鵤木幹雄.

人間の皆様、はじめまして。特撮番組を観て「怪人になって倒されたい!」と思ったのがきっか…

鵤木幹雄.

人間の皆様、はじめまして。特撮番組を観て「怪人になって倒されたい!」と思ったのがきっかけで創作にのめり込んだモノです。我らが故郷、【郷】の広報課長として、皆様をこの世界とは少し違うベクトルの世界線にご案内致します…。

マガジン

  • 66日ライティング×ランニング〜シーズン2

    • 0本

    【【注意】マガジンへの記事追加は6月27日以降にお願いします】書く習慣をつけたい、何かあたらしいことに挑戦したいみなさん、お祭り騒ぎが好きなあなた!66日間、毎日投稿をしましょう。6月27日から8月31日まで。字数のハードルはありません。何文字の記事でもOK。ただし! 1日でも書けなかったらマガジンから追放します

  • 赫木真人プロジェクト

    我々が生まれた「郷」の広報課長・赫木 真人。「あかぎ まこと」は、寝太郎が人生で初めて生み出したネームドキャラクター。人間はもうやめたが、「真の人」と書いて「まこと」。 「こういうキャラじゃねぇんだけどな。…これより、世界の編集を開始する」

  • 寝太郎プロジェクト

    広報課長・赫木の「赫木 真人プロジェクト」とは別の、特撮番組っぽくない、その他のジャンルの小説などを投稿します。

  • 超獣GIGA

    「鷹海市にはゾンビがいる」 2034年、海沿いののどかな町で囁かれる奇妙な都市伝説。 ごく普通の青年・綾小路 メロは、ある日ゾンビのように変貌した市民の乱闘に遭遇し、重傷を負う。そんな彼を救ったのは1人の科学者。彼はメロに人体改造を施し、【超獣】として蘇生させる。改造人間となったメロを待っていたのは、1つの町を巻き込む邪悪な陰謀だった…。

最近の記事

  • 固定された記事

第11回:寝太郎、ほぼ1ヶ月経過

おはようございます、寝太郎です! ペットと昼寝をしていたのですが、胸の辺りをめっちゃ踏まれ、飛び起きた拍子に右肩を捻りました。何だかんだ元気です。 あっという間に5月ですが、前日の4月30日は、私が初めてnoteに記事を投稿してからちょうど1ヶ月のタイミングでした! 小説、日記を含め、本当に沢山の方にチェックしていただいております。スキしていただいたり、フォローしていただいたり、いつも感謝しております。 見つけてくださった皆様、本当にありがとうございます! せっかく1ヶ

    • シリーズ2作目進捗。あともう1、2枚描けば余裕が出来るかな?今作は先にある程度絵をストックした方が良い、気がする…。

      • シリーズ1作の後日談(?)投稿しました。「仮面ライダー」ではないので、破壊者も通りすがらないし、魔王もやって来ないので…赫木の好きにさせていただきます…。

        • 超獣GIGA後日談:赫木真人プロジェクト

          「鷹海にはゾンビがいる」 地下研究所で生まれた小さな生命体。自らの複製を作り出し、他の生命体に取り憑かせることで意思を乗っ取る力。乗っ取られた者達はゾンビのように変異するが、人間だった頃の生活習慣は記憶されており、散歩や買い物に駆り出す白目の住民が目撃されていた。 ただ感染するだけなら大した影響はない。意思疎通が取れなくなるくらいだ、試したことは無いが。 小さな生命体には、自分の意思を信号にして飛ばす【司令塔】と、それをキャッチして行動を起こす【群体】が存在する。司令塔に自

        • 固定された記事

        第11回:寝太郎、ほぼ1ヶ月経過

        • シリーズ2作目進捗。あともう1、2枚描けば余裕が出来るかな?今作は先にある程度絵をストックした方が良い、気がする…。

        • シリーズ1作の後日談(?)投稿しました。「仮面ライダー」ではないので、破壊者も通りすがらないし、魔王もやって来ないので…赫木の好きにさせていただきます…。

        • 超獣GIGA後日談:赫木真人プロジェクト

        マガジン

        • 66日ライティング×ランニング〜シーズン2
          0本
        • 赫木真人プロジェクト
          71本
        • 寝太郎プロジェクト
          6本
        • 超獣GIGA
          70本

        記事

          宇宙に怒鳴り散らした話

          「すみません」なんていう中途半端な「遺言(仮)」を残し、中途半端にオーバードーズした結果……爆睡の後蘇ってしまった。 頓服薬と言えど流石に1日分まとめて飲むとフラつきも次元が違う。 これで少しでも脳内の様子が良くなれば御の字なのだが、そう上手くはいかない。 更に頓服薬を追加し、ほぼ1ヶ月分、スナック菓子感覚で服用してしまった。良い子は真似しないように。 その結果得られたのは、異次元のフラつきと、半強制的な眠気だった。 そして、それとは別に、気持ちがヘナヘナになった。

          宇宙に怒鳴り散らした話

          遺言(仮)

          ……とは書いてみたものの、何だかパッとしない。 「すみません」 謝罪から書き出してみるも、その先に続く言葉が出てこない。 何に対する「すみません」なのやら。 親か? 友人か? “先立つ不幸を”ってヤツか? 頭が働かない。 色んな音が気になって。色んな昔話が出てきて。色んな弱音が噴き出して。 多分、叫んだんだろうな。喉はガラガラだ。 きっと歯も食いしばっていたのだろう。噛み合わせが悪い。 頭の中も外もうるさくて、とてもじゃないが耐えられなかった。 こんな頭で生まれた自分

          シリーズ2作目進捗。あともう1、2枚は描いておきたい。

          シリーズ2作目進捗。あともう1、2枚は描いておきたい。

          シリーズ2作目、只今準備中です。

          シリーズ2作目、只今準備中です。

          【日記】シリーズ第1作、完結!

          本日、noteで連載を始めた最初のシリーズ、「超獣GIGA」の最終回を投稿。約2ヶ月かけてようやく1作完結した。 こちらの作品、「創作大賞2024」の「オールカテゴリ部門」に応募しました。 ジャンルで言えば「SFじゃね?」とは思ったのですが、自分はこだわりが強く、「特撮番組みたいな作品を作りたいっ!」という気持ちをず〜っと抱き続けている。 様々な特撮番組も、「SF」だったり「ファンタジー」だったりとジャンル分け出来るのだが、自分は「特撮」というものに惹かれているため、様

          【日記】シリーズ第1作、完結!

          超獣GIGA 最終話怪人イメージ+作者の独り言

          【超獣GIGA《TERROR BITE》】 主人公の最終形態。最終回のみの登場となりました。 「ギガの次はテラ」という安直な考えのもと、こんな感じの名前になりました。 恐怖(terror)を食らう、というイメージ。右胸と左肩に牙が生えておりますが、蠱毒の壺モチーフの装置に齧り付く感じにしております。「毒を食らわば皿まで」をそのまんま形にしました。 通常時は後頭部のヘッドギアが前にスライド、ペストマスクに変形するのですが、最終フォームなので、ヘッドギアが分割、横に移動して角

          超獣GIGA 最終話怪人イメージ+作者の独り言

          超獣GIGA 最終話#4

          蜂の巣が壁や屋根を分解・吸収したせいで、大病院は半壊していた。一部壁が崩されたためにドールハウスのように内部が剥き出しになっている。 正方形だったヘリポートも歪な円形に変化して足場が狭まっている。桐野博士は戦いながらもメロの様子をうかがい、彼の体が落下しそうになると糸を伸ばして引き上げた。何処か安全な場所に移そうと試みるが、アダムの猛攻や黒い虫がそれを邪魔する。 「ノーラ! 救護用のドローンはどうした?」 『動かない! 多分壊されてる!』 洗脳された隊長らが破壊したのだろ

          超獣GIGA 最終話#4

          超獣GIGA 最終話#3

          鷹海市沿岸部。 都市封鎖にゾンビ騒動。観光客が居なくなり、毎日のように賑わっていた魚市場も閑散としている。 そんな状況でも【喫茶北風】では賑やかなやり取りが絶えない。客足は減ったが、近所に住む常連客らはほぼ毎日店を訪れ、他愛ない世間話に花を咲かせている。そんな彼等の雑談に店主の村井翠も混じり、楽しい時間を過ごしていた。 客の冗談に大笑いする一方、心の底では甥のことを常に心配している。 宮之森学園で偶然再会した時には驚いたものだ。自分の目の前で怪物に変身し、ゾンビと戦って

          超獣GIGA 最終話#3

          超獣GIGA 最終話#2

          金の腕輪が作り出した銅色の球体。大人用のバランスボールくらいの大きさで、所々灰色の縞模様が入っており、その色合いは蜂の巣を彷彿させる。 球体から虫の羽音に似た低い音が鳴り出し、メロ達の鼓膜を震わせた。音に合わせて地面が振動している。何事かと警戒していると、屋上のタイルや外壁の一部、ヘリポートを囲む柵が破裂音と共に浮かび上がった。 宙に浮く瓦礫は空中でひとりでに砕け、細かい塵となって球体の表面に吸着し、その一部となる。球体は絶えず病院を上から壊し続け、その瓦礫を吸収してしま

          超獣GIGA 最終話#2

          超獣GIGA 最終話#1

          「お兄ちゃん、それ貸して」 巨大なサソリの怪物を前にメロと笠原が共闘していた時。 和泉文香はアダムの首元にガラス片を近づけた。 この青年を見たのは初めてではない。新しい里親に引き取られる前、笠原の屋敷に身を置いていた頃に会っている。 文香達の能力についてもかなり詳しい様子で、難しい専門用語を使って“お母様”と会話していた。家族お揃いの黄金の腕輪も、この青年が支給した物だった。 当時はまだ小学生だったが、アダムの姿はあの頃から全く変わっていない。特殊な力を有しているのは何

          超獣GIGA 最終話#1

          超獣GIGA 第13話怪人イメージ+作者の独り言

          【ワスプトキシム / S-2型】 “Spider” + “Scorpion”の「S-2型」。 ウイルスっぽい名前にしたいと思っていたのと、主人公の最初の派生フォームである蜘蛛をモチーフに入れたい、ということでサソリと合わせました。 本当はサソリの幹部にしてもらいたかったアクションをこの方にやっていただきました。 回転しながらデカい武器を振り回す、などなど。 別のキャラクターの物を借りて変身した個体なので、そのキャラクターと同じく赤いバイザーがついています。 通常、蜂の怪

          超獣GIGA 第13話怪人イメージ+作者の独り言

          超獣GIGA 第13話#4

          《BITE!Centipede!Under control......》 眩い電流から赤い鎧の戦士が飛び出すと、相手を待ち構えていた文香が槍を頭部めがけて振り下ろす。 赤い鎧は高速移動を可能にする。メロは瞬時に攻撃を回避し、槍は床を砕いた。 文香の左隣に移動して拳を突き出すも、メロの動きは読まれていて、彼女の左手から射出された糸が目元に直撃した。糸を剥ぎ取る最中に、爪の斬撃と槍による突きをその身に受けた。でこぼこになった床を更に削りながら、メロの体が滑っていく。足に力を入

          超獣GIGA 第13話#4