繰り返し使えるのは本当にエコなのか
今日の昼下がり。
親友が電話で
「最近ヴィーガンコスメ集め始めて、スキンケアもクルエルティーフリー(動物実験をしていないもの)のものにしてるんだ」
と言っていた。
おー良いやん、と相槌を打っていたのだが、
「コットンも洗って繰り返し使えるねん。でも私気付いてんけど、洗うのに洗剤使うやん?洗剤にマイクロプラスチック入ってたらあんまり意味ないよね」
と言われた。
…
確かに…!
盲点だった。
マイクロプラスチックとはプラスチックが
5ミリメートル以下の微細になったもの
のことであり、全てのプラスチックはやがてマイクロプラスチックになる。
『一次的マイクロプラスチック』と『二次的マイクロプラスチック』の二種類があるのだが、前者は洗顔料や歯磨き粉、化粧品等にスクラブ材等としてマイクロサイズで製造されたもの、後者は元々大きかったプラスチックが自然環境の中で粉砕されて小さくなったものを指す。
親友の言っていた、洗剤の中のマイクロプラスチックとは前者に該当する。
使い捨てのものよりは確かに良いかもしれない。
けれど、本当にプラスチックが出ないようにしたいなら洗剤もそういった配慮のあるものを選ばねばならない。
大事なところを見落としていたことに気付かされた。
マイクロプラスチックは、それを誤って摂食してしまった海の生物の生物組織に炎症をきたす。
それだけでなく、食物連鎖を通じてプラスチックの添加剤や汚染物質はやがて陸上の動物や人間の体内にも摂取されて悪影響を及ぼす。
目に見えないところまでプラスチックに依存しているというのを痛感した。
つい見落としてしまいがちだが、できるところは極力避けたいと思う。
よく考えたらスポンジもプラスチックだ。
「びわこふきん」気になるなあ、試してみようかな。
引用・参考元:
参考元:
親友が最近使っているコスメブランド:
https://www.rakuten.co.jp/beplain/
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