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ヨンデミー!の読書感想文WSへ参加したら意外な所で効果を発揮して感動した話。

おはようございます。
今日で7月も終了。あっという間ですね。

長男(小1)も夏休み12日目となりました。
そこで気になってくるのが「夏休みの宿題」。
特に読書感想文や自由研究等、一日では終わらなそうな宿題にまだ手をつけられていないので母はドキドキした日々を過ごしています(;'∀')

そんな中、オンライン読書教育ヨンデミー!の読書感想文ワークショップへ参加しました。
今日はその意外な効果についてのお話。


ワークショップへ参加した背景

以前こちらにも書きましたが、長男は「多読」であり、「本が好き」ではあるものの、感想を聞いても特になく💦

相変わらず「眺めているだけ?」という疑念がぬぐえません(;'∀')

しかも、「字を書くこと」も大嫌いです💦

これでは「感想文」なんて書ける気がしないΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

でも、せっかく長年読み聞かせをしてきた母としては「読書感想文を読書スタイルの成長につなげて欲しい!」という願いもあります。

そんなモヤモヤを抱えていた7月のある日、LINE登録しているヨンデミー!から「オンライン読書感想文ワークショップ」のお知らせが届き、即申し込みをしました。

実はヨンデミー!は半年以上前から気になっている習い事の一つですが、「子供に最適(興味・難易度)な本を紹介するサービス」という印象が強く、私が長男の読書について悩んでいる事をマッチングしない気がして様子見をしていた所でした。

「ヨンデミー!の子供から『本の感想』を引き出すノウハウ」も知る事ができるし、たった1時間半で効果が出たら凄い!と若干過度な期待(笑)をして当日を待ちました。

読書感想文ワークショップの様子

この日にワークショップを担当した先生は、23歳のたくみ先生という男性の先生でした。

今まで学研の「ことばパーク」や、チャレンジタッチの「オンラインライブレッスン」等に参加した時は

「みんなー!!こんにちは~♡」の様な、ちょっと「芝居っぽい」感じの先生でしたが、

ヨンデミー!の先生は「普通の大学生が後輩に早口で喋っている」という感じでした。

ワークショップはZOOMを使用していて

①先生が話す
②先生が子供に質問をする(2~3択)
③子供がチャットで返す

という流れを繰り返す感じでした。

最初は「1時間以上PCの前に座っていられるかな?」と不安でしたが、長男はチャットに文字を打つ事が楽しかったらしく、飽きる事はありませんでした。

只、「文字を打つ」事の方が楽しくなってしまい

「1111111111111111111111111111111111111」と連打したり(こういう子が何人もいました💦)

数字で答えれば良い所を

「『もってるよ』って打ちたい。どこを押せば良い?」とタイピングにチャレンジし始めたり

途中から先生の話を全く聞かず、文字を打つ事に夢中になっている

という状態でした。

「今先生が大事な事を話しているぞ」と感じる時も長男はキーボードをいじっていたので、後半は私がイライラして溜まりませんでした(-_-;)

内容については、正直な所ヨンデミー!のこちらの記事を読んだ方が読書感想文に対する理解が深まるし、親が読書をする時にも参考にしたい部分があると感じました。

この記事は本当に気づきが多いので、是非読んでみて欲しいです。

後半はイライラしっぱなしだった私。

保護者Q&Aタイムに入ったので「もう遊んできていいよ」と言うと、長男は次男と共にバルコニーで水遊びを始めました。

繋がれた鎖が取れた動物みたいにはしゃぐ姿を見ながら

「うーん、今日のワークショップに期待しすぎたかも。やっぱり対象年齢もバラバラな一斉オンライン授業は難しいな」と若干の空しさを感じていました。

効果は絵日記に現れた!?

その夜、読書感想文をいきなり書く事は難しいので、「絵日記2枚」という宿題の1枚目を書こう!という事になりました。

テーマは週末に見てきた熱海の花火大会。

配布された絵日記の用紙に入る文字数は63文字。

「はなびたいかいをみにいきました。きらきらしてきれいでした。」

みたいな3行で終わる日記を書くのでは?と予想していましたが。

はなびたいかいをみにあたみへ、いきました。
りんごのはなびがあがって、りんごがたべたくなりました。

長男の日記

おっ!予想外の感想に母はびっくり。

実はヨンデミー!のワークショップの内容で

・読書感想文は自分の事を書く文章
・自分の事→どんな人か?どんな事を考えたか?

【具体的な書き方】
①どんな人(自分)
②本の内容
③どう思った?

ワークショップの抜粋

という話をしていました。

長男の書いた日記は

①どんな人 
どんな人かは書いていませんが、長男自身は「食いしん坊」として周りにも知られています(笑)

②本の内容
りんごの花火

③どう思った?
食べたくなった


という3部構成が完成していました。

「えっ!凄い!!」と感動しつつも、残り14文字。

これはどうやって締める?

私も夫も何度も読み返しながら

「らいねんもみにいきたいです。」の14文字が無難だろうとお互いに思っていました。

すると長男が嬉しそうに「枠より文字が多くなっても良いって先生が言ってた!」とルールを思い出したようで、自ら続きを書き始めました。

つぎは、いちごのはなびをみたいです。

長男の日記の続き

イチゴの花火?斬新すぎる( ゚Д゚)!!!!

その後、「音が凄かったんだ!これも書きたかったんだよ!」と言って追記していました(笑)

はなびたいかいをみにあたみへ、いきました。りんごのはなびがあがって、りんごがたべたくなりました。
つぎは、いちごのはなびをみたいです。
すごいおとだったです。

長男の日記全文

最後の「凄い音だったです」は「凄い音でした」の方が良いのでは?と思いましたが、そっとしておきました。

意外な発見に母は感動

正直、この日記にはとても感動しました。

親が介入すれば確実に「無難な日記」だったと思います。

子供の自由な発想や、その子らしさを大切に育てようと改めて感じた一件でした。


そして、確かに「リンゴ好き」な長男が花火を見ながらそんな事を思っていたとは全く気づきませんでした。

以前、沢山文章を書かせる事で有名な私立小学校の先生(志望校でした)が

沢山の文章を書いてもらう事で、その生徒の中身をより深く理解できる

と話されていていましたが、まさにその瞬間を体験できました。


読書感想文は200文字なので、絵日記よりも遥かに大変そうですが。

親が想像もしていなかった長男の心を見る事ができるかもしれないと、楽しみになってきました。

また、読書感想文を書いたら過程をアップしてみようと思います。

今日も最後までお読みいただき、有難うございました。
7月最終日、楽しんでいきましょう(^^)


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