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ONOFFのばかやろー!!公私混同万歳!!Vo.17

出来ることから好きは始まるんだけど、出来るだけではモノゴトを好きにならない。

そのモノゴトが出来ることによって、周りにいる大事だと思える人たちが 喜んでくれたり、驚いたり、自分にとって良い反応をしてくれるからそのモノゴトが好きになる。前回そんな話をカキコしました。

今回はこの視点で仕事の話を少しカキコしたいと思う。

1年かけても10人に1人は会社を辞めてしまう

新卒が初々しく企業に入社するも、1年たらずで転職しちゃう若者が沢山いる。およそ10%の新社会人は、1年以内にその会社を辞めちゃうのだ。

就活するのに長い期間、合同の就職イベントに参加したり、いろいろな会社の説明会に参加したりと、選びに選んで、面接しては何度も落ちるのに頑張って、まぁ~おおよそ1年かけて就職活動するわけだよね?

それでも蓋を開けたら、入社した10人に1人はすぐに会社を辞めちゃうわけだし、3年経ったら3割がその会社を辞めてしまうんだよね。

別に転職すること自体は否定しない。

終身雇用なんていうのは、日本昔話のような産物だし、人生で初めて付き合った彼女とそのまま結婚して一生添い遂げる様な話なんて、選択肢が多い現代に合わないのは至極当然なのだろう。

会社に入った新卒達からしたら、環境や働き方が思ったものと違ったのだから仕方ないんじゃん、ってことだろうけど。

ただ、なぜ辞めるのか。

せめてその理由とは向き合ってほしいな~って思う。また、同じ辞め方をしないためにね。

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入社してすぐに「スキ」は判断できない

出来ることに対して周りの人たちが良い反応をしてくれるから「スキ」が始まる。

1年そこらで、すぐに仕事が出来るようになるかというと、まぁ~できないじゃんか。出来なきゃ周りが良い反応をしてくれないわけだから、その仕事を好きになることは、まずないわけだよね。

たまたま、入社した会社でついた上司が、わが子のごとく初めてのハイハイをめっちゃ喜んでくれる「褒めてくれるオトナの人」タイプだったら良いだろう。でも、ほとんどの上司はお給料をもらっている以上、仕事ができて当たり前だと思っている。若手は怒られることはあっても、なかなか褒めてもらえないのが実状だよね。

となると、仕事ができないうちから、その仕事のスキとか嫌いとかって、まず判断できないんじゃないかな~って思うわけだよ。

それでね。

俺が最も気になるのはね。

世の中にある仕事の「公私混同するな」とか「ONOFFを分けろ」とか、いわゆる仕事と個人を分けるのが当然だという風潮。これが、むちゃくちゃ気になるわけ。


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周りが良い反応をしてくれることによって
俺らは喜びを感じそのモノゴトが好きになる

スキになるって、まさに人と人の感情の交差のことなんだよね?

感情を交差することに俺らは喜びを感じるのに、交差すべき周りって誰のことを指すのだろうか?それって家族だけ?恋人だけ?友人だけなのだろうか???

人生の1/3の時間は仕事をする。その時間を共有する会社の人たちは、感情の交差をすべき周りの人には入らないのかねって思うわけだよ。

「公私混同するな!」って言うけれど、彼女に振られた翌日に全力で働けるものなのかね?心がやられているんだから、無理ゲーなんじゃないかな。

思考に気をつけなさい。いつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。いつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。いつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。いつか運命になるから。

マザーテレサの言葉なんだけど、思考そのものってまさに心をさしていると思う。

みんな心は1つしかないのに、どうして分けられるのだろうか?どうしてONOFFのスイッチがあるのだろうか? 

役者でもないくせに自分を無理して演じ分けるから、気が付いたら、心が病むんだと思うんだよね。結果、日本は100万人もの躁鬱大国になるんだよね。


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公私混同しまくれ!

ONOFFとか言って壁を作っていないで、公私混同しまくればいいじゃん!

それで心は病みにくくなるし、もっと言えば仕事仲間たちが、仕事を好きにさせてくれるための良い反応をしてくれる。そんな「周りの人」に変わっていくんじゃないのかな~って思うんだよね。

自己実現を支えてくれる仲間としてのね。

所詮、仕事も人生のコミュニティの1個なんだからね~。


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