまり、
単語を知っている人と知らない人の間では
物事の思考速度が20倍ほど違うのです。

これは、
Iphone 4と XSの処理速度の差である
20倍の差とほぼ同じ数値です。

こういうことを、こう言うんだ!
と単語を知っているほど
情報の濃度が上がり
思考回路が速くなり
20倍賢くなれるのです

iphoneでは20倍の処理速度の差を生み出すのにかかった時間は7年でした。これをそっくりアナタに当てはめれば、今の20倍の思考回路を手に入れるのにかかる時間は7年という計算になります。



でも7年も待ちたくないですよね?
「私、頭の回転が遅くてバカにされてます」
「語彙力が無くて困っています」

こういう読者さんも多いと思います。
私もそうでした。

だから辞書を読もう。

こうして
私は辞書を読むことで情報の濃度を上げ
今まで1単語で表現できなかった様々な事物を
従来の20倍速く処理できる1単語で表す術を身に着け
読む前と比べて賢くなれた気がします。

他の人が7年かかってやっと手に入れる知恵を
1年足らずで手に入れた気がします。

辞書を読む人の1年は
読まない人の7年に相当するのです。

辞書を読む人の1日は
読まない人の7日に相当するのです。

だから辞書を読めば、アナタをバカにする人と簡単に7年分の差を付けられますし語彙貧困からも脱出できます。私が読んだのは英英辞典でしたが、それが英語の辞書であっても日本語の辞書であっても同じです。



さて、

読者の皆様はきっと今

「小説など普通の本ではダメなのですか?」
「辞書は一体どう読んだら続くの?」

と考えておられるかもしれません。これらについてはちゃんと次の章から順番にお答えしていきます。

【ミニまとめ】
語彙力が多い人と少ない人の差には20倍の思考能力の差がある。
つまり、語彙のない人は、ある人より20倍損をし、
語彙のある人は、ない人より20倍得をする。
年数換算すれば7年分である。



2.「辞書を1ページ読む=文庫本を1冊読む」だから辞書は効率がいい


この章では辞書と普通の本の違いを明確にして、辞書を読む利点を詳しく解説します。


それにあたって
見出しの式 はどうやって計算されたのか、から始めます。

皆さんが普段読む文庫本や漫画では1冊あたり、新しい単語は何個でてくるでしょうか?おそらく30個もあれば多いほうだと思います。1冊300ページだとすれば10ページに1個新しい単語が出てくる計算です。

もし手元に国語辞典があれば数えてほしいのですが、1ページ当たり大体30単語含まれています。つまり、国語辞典1ページ分で、普通の本を1冊読んだ場合と同じ量の語彙学習ができるのです。

辞書は高密度なのです。


1日に7日分の読書をする方法は
時間を長くするか
密度を濃くするか
このの2つしかありません。

当然、毎日忙しいですから1日に7時間も本を読むということはできませんよね。そこで密度を濃くする戦略の1択になります。1日に辞書1ページなら読めますよね。さらに、1日に7ページ辞書を読めば、1日に7冊本を読む人の語彙力と並ぶ計算になります。

朝、昼、晩、と3回に分けたら
1日に7ページくらいなら余裕で読めるはずです

これが
手軽に自身を飛び越しアップデートする公式です。


このように読んでみると、辞書読みが面白くてクセになったので下の動画のように辞書まるまる1冊を読めました。


【ミニまとめ】
辞書1ページには、本1冊分の語彙学習効果がある。

1日1ページ読めば、1日1冊の本を読んだのと同じ効果がある。

1日7ページを、朝/昼/夜に分けて読めば


というのが、「辞書の読み方」入門編の内容です。


といっても辞書は小説のように文脈がないので、無味乾燥な単語の羅列砂漠があるだけです。辞書を読むことのメリットと、一日に読む分量が分かっても、実際に取り組む人は2%以下だと思います。その理由が何だかは分かります。

「きっとつまらないだろう」
「挫折しそう」

というものではないでしょうか?分かります。私も一度挫折しかけました。ですが最後までたどり着けたのは、「辞書読みの3原則」という実践法を編み出したからです。この原則を守ったおかげで2年間継続できて、読破できたと言っても過言ではありません。

200単語収録されている単語帳の、925倍収録語数が多い辞書を読んで培ったノウハウは、下の記事で、有料ですが、公開しています。2年間かけて築き上げた3原則を、980円という価格設定で提供するのは安すぎると思いますが、1人でも多くの人に辞書読みの恩恵を受けてほしいと思ったので、この価格にしました。


いつも記事を読んでいただきありがとうございます。英語学習に苦しんでいる方、つまらなそうに嫌々語学を学んでいる方が周りに居ましたら、シェアしていただければと思います。楽しく、深く、語学に取り組める人が1人でも増えたら幸いです。