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「これを言ったら人が離れてしまう?」そんな恐れとの向き合い方

中野丈矢です。

「これを言ったら、この人との関係は終わってしまう」

そんな感覚的な言葉ほど、実は相手の人は求めています。

「この人にお願いしたい」と思われるには、そんな恐れの気持ちを超えた”自分ごと”を伝える必要があったのです。

個性で生きることへの挑戦


僕は以前、SNSやブログを発信することは、「自分を語ること」だと言っています。専門家として売り出すことよりも、自分を売り出すことの方が、認知は広がっていくから、です。

この考えに至ったのは、時代の流れ。

スマホさえあれば、欲しい情報はいつだって気楽に手に入る時代です。専門家としての立場を築いても、すぐに情報の洪水の中に埋もれていくだけ。ですが、自分を売り出すことで、専門家としての活動も幅を広げていけるのです。

ここまでは頭では分かっているものの、「周りと同じが美徳」という文化に長年、浸っていると、無意識のうちに「自分の意見ではなく、周りの意見を優先する」ことに慣れていきます。

これは「島文化だから」、ではもはや片付けられないのでは?と僕は考えています。

僕の少年時代は、「親や先生が言うことが正しい。だから、言うことを聞きなさい。それも、無条件に」と考えていたため、僕が考えることや感じてることよりも、周りの人の意見に賛成したふりをして、生きてきました。

そんな僕も大人になり、社会人になってみれば、それまで周りの意見に賛成したふりをしてきた僕は、自分の意見や考えを、誰かに伝えることはしなかったため、ただひたすら忙しさに流されていた20代でした。

僕は33歳で起業しましたが、いざ情報発信しようと言葉を生み出す努力はしたものの、これといった主張なんてものは出てこなかったのです。周りの言うことや主張に対して、「そうなんですね。」と言うだけのYESマンだったような気がします。

ですが、人生を変えるべく、情報発信をしようと決めたら、ただのYESマンから卒業しなければなりません。自分で考えて、自分で行動することが、起業家にとってルーティーンだから。起業して8年が経ちますが、長年、僕に染みついた「自分を語ること」への挑戦は、今もなお続いています。

恐れなき発信では、誰の印象にすら残らない残酷さ


SNSやブログで発信することは、ただ情報を発信するだけでは選ばれません。選ばれないどころか、相手の印象にすら、残りません。情報発信の主役は、情報ではなく、人だから。つまり、発信者自身が主役になる必要があるわけです。

かといって、好き勝手な発信や、読者にとって全く関係のないテーマでは、見向きもされません。そこで大事なのは、「みんなに伝えること」ではなく、「特定の誰かに伝えること」です。

僕は、情報発信をする上で、誰かに手紙を書くように、言葉を書き連ねていくと、読者の反応も伸びていった気がします。それまでは「みんなに伝えよう」と意識してましたが、みんなに伝えたかったのではなく、それはたくさんの人に読んで欲しいから。

ですが、みんなに伝えようとすればするほど、ただの綺麗事になっていき、抽象的な内容にしかならず、誰の印象にすら残らないコンテンツを並べるだけだと気づいたのです。

自分を語ることへの挑戦は、今も続いてますが、特定の誰かに向けて発信することは、恐れの気持ちも湧き上がります。特に強いのは、「これを言ってしまったら、関係が終わるのでは?」と言う気持ちです。

「周りと同じが美徳」という文化が長年、染みついていると、自分を語るべく主張することに対して、恐れの気持ちが出てしまいます。また、「こんな主張、誰が読むねん」という自己疑心も少なからずありますが、特定の誰かに対して発信する上で、考えておくべきことは、「どんな伝え方ならば、興味を持ってくれるのか?」とイメージしておくこと。

これは簡単なようで、最初はうまくいきませんが、伝え方やボキャブラリーが増えるごとに、「僕だけの体験」が、「相手の体験」に繋げられるようになりました。

試行錯誤しながら気づいたのは、「僕自身の自分ごとは、誰かにとっての自分ごと」であることも多いのだと、肌感覚で感じています。

「これを言っても、大した興味は持ってくれない」などと諦めながら発信するのではなく、「僕自身の自分ごとは、特定の誰かにとっての自分ごと」という自覚を持つことも大切です。

八方美人より、一方美人


「これを言ったら人が離れてしまう」という恐れとの向き合い方について、お伝えしています。

「しっかり言語化すれば、ファン化は加速する」とは頭では分かっていても、いざ発信するとなれば話は別。自分の主張を誰かに届けるには、どうしても恐れが出てしまうから。

そもそもとして、「たくさんの人」に伝えようとするよりも、「特定の誰か」に伝えることで、反応は伸びていきました。これは不思議でした。

コピーライティングのセオリーにもある、「ペルソナ設定」ですが、これは特定の誰かに向けてレターを書くんでしたね。「誰かの心を揺さぶりかけるレターは、反応も上がる」ということですが、僕も講座を募集する際に一人に向けて書いた方が、反応率は上がっていきました。

「たくさんの人に買って欲しい」という気持ちはなかったわけではありませんが、ビジネスをやる上では、特に一人起業家として活動するには、特定の誰かへ向けてコンテンツを届けていきます。

特定の誰かの悩みや課題など、わからない状態でコンテンツ作成すると、僕だけの体験のまま時間だけ過ぎていき、誰の手に触れられることなく、お蔵入りになります。

ですが、「これを言ったらおしまいだな」と感覚的な言葉ほど、相手は求めていたのです。

情報発信を続ける上で、避けては通れない「恐れ」の感情。この恐れの感情との向かい方として、八方美人ではなく、一方美人にシフトしましょう、という内容でした。

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