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ぼくのサンフレッチェ・ライフ

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関東に住む一人のサンフレッチェ広島を応援する者による観戦記。スタジアムでの出会い、出来事など独自な視点による世界。
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#サンフレッチェ広島

FC東京戦~怒涛の追い上げを逃げ切る

2024年8月31日 サンフレッチェ広島 vs FC東京 エディオンピースウィング広島

 台風10号の影響は大きく新幹線を始め多くの交通機関に支障を与えた。その為一旦は試合の中止も危ぶまれた。幸い広島での天候は回復したもののFC東京の選手が来れるのかが心配だった。何とか交通機関の目処をつけて駆けつけてくれたことに改めてJリーグも対戦相手があってのものと思い知らされた。敵ではあるが来てくれてありが

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柏戦~6連勝

2024年8月25日 サンフレッチェ広島 vs 柏レイソル エディオンピースウィング広島

 気温35度。お盆が過ぎ日差しの強さは若干緩んできたかと思いきやしっかりと高温の気温を保ってる。そして試合開始は18時半。運動量を使うサンフレッチェはそれでも不動のスタメンで揃えてきた。天皇杯から中3日、コンディションにキツさはあるだろうがやれてるのは出場のチャンスを逃したくないという選手個々の切迫感もある

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天皇杯愛媛戦~トルガイの魔法

2024年8月21日 天皇杯ラウンド16 愛媛FC vs サンフレッチェ広島 ニンジニアスタジアム

 天皇杯が残ってるというのは幸せなこと。昨シーズンが早々に敗退した為にそれは痛感するものの過密日程ではある。それだけにターンオーバーをするのかと思いきや3日前のリーグ戦と同じメンバーを組んできた。昨シーズンはメンバーを入れ替えたことでJ2栃木に負けたという苦い経験のせいだろう。

 ところが対戦相

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名古屋戦~熱き勝利

2024年8月17日 名古屋グランパス vs サンフレッチェ広島 トヨタスタジアム

 台風一過の影響か、尋常じゃない暑さに汗が滴り落ちる。豊田市駅からの道はひたすら真っ直ぐなものの直射日光が拷問のように照りつける。そしてスタジアムは見えてきたのに歩いても歩いても近づかない。まるでそれは月のように近づくにつれ遠ざかってるかのようだった。

 その為、スタジアムに辿り着くとホッとした。周囲には田畑が

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セレッソ戦~交代メンバーの的中

2024年8月11日 サンフレッチェ広島 vs セレッソ大阪 エディオンピースウィング広島

 開始間もない時間、GKキム・ジンヒョンのロングフィードがサイドでルーカス・フェルナンデスに通った。サイドをえぐりクロス。ゴール前にレオセアラ。が、ヘディングはDFの寄せもあり枠に飛ばさせなかったのは幸いした。セレッソの外国人選手3人でフィニッシュまで持って行ったのは突出した能力を見せつけられた。

 そ

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ヴェルディ戦~貴重な1点をもぎ取る

2024年8月7日 東京ヴェルディ vs サンフレッチェ広島 味の素スタジアム

 まとわりつくような熱気は夕方に差し掛かり幾分和らいできた。上空には鈍い色の雲が立ち込め一雨降りそうな様相を呈している。これだけ暑いと夕立は僅かながらでも涼気をもたらせてくれる。ただ濡れたくもないと感情が錯綜するのはもはや意識が朦朧としてるせいかもしれない。

 中断期間開けの初戦。この間にサンフレッチェは大橋がイン

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鳥栖戦~中断前に2連勝

2024年6月26日 サガン鳥栖 vs サンフレッチェ広島 駅前不動産スタジアム

 全国的な猛暑。座ってるだけでじっとり汗ばんでしまう。それに加え日没が遅く涼しくなる気配は一向に訪れず、明るいままのキックオフはまるでデーゲームのようでもあった。

 ピッチには病気により欠場した佐々木に代わり初スタメンのイヨハが入っている。当然佐々木の強度は期待できそうもなく、鳥栖はそこを攻めてきそうである。今ま

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福岡戦~4試合ぶりの勝利

2024年7月14日 サンフレッチェ広島 vs アビスパ福岡 エディオンピースウィング広島

 激しい雨が降り注ぐ。まだ何もプレーしてないのに頭はぐっしょり濡れ、ユニフォームは水を含み肌にピッタリ張り付いてる。これは天皇杯いわき戦と同じ。2試合続けての大雨での対戦となるのだった。

 この試合に当たってメンバーはいわき戦とほぼ同じだった。違いといえばピエロスがスタートから入ってるところだがそこは予

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天皇杯いわき戦~4ゴールの勝利

2024年7月10日 天皇杯3回戦 いわきFC vs サンフレッチェ広島 ハワイアンズスタジアム

 いわき駅前バス停に停まってたマイクロバス。まさかこれじゃないだろうなと思って覗いてみると無料シャトルバスと確認できると共にドアが開いて挨拶を持って迎えられたのだった。紫のレプリカを着ているというのに来場者は誰でもウェルカムという雰囲気を感じるのは運転手だけでなく乗客からもこんにちはという声を貰った

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川崎戦~満田の同点ゴール

2024年6月29日 川崎フロンターレ vs サンフレッチェ広島 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 スタジアムまでの道は人でごった返していた。ブルーインパルスのイベントに帰り客ともろに鉢合わせた。皆が駅の方面に歩くのをぼくは逆を行く。ただそれは一時のこと。夕方に近づけば段々とそれはスタジアム目掛ける人の方が上回っていくはずだった。

 9連戦の最後。締め括りとして勝っておき

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柏戦~防戦一方の中の勝利

2024年6月22日 柏レイソル vs サンフレッチェ広島 三共フロンティア柏スタジアム

 一体なんだ、このスタメン。

 発表されたメンバー表は攻撃の選手で固められてた。これでどういう配置になるか、検討もつかなかったものの加藤がボランチに下がるのではと皆で言い合った時、アップで選手が現れると実際にその練習の光景からそれが確定的であることを窺い知るのだった。満田が出場停止の中、苦肉の策としての布

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マリノス戦~乏しき選手層による苦悩

2024年6月19日 横浜Fマリノス vs サンフレッチェ広島 ニッパツ三ツ沢球技場

 川村が抜け野津田もいなくなった矢先、佐々木が出場停止でボランチと左CBがいないという事態は苦しかった。まずはボランチに満田が入り左CBに東、左サイドに志知が入ることになったが、まず東のとこを狙われるのは明白だった。スピードとテクニックのあるヤン・マテウスを当ててくる。サポーターもそれが分かってるのでやたらとヤ

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ヴェルディ戦~大勝による祝福

2024年6月15日 サンフレッチェ広島 vs 東京ヴェルディ エディオンピースウィング広島

 野津田がタイのBGパアトゥムへの移籍が決まってしまった。その他にも欧州からオファーを受けた選手もいる中でのスターティングメンバーはいつもの面子であったもののいつまでこのメンバーが揃っているのかわからない。そういう不安定さのある中での相手は城福監督のヴェルディだった。

 元サンフレッチェの指揮官。すで

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天皇杯2回戦~想定以上の大勝

2024年6月12日 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 2回戦 サンフレッチェ広島 vs FCバレイン下関 福山通運ローズスタジアム

 おこしやす京都び1-5の敗戦。

 天皇杯で下部カテゴリーとの試合となると絶対に頭をよぎる過去戦績である。選手層を厚くする為にはターンオーバーはしたい。だけどそれをやるととんでもない痛手を被るのでは。そんな疑念で揺れ動くもののスキッベ監督は全選手入れ替え

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