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鎌倉訪問記 20240803

グルテン控えめの朝ごはんに

小麦製品を摂りすぎた翌日、体の不調を感じやすくなった・・・。

そんなこんなで毎朝パン派だった私は、朝だけ"グルテン控えめ"を意識することに。習慣化したものを突然やめるのでなく、あくまで"朝だけ""グルテン控えめ"の生活に切り替えてみようと思う。

とりあえずは一定期間、グルテンの含有量が少ない「ライ麦」のパンに切り替え、体調の変化を見てみることにした。


ただ、ライ麦100%のパンを売っているパン屋は、そう多くない。ネットで検索し続けていると、鎌倉にあるフィンランド人の店主が営む「ライ麦ハウスベーカリー」というパン屋にたどり着いた。

SNSなどの口コミでは、同様に「ライ麦100%のパンを目当てに訪問した」という声が多数見られ、商品自体も美味しいと評判の人気店のようだ。

通販を利用すると、送料で千円近くするようだ。鎌倉は自宅からそれほど遠くないため、久々に観光がてらその店を訪問することにした。  


鎌倉は美味しいパン屋揃い

鎌倉に着いたのは、午前9時過ぎ。目当てのパン屋をはじめ、駅周辺には10時以降オープンの店が多く、小町通りですら静けさに包まれている。

この日は妹との外出だったため、まずは朝早くから営業している彼女のお気に入りのパン屋を訪問することに。

店があるのは御成通り。私もプレッツェルを買ったことがあるが、絶品だった記憶がある。

到着すると笑顔が素敵な男性スタッフが、パン一つひとつの特徴や原産国などを詳しく説明してくれた。

野菜や卵など、具材たっぷり!

説明を聞いた後、気に入ったパンを購入した妹。

残りの時間を潰すため、私たちは近くのベンチで休憩することにした。そこで足の早そうなサンドイッチを半分こしてもらい、小腹を満たす。

日向はすでに溶けそうな暑さだが、木陰を吹き抜ける風はとても心地よかった。


10時になり、小町通りへと向かう。

「ライ麦ハウスベーカリー」が店を構えるのは、小町通りを段葛側に一本入った細道。

一気に人通りが少なくなり、落ち着いた雰囲気の道を歩いていると、事前に写真で確認していた外観が見えてきた。

白と青が基調の素敵な外観

開店してすぐ訪問できたとはいえ、パン屋は店によって焼き上がりの時間が様々だ。

目当てのパンがあるよう願い、いざ入店。レジからフィンランド人の店主が出迎えてくれた。

トレーを持って商品棚に向かうと、狙いの3種類全て揃っており、思わず心躍る。

ライ麦100%の重量感あるパン達

トングで掴むと、ずっしりとした重量感。食べ応えのありそうなパンばかりだ。

会計を済ませ、店を出る。今回一番の目的が達成され、すでにやり切った感でいっぱいだ。

ただ、今回はランチ&カフェの予定を立ててきた。

まだまだお楽しみは続くのだーーー。

夏にぴったりの甘味

おいもカフェ金糸雀

お気に入りのカフェ

先ほどのパン屋と同じ細道を駅側に向かって進むと、突き当たりにあるのが「おいもカフェ金糸雀」。店名通り、お芋(さつまいも)を使った甘味が看板メニューのカフェである。

パンに並んで大の芋好きでもある私は、このお店のパフェを食べてから大ファンになってしまった。

目当てのパン屋からほど近いのもあって、この日も避けては通れなかった(笑)

パフェが一番好き♪

今回も、お芋がふんだんに使われたパフェを注文。

お芋風味のアイスやもちもちのわらび餅、底に敷かれたコーヒーゼリーなど、すべての要素が見事に一体化された逸品である。

前回来てからだいぶ日が空いたが、いつもと変わらぬ美味しさに感動した。

御成通りで異国情緒に浸る

WanderKitchen

細道の奥にひっそり佇んでいる

続いては、御成通りに戻ってランチタイム。先にスイーツを食べてしまったが、お腹はまだまだ余裕そうだ。

今回は、ずっと気になっていた多国籍料理の店を訪問。

手前の看板が目印

御成通りの途中を横道に入り、まっすぐ進んで行くと写真のような目印の看板がある。

店の入り口

看板の手前で右折し、細道に入っていくと目的の店に着いた。

外から覗くと、中にいるのは外国人客ばかり。少し待つと女性スタッフが現れ、店内の奥へと案内してくれた。

ランプの灯りが優しい空間

こちらが今回利用させていただいた席。ほんのりとランプが灯る、薄暗く落ち着く空間だ。

メキシコの料理

私が注文した、メキシコの料理。

メニュー名は忘れてしまったが、牛肉や豆やピーマンを煮込んだスパイシーな味付けが印象的だ。

ジャマイカの「ラバダブポーク」という料理

妹が頼んだジャマイカの料理は、豚肉をBBQ風に焼いたような味付け。内側までしっかり火の通った分厚い肉は、噛むほどに旨味が溢れ出る。

時間や場所を忘れ、ゆったりと寛げたランチタイムだった。

食後はエスプレッソを。

WanderKitchenではドリンクを頼まなかったので、歩いて2分ほどのカフェに移動。

このカフェでは、店内2階で美味しいコーヒーをいただける。今回は2度目の訪問だ。

眠気も吹き飛ぶエスプレッソ

人生初のエスプレッソを頼んでみた。

普段ブラックコーヒーを愛飲する私だが、あまりの苦味で食後の眠気も吹き飛んだ(笑)

<おまけ>お土産のパン

帰り際、お土産にハード系のパンを買って帰ろうということになった。

向かったのは、鎌倉市農協連即売所(通称:レンバイ)にある「PARADISE ALLEY BREAD & CO. - BREAD LAB」という店。

普段ほとんどパンが残っていないため、今回もあまり期待せずでの訪問だった。

迷いに迷って厳選した2つ

予想外にも、ショーケースはパンでいっぱいだ。

妹と悩んだ末、購入したのは写真の2つ。左があんぱんで、右がミニバゲットだ。どちらもハード系の硬いパンで、翌日おかずと合わせて食べたらとても美味しかった。


ライ麦パンを求めての思いがけない外出だったが、カフェもランチも鎌倉ならではの美味しい店ばかり訪問でき、充実した1日になったと思う。

次回の鎌倉訪問は、秋ごろになるだろうかーーー。
早めに予定を立てておこう。


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