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臨時休みのお知らせと、最近の身の回り。

こんにちは。みなさんお元気ですか?
まずお知らせです。明日の21日(金)は都合によりお休みとさせていただきます。
22日(土)、23日(日)はいつも通り営業します。
よろしくお願いします。

さて、もう梅雨入り!?って感じですね。暑いんだか、寒いんだか、よくわからない日が続きますね。僕も明香も息子もGWの激務から、母の日ギフトが終わり(沢山のご注文ありがとうございます!)ホッとして気が緩んだのか、ドッと疲れが押し寄せてきてなんだかグッタリな日々です。かといってダラダラを過ごすのもなんだかな〜ってのもあるし、やりたい事は盛りだくさんだし。でも思い返せば白子町から睦沢に越してきて、それからお店を開店させてドタバタの一年が過ぎ、そしてコロナに翻弄され、今こうやって書いてるだけでも「そりやぁ、ドッとくるわ!」って。まぁ明香と二人だと自分たちのペースで休める時は休んだり出来るけど、子育てしながらだとそれはそれは…疲労が3倍って言っても過言ではないっす。

でもまぁ、そういう暮らしも自分たちで決めた事だし、息子をどこにも預けずに自分達で(息子も含めて)一緒にお店も日々の生活もやっていこうと。そこに揺るぎはないし、むしろその基盤が出来てきたし息子も大きくなって、開店した頃よりはだいぶと楽になってきました。けれど、僕も明香も40歳を超えて疲れが中々とれないのが現実。現実を受け入れつつ、今の僕達にとって何が大切なのか?って考えるとお店があってこその、日々の暮らしだと思います。でも仕事!仕事!って囚われると気持ちよく働けないし、お金!お金!って囚われるとなんだか虚しくなったり。仕事の時間と、家族との時間のバランスの取り方って難しいですね。うちは客商売だからいつも安定して収入がある訳ではなく、季節や時期によって仕事に対するバランスの比重が大きくなったりします。その時期に家で息子との時間を、仕事と同じ様に作れるかってなると、これがまた難しい。体力的にも精神的にもしんどくなる時もあります。それに仕事と家庭プラス「自分の時間」ってのも少しでもないとステレスも溜まったり。その全てが流動的に日々の時間で動いてるから、その時、その時で何がベストなのかを直感と経験で見極めて自分なりに頑張ってるつもりなんだけど、時々「これでいいのかな?」とか考えたり。でも、考えるってのは大切な事だと思うし考えて明香と話し合ったりして、そうやってとにかく日々こなしていくしかないわけで。

子供の成長なんて本当にあっという間だし、そう思うと一緒に暮らせるのも本当に限られた時間だと思います。息子が大きくなった時に、明香と「あの時は大変だったけど、楽しい時間だったね」と言い合える日が楽しみ。息子も幼少期を思い出した時に、少しでも心が暖かくなるような記憶を思い出してくれたら嬉しいな。完璧な親なんて、何を持って完璧かわからないし、そんなの存在しないけど、父ちゃん、母ちゃんは必死でやってるぞー!って少しでも伝わってくれたら本望です。

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庭のグミの収穫。毎朝摘んで食べてます。やっぱり旬の果物は食べると元気になる!少しづつ頂いてます。自然に落ちたのは鳥や虫にお裾分け。

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山食がヴァージョンアップしました。ポーリッシュ種という酵母を足したら、食感がモチモチで程よい食べ応え感になりつつ、とても食べやすい食感。今まで食パンを何本焼いてきたのかわからないけれど、日々常にベストを目指してるので今が自分の中でベストな状態です。食パンの生地には、卵、乳製品、ショートニング、スキムミルクなど使っていません。
小麦、天然酵母、きび砂糖、自然塩、水が原材料になります。
とてもシンプルな配合で、手法も手ごねという古典的な手法で生地を捏ねて焼き上げています。これから僕が焼くパンはどんどんシンプルになっていくと思います。その方が小麦の風味が際立つし、毎日食べたい!と感じるパンになります。
あくまでパンはおやつではなく、食事の一部。そう思うとあまりにも甘いパンは控えて、山食、フォカッチャ、そしてカンパーニュといったパンを中心に焼いていこうと考えています。

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店頭に並ぶパン達の様子。お取り置きや、発送の予約などお気軽に電話ください。
インスタのメッセージでも大丈夫です。

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先日はmoribookの打ち合わせをしに、森山岳部のメンバーでもある TDさん宅へ。
誰かの家に行くなんて久しぶり!そして誰かにコーヒーを淹れてもらうなんて!
TDさんは木工職人でもあるので、ご自宅は自身の作品に溢れてました。溢れてるって言っても物が多い訳ではなくて、置いてある物に愛が溢れてるって感じました。ちょっとしたモノがめっちゃ可愛かったり、ついつい手にとって見たくなるモノばかり。良い刺激になったし、息抜きになりました。いつもありがとう〜。

TDさん夫婦は白子のMELEの頃からのお客さんで、森を開店してからも足繁く通ってくれて、丁度僕が山に興味を持った時に「じゃぁ一緒に山に行きましょう!」と。年も同じだし、もう一人のメンバーも同じ年なのでトントンと話が進み、いつの間にか森山岳部が出来て最近よく一緒に遊んでます。
しかも!奥さんが以前、本の編集の仕事に携わっていたとの事で、今回moribookを作るにあたり色々とアドバイスしてもらったり、校正をチェックしてもらったりとお世話になってるんです。こんな巡り合わせってあります?なんだか前もって決まっていたかのようなパズルのピースみたいで、人との縁って自然とハマるもんなんだな〜って。特に歳を重ねると新しい出会いってあまりないしそこまで深い付き合いに発展する機会ってまぁ減ってきますよね。そんな中、森山岳部との出会いと縁が貴重な財産です。お店をやっていて良かったなって。

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TDさんの作品。彼はいつもこのカップを山に持ってきています。そして毎回僕は手に取って眺めてます。いつか購入したいな〜!そして森喫茶で個展とかやれたら楽しそうだな〜。なんて妄想を膨らませてます。

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このデスクもTDさんの作品。このデスクでブログを書いたり、 moribookの制作に励みたいなー!って思う佇まい。全体のバランスがホッとする暖かさがあって、彼の人柄がとても反映されてるって感じました。打ち合わせも無事に終わって、いよいよ入稿作業の段階になってきました。早くて5月中には入稿したいなって思っています。
最近、「moribook楽しみにしてるよー!」ってお客さんから嬉しい声をかけてもらってます。これがダイレクトなエネルギー源となります。
今しばらくお楽しみにお待ちください〜。

梅雨時期になり、しっとりと潤う音楽を聴きたくなるこの頃。そんな時に出会ったのがこの曲です。僕はアフリカのマリの音楽が好きで、このアルバムはマリやサハラの伝統音楽をアコースティックギターで奏でるという構成。しかもセネガルの川べりでマイク一本で録音されてるので、よく聴くと虫の声とかが聴こえてきて最高なんです。本来この音楽は伝統楽器にコラなどで演奏されるんだけど、ギターも新鮮ですね。これからの季節、海上がりに睦沢の里山をバックに車でこのアルバムを聴くのが楽しです。