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「子供の気持ちを大切にする」の線引き

おはようございます。

昨日から長男(小1)が、夏休み3回目の1人宿泊イベントへ参加しています。

今回は初めての2泊3日!!

考えてみれば1泊2日だと旅先では中々落ち着かないですよね。

2泊もあれば友達同士でできる事が沢山増えるし、どんなお土産話が聞けるか今から楽しみ(^^)

そんな中、今日は次男(年中)との間に起きた話です。

伝家の宝刀「お腹痛い」


先週の土曜日、前日に私の実家に泊まっていた長男・次男は揃って朝早くにばぁばと共に電車に乗って、我が家の最寄り駅まで帰ってきました。

その足でいつもの通り、体操教室へ。

次男は、最近メキメキと体操が上達してきて逆上がりができるようになってきました。

この日も鉄棒、マットと、しっかりできていて「大きくなったな~」と感心。

終わったらすぐに、プールへ。

更衣室へ行き、着替えさせようとすると突然

「お腹痛い、今日は休む」

と言い出した。


次男は「お腹痛い」をかなり頻繁に言います。

大体その「お腹痛い」は保育園に行く前とか、何かをやらなければいけない時に発動されるので8割位は「行きたくない/やりたくない」の表れ?

と夫婦共に感じていますが、実際の所は分からない。

確かに次男は、毎日快便の長男に比べて2日位ウンチが出ない事もあるし

大食いだった以前と比べて食が細くなり「今日全然食べてないよね?」みたいな日があったり。

小児科の先生に相談した事もありますが「普通に生活できていればそれほど心配するような腹痛ではないので、気にしなくて良いのでは?」と言われました。

健康上は何も問題ないし、発育も良い方です。

でも「お腹痛い」はかなり頻繁に出てくる。

予定通り進めたい母

次男の体操が終わるとすぐに長男の体操が始まります。

別の場所で習っているので、夫は大急ぎで私と次男をプールへ送り届け、すぐに体操教室へ戻り長男の体操を観覧。

この日も次男をプールまで送り届け、更衣室まで入った直後でした。

「お腹痛い。今日はやらない」と言う次男。


・本当にお腹が痛いんだろうか?

・せっかくここまできたのに?

・もう受付済だから振替できないのでは?

・振替に来れる日がない、勿体ない。

・どうせ1時間後に長男のプールが始まるまで暇だし、時間が勿体ない。

・大体、さっきの体操はいつも以上に綺麗にできていたし、お腹痛い様に見えないぞ?


私の頭の中はそんな事がぐるぐると巡り

「何とか次男を説得しよう」としていました。


「本当にお腹痛い?そんなにお腹痛いならこの後お祭りに行ってもかき氷なしだよ?」

「わかった。明日食べる」←(笑)


かき氷に折れるかと思いきや。。。

仕方なく、翌週に予定していた「サンリオピューロランド」を引き合いに出してみる。

「水曜日、マイメロちゃんに会いに行こうと思ってたんだけど、今日休むならマイメロちゃんじゃなくてプールの振替に来なきゃいけないよ?」

「え~。」

しばらく考える次男。

流石にマイメロを引き合いに出されたら「プール入る」となるかと思いきや

「わかった、それでいい」

えっ!?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン


何を言っても絶対に意見を変えない次男。

その日はお休みしました。


「今日は嫌だ」という気持ちは事実


長男のプールまで1時間、やる事も居場所もないので、スクールの廊下にあるベンチに座ってボーっとしているとコーチが通りました。

コーチに事の顛末を話すと

「そういう時にやっても、良い練習はできないしね」と寄り添ってくれました。


分かる、分かるよ。

私だって、学校も仕事も「今日はどうしても無理!!」と思った日にお休みをした経験がある。


この日も「何とか説得しよう」とした一方で

「次男の気持ちも大事にしたい」という思いもあり

説得→休んでもいいよ→やっぱり説得→やっぱり休もうか?

みたいな、ハッキリしない言い回しでした。


絶対にプールに入ってしまえば楽しい。

でも、「えい!」って入る、その一歩が物凄く億劫な時ってある。


「休む」って自分の中で決めるまで、物凄いエネルギーを使う。

私も学生時代に、「今日学校行かない」って親に言うまでに


・ここで休んだら明日からも行きづらくなる

・「学校で何かあったの?」とか心配されるのも辛い

・「具合が悪い」と言えば、病院に行こうとか騒ぎになるかな?

と、色々考えた末でした。

そして大体色々聞かれるので、「よっぽどの時」しか休む事はありませんでした。

それが良いか悪いか分からない。

それ相応の理由を必要とするので「休み癖」はつかないものの、「自分の気持ち」に鈍感になる気はします。

でも、きっと殆どの人がそうですよね。

「今日行きたくないな~」って思っている人は沢山いるけど、「行かない」を選択する人はほんの少し。


次男の頭を撫でながら

この先、学校でいじめに遭うかもしれない。

親に言えない悩みも出てくるだろう。

そういう多感な時期に、「絶対的な味方」だと思ってもらえるかな?

今日の私の対応は子供からの信頼を失くしたのでは?


と、反省も交えて複雑な気持ちになりました。


今思えば、「お腹が痛いから休む」を「うん、いいよ」と

即答で受け止めていたら

休み癖がつくのではなく

口に出した事が叶う⇒考えてから発言する

に繋がったかもしれない。

そんな気がします。


親の予定は勿論ですが、子供の中にも

「あ~あ、休んじゃったな」という何となく苦い思いは残るもの。

本当にその習い事が嫌なら別ですが

大体はそれで「休み癖」なんてつかないはず。


お腹が痛いかどうかは分からないけど「今日は嫌だ」という気持ちは事実。この日はお休みして良かったなと思いました。


きっとこの先も、子供達の発言や行動に戸惑う事が沢山ある。

でも、子供達の言葉を受け止め、受け入れる事を大切にしようと思います。


今日も最後までお読みいただき、有難うございました!

これから、その「マイメロちゃん」に会いにピューロランドまで行ってきます(笑)

皆様も素敵な一日をお過ごしください☆彡


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