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〈只今、人生やり直し中〉生まれて初めてボール遊びを楽しんでみた。

昨日、生まれて初めてドリブルができた。

誰がって?(←聞いてない)

私が!である。

初めてボール遊びをしたのが、一体何歳頃だったの記憶がない。

気が付いた時には、学校でドッジボールをするようになっていた。

ボールが怖い私はすぐに目をつぶってしまうので、当然の事ながら当てられる。

「アイツ、いつも目つぶってるからすぐ当てられるぜ!」

とクラス中に認知されていたので、毎回速攻で当てられて常に外野だった。

勿論投げるのも上手くない。

ボールの扱いそのものが下手なのだ。

学校の授業で習う全ての球技が苦手だった。

っていうか、鉄棒・マット・走る という全ての事が苦手だった(笑)

そんな私が約30年ぶりにボールと向き合い?

ドリブル連続30回ができた!


まずは私がやってみる

次男が通う幼児教室では、最近授業前に必ず「ドリブル」の練習をしている。
「連続10回」を目標に、みんな頑張っている。

今まで公園に行ってもあまりボールに慣れ親しんでこなかった次男は、勿論上手くできない。
ボールがすぐにあちこち遠くへ行ってしまう。

上手くできない次男は、ドリブルの時間を楽しめていない事は明らかだった。

サービスが行き届いた幼児教室では、ドリブルの個別レッスンもあるが勿論お高い。

幸いにも今はYouTubeに「ドリブル練習」等の動画が沢山溢れている。

小学校に上がればボールを使って遊ぶ場面も増えるし、練習しておいて損はなし。

私は子供を連れだして公園へ行った。

公園に着くと、遊具を目の前にして次男の興味は断然遊具である(笑)

「練習しない?」と声をかけても「嫌だ~!」と知らん顔。

でも良いのだ。

私がドリブルを100回位続けてできるようになったら、さすがに興味を示すに違いない。

私は遊具で盛り上がる2人を横目に黙々と練習を始めた。

初めてコツを知る

動画では、まず準備運動からスタートした。
指先をよく動かして、次に屈伸。

「ドリブルは膝を使います」というナレーションに「え!そうなんだ!!」と目から鱗になる私(笑)

最初は、両手で地面にボールをついて胸の高さでキャッチを10回連続でやってみる。

これが中々戻ってこない。

結構力強く地面に打ち付けないと戻ってこなかった。

何度か試して10回連続はできたものの、片手でドリブルとなると2,3回で戻ってこなくなって終わる。

かなり強めに押す事を意識したら、何とか連続してドリブルができるようになった。

ちょうどお昼時だったので、公園にはお散歩中のお爺さん1人しかいなかったけど、そのお爺さんがジーっとこちらを見ている(笑)

ちょっと恥ずかしかったけど、私は黙々と練習した。

ボールを打ちながら、「きっと子供の頃にもこうやってドリブルの練習をする時間とかあったはずなのにな~」と思った。

こんなにボールを強く打つなんて知らなかった。
指が結構疲れてくる。

もしかしたら、子供の頃の私は「人に見られること」が物凄く嫌だったのかもしれない。

結局20分程度の練習で、ドリブル連続30回できるようになった。

大人になったからなのか。

人目を気にせず練習したのが初めてだったからなのか。

理由はよく分らない。

でも、ただ公園に付き添って眺めているだけよりも遥かに楽しかった。

私は生まれて初めてボールが楽しいと思えた。

母になって人生をやり直している


度々noteに溢れ出てしまっているが、私は子供時代がとてもしんどかった。

勉強も運動も、興味を持つタイミングが遅かったのかもしれない。
いつの間にか小学生になっていて、興味がない授業を黙って聞かなければいけなくなっていた。

私はどういうワケだか、「話を聞いてるフリして空想の世界を楽しむ」という技術が身に付いてしまったので、見事に学生時代を「空想時間」として完走してしまった。

体育の時間だけは、空想しているワケにいかず苦痛で仕方なかった。

今こうしてボールを上手く扱えるようになったら凄く楽しいのに。

勿体なかったな(笑)

子供を見ていると心から思う。
結局「得意なら楽しい」のである。

練習は苦痛だけど、得意になってしまえば楽しい。


きっと母にならなければドリブルの練習なんて一生やらなかった。
こんなちょっとした事も、改めて「母になって人生をやり直している」と思う。

子供達には本当に感謝。

今年の冬は子供達と地道にボールの練習をしたいと思います。

早くも、右腕に筋肉痛がやってきていますが(笑)


今日も最後までお読み頂き有難うございました。
素敵な一日になりますように☆彡


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