- 運営しているクリエイター
記事一覧
play possum = #危機+ #習性+ #死んだふり 【新生・物語のある英語vol.36】ブログ構造改革の一環で、新しいレイアウトでの登場。
こんにちは、単語プロデューサーの Slovarです。 物語のある英語第36回目は、直訳すると「タヌキを遊ぶ」になる「Play possum」を推していきます。 新生・物語のある英語とは 言葉は人によって作られた。だからその過程には物語があって味がある。 辞書には載っていないその物語の裏話をハッシュタグ3つで表し、なぜそのタグがつくかを解説していく連載です。 1.「#危機 」「#習性 」「#ふり」が付く理由アメリカに「キタオポッサム(英名:Virginia opos
hit the nail on the head = お、確かに!という共感の瞬間に使えるピンポイントなフレーズ[物語のある英語 Vol. 35]
「良いこと言うな!共感できるよ!」こんな時に放てるフレーズがある。おかしなことに、Hit the nail on the headの直訳は「頭の上で釘を打つ」という、即死レベルの訳だ。なぜこれが、「確かに!」という意味で使われるのか。これが今日のテーマだ。 1.Hit the nail on the headのheadは人間の頭ではない! 釘の平たい部分のことを、headと呼ぶ。 そして、釘は真上から金槌で打った時に最も深く刺さる。これを例に利用したフレーズなのだ。誰か
Come out smelling like a rose = 上手く切り抜ける→悟りの世界へようこそ。[物語のある英語 Vol. 34]
人生の闇を抜けたら、そこに光が見えた、と言いたい時に使える表現を紹介する。直訳すれば「切り抜けてから、バラの香りがする」という意味だ。SLOVAR式に超哲学訳すれば、悟りは泥の中から生まれるという「西洋式の悟り」だ。バラには「誇り」や「愛」など多くの花言葉があるらしいが、この記事を書いていて「悟り」というのを加えたらどうか?と提案したくなった。 1.Come out smelling like a roseはゴミの山に落ちた人から生まれた 初めてこの表現が使われたのは20
Hit the spot=あそこを直撃する...ではなく、満足感が満たされる、になる理由[物語のある英語 Vol. 32]
直訳すると「あそこを直撃する」という、何やら痛そうなフレーズ。Spotは、ピンポイントで照らすことができるスポットライトお馴染みで、「箇所」という意味だ。なぜHit (打つ)とthe spotが組み合わさることで、満足感が満たされるという意味になるのか?今日はこの表現と、他の「hit」を使った表現を見ていこう。 1.Hit the spotは元々はアーチェリーが起源だったアーチェリーの的の中心の点のことを「Spot」と呼ぶ。矢を放って、真ん中にズドン!これほど爽快なことは無
え、ダジャレが?英語には存在する「チャイナにいっちゃいな」という真面目なフレーズ (Take a slow boat to China)[物語のある英語 Vol. 31]
3流のオヤジギャグが英語では真面目なフレーズとして使われるという話が今日の内容だ。「チャイナに行っちゃいな」は明らかに寒すぎる。が、英語だと心温まるフレーズなのだ。 1.Take a slow boat to China元々のフレーズは「I'm gonna get you on a slow boat to China」で、「私は君を中国にゆっくり行く船に乗せれたらな」という意味で使っている。「行っちゃいな」と一方的に送り出すのではなく、自分も同伴して行くので「チャイナに行
「I'll cut the cheese→オナラをするよ」チーズは英語で嫌われ者の理由[物語のある英語 Vol. 25]
「はい、チーズ!」と写真を取る時お馴染みのチーズが、実は英語圏では汚物並の扱いを受けている、というお話をしていきます。 目次 1.Cheeseという単語が嫌われる理由 2.そこから生まれたあんな意味やこんな意味 3.究極に悪い意味として使われる場合(金箔記事読者様限定) *本記事は「金箔記事」です。記事等級についてはコチラから。 https://note.mu/slovar/n/nd175096a55aa 1.Cheeseという単語が嫌われる理由 一言でまとめると、匂