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地方企業での副業、人気の職種ベスト3は?

2016年、地方創生の取り組みの一環として内閣府が「プロフェッショナル人材戦略」をスタートさせて以来、地方企業が大都市圏の人材を活用しようとする動きは顕著です。

ハイスキルを持った人材が少ない、専門的な人材を抱える余裕がない、労働人口の減少により事業の運営だけで精一杯など、地方の現実を解決するため、大都市圏のビジネスパーソンが副業として地方企業に携わるケースが増えているのです。大企業や都市部で10年、20年と積み上げてきた事業経験には、地方企業が切望してやまないノウハウやスキルが詰まっています。

ひとことでスキルといっても、その内容は多種多様です。では、地方企業が副業に求める職種はどのようなものがあるでしょうか。Skill Shiftに登録されている求人内容と、保有スキル別の副業希望者数を参考に、人気の職種を挙げてみましょう。

【Skill Shift 副業登録者 保有スキル TOP3】

1位    マーケティング   (約17%)
2位    新規事業企画    (約12%)
3位    営業企画    (約11%)

1.マーケティング

一言でマーケティングといっても内容は市場調査や販売戦略、ブランディング、さらにはECサイトの売り上げ改善、広告運用などさまざまです。昨今はデジタルマーケティングへの需要が高く、特にSNS活用やwebサイトの運用などのノウハウを持った人材の注目度が上がっています。
実務経験豊富なマーケターなら、取り扱う商品やサービスに関係なく、培った知見を存分に発揮できる副業先が必ず見つかります。

<案件例①> 

ミシュラン掲載うなぎ専門店~県外からの集客UPを図りたい!
(うなぎ入舟)

うなぎ入船

<案件例②> 

新しい魅力を生み出す木工所の挑戦に力をお貸しください!
(有限会社 山本木工所)


2.  新規事業企画

経営戦略の立案や事業アイデアの実現サポートのほか、企業が持っている技術や商品をもとに、新たな企画を練って売り上げ拡大を目指すことも。事業開発はもちろん、何らかの形で企画の立案・実践に携わってきた人なら協力できることが多いのではないでしょうか。本業の業種に近い副業先なら、なおさらです。コンサルタントスキルやブランディング、商品企画力なども関わる内容です。

<案件例③> 

アプリ開発や販路拡大などの新規事業構築に力を貸してください
(株式会社三協通信)

三協通信


3. 営業企画

顧客拡大にむけたアドバイス、営業戦略の策定が主な業務となります。営業畑を歩んできたり、営業チームを率いた経験があったりすれば、戦略の策定や実行についてさまざまな知見を持っていることでしょう。大企業や都市部での営業活動の中で「特に変わったことはしていない」と思っていても、地方企業にとっては目からうろこという事例やヒントがたくさんあります。

<案件例④>

 建設工事の受注先拡大に向けた営業指導にご協力ください
(株式会社石川建設工業)

石川建設


共通するのは、職種に関する豊富な経験値をベースに副業先の企業価値向上や成長に貢献できる点。キャリアにおける成果や達成感を得られるだけでなく、本業とは違った視点で取り組むことでスキルアップにもつながります。
企業の成長を促すことに止まらず、担い手不足に悩む地方都市・企業と関わることは、地域に変化を促す糸口にもなり得ます。副業が持つポテンシャルは、想像以上に大きいのです。


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