療育へ行った話
10月に次男(年中)が通う保育園の先生から、やんわり療育をすすめられた。
・滑舌が悪い
・ヨダレが多い
・たまに話をまったく聞いていない事がある
との事。
私は、次男が「優しい大人」に対してあまりにも人懐っこくベタベタする所が、性格なのか、ちょっと異常なのか?が気になっていた。
11月、12月と2回療育へ行ってきたので、ここらへんで少し整理してみる。
幼児教室と類似?な知能検査
11月は、知能検査をした。
部屋の中で、ソーシャルワーカーさんと次男が机で向かい合ってスタート。
「これからお勉強をはじめます」
「よろしくお願いします」
と、幼児教室のようなご挨拶をしてスタートした。
田中ビネー知能検査Vというもので、絵カードをお話の順番に並べ替えたり、形(〇△□)を書いてみたり、10個の積み木を半分にしたり。
内容も通っている幼児教室の様だった。
この検査では「基底5才」という結果になり、まさに年齢相応だった。
社会生活能力検査
次男が知能検査をしている最中、私は「S-M社会生活能力検査第3版」というアンケート?に回答した。
身のまわりの事ができるか?とか
集団に参加できるか?とか
大きく分けて6項目に分類されて、概ねの年齢が出た。
その中で「コミュニケーション3歳4ヵ月」と判定されてかなり驚いたが、その項目が「電話に出られるか?」「簡単な電話の取次ぎができるか?」等、自宅の固定電話を想定した質問だったので私が×をつけた為だった。
これについてはソーシャルワーカーさんも「ちょっと質問が古いので、この辺は気にしないでください」との事だった。
総合的な判断
ひとまず知能検査全般については、特段問題がないと言う結果になった。
でも1年後位をめどに再検査しましょうという事だったので、多少の引っかかりはあったのか?( ̄▽ ̄;)
次男が保育園の先生から「たまに指示が全く入っていない事がある」と言われた点については
「枠を作ってあげた方が良いかもしれない」という事だった。
今回の知能検査も「これからお勉強を始めます」とご挨拶をすれば、そのモードになって真剣に話を聞ける。
普段の生活でも「これからお話をするよ」とか「今は自由に遊んで良い時間だよ」とか、「今何をする時間なのか?」が明確な方が自己統制ができるタイプという事だ。
この日も知能検査が始まった頃は集中していたけど、終わった途端におふざけモードが発動していた。
こうして11月の療育は終わった。
耳鼻科
12月は耳鼻科の先生の診察だった。
と言っても、耳鼻科の先生と少しお話をしたり、言葉をマネさせて滑舌を確認したりが主だった。
耳の中を見ても異常なし、舌の動きも特に問題なし。
可能性として考えられるのは「アデノイド肥大かもしれない」との事だった。
アデノイドは鼻の奥にある扁桃で、ここが大きくなると寝てる間に口呼吸になって、鼻がフガフガ言ったりするとの事。
「耳鼻科で検査してもらって下さい」との事で、その場では結局分からなかった。
次回は発音テストと、聴力テストを実施して、その結果トレーニングが必要と判断されたら定期的に療育へ通うという事になった。
耳鼻科の先生との面談?は約15分。
発音テストと聴力テストは別の日にやるとの事。
一度にやってくれ( ̄▽ ̄;)!!!
次回の日程調整は後日電話が来るとの事だったので、「来週、再来週とかですかね?検査となると年明けになりますよね?」と聞いてみたら
「う~ん。大体1ヵ月以内位にはお電話できると思います」との事。
電話が来るまでに1ヵ月?Σ( ̄ロ ̄lll)!!
めちゃくちゃ時間かかる!
民間企業なら、サービス業の世界なら考えられない話。
でもこれって、昨日読み終わった本の中に出てきた
「お互いに無理しない。無理させない」ってやつかもしれない。
本の中で「7月(夏休み)のデンマークは不便」と書いてあったけど、職種問わず自分の生活を大切にしたら、そりゃぁ不便になるよね。
一瞬「えー、先だな」と感じたけど、「まぁいっか」って思えました(笑)
尺度はそれぞれ
という事で、療育通園のジャッジは年明けまで持ち越される見込みとなりました。
それにしても、知能検査も生活能力検査も 私にはよく分らないです。
どこまでが「性格」「個性」なのか分からない。
こういう検査は科学的根拠に基づいて作るのかもしれないけど、生活環境や時代による所も大きい気がする。
とりあえず母は、色々あっても可愛い我が子との生活を楽しく笑って過ごしたいと思います。
今日も最後までお読み頂き有難うございました。
素敵な週末をお過ごしください☆彡
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