社内研修遠足レポ:記念館「盛田昭夫塾」
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社内研修遠足レポ:記念館「盛田昭夫塾」

SKG

SKGではプロジェクトローンチ後もクライアントのもとへ直接足を運び、お話を聞かせていただく時間を大切にしており、定期的に研修遠足を行なっています。
今回は2022年入社した私・井上の目線から当日の研修内容を振り返ります。

研修場所は、2020年にSKGがプロジェクト立ち上げに携わった記念館「盛田昭夫塾」になります。見学ではプロジェクトに携わっていないメンバーがプロジェクト背景・知識を深めるのはもちろん、SKGがどのようにして助けになったのかプロジェクトの背景を探ります。

盛田昭夫塾は2020年に愛知県常滑市に開館され、ソニー創業者の1人である盛田昭夫氏とその妻・良子氏が常に大切にし続けた「人との縁」をコンセプトにした記念館です。SKGでは、ブランド立案からweb、サイン、展示、パンフレット、グッズにいたるまで、すべてのデザインを手掛けています。プロジェクト詳細はこちらからご覧ください。

1. 盛田味の館で盛田家のゆかりに触れる

当日、名古屋駅に降り立ったメンバーは車で常滑市へ。
伊勢湾を背景に現地に到着した一行は、盛田家のルーツである蔵元盛田を体感できる「盛田味の館」(以下、味の館)に行きました。江戸時代の醸造蔵を改装した店内は杉樽がずらりと並び、迫力ある雰囲気の中で醸造ならではの美味しい料理を食べることができます。

盛田味の館 館内 と 自慢の味噌おでん

味の館で昼食を取った後は、館内に併設されている常設展「十五代当主 盛田昭夫」を見学。見学の際は、盛田昭夫氏の御長女で「盛田昭夫塾」の館長・盛田直子さん直々に展示品についてご丁寧に詳しく解説いただきました。仕事とプライベートで分けない展示の見せ方は、飾らない等身大の昭夫氏を知ることができるのはもちろん、多くの著名の方々に愛された人柄であることが分かる内容となっています。
また当時の写真や映像を通して、盛田家の雰囲気も垣間見ることができました。

常設展「十五代当主 盛田昭夫」にて

味の館では、隣接する工場で造られたばかりのお酒や食品を味わえるレストラン、物販コーナーはもちろん、盛田昭夫氏に関する常設展など、幅広い視点で盛田の伝統を体感することができます。機会があればまた行ってみたいと思います。

2. 見て、感じ、学ぶ濃厚な盛田昭夫塾

味の館を後にした一行は、本研修のメインである「盛田昭夫塾」の見学へ。
館内は5つのエリアで構成されています。

  1. Achievement 昭夫と良子の功績

  2. History 昭夫誕生からソニー誕生へ

  3. Challenge 昭夫と良子の挑戦

  4. OMOTENASHI 良子のおもてなし術

  5. Library 昭夫・良子の友情/企画展示コーナー

展示品を通して盛田昭夫氏と妻・良子氏の歴史を知ることができます。当館でも直子さん直々に解説いただき、お二人が最も大事にしていた「揺るぎない縁づくり」と「おもてなしの心」を通して学びのある時間となりました。

直子さん直々に解説

5つのエリアはどれも印象深かったのですが、個人的には「チャレンジ」と「おもてなし」のエリアが非常に心に残っています。

昭夫氏の何事にも好奇心旺盛な性格、また思い立ったら即行動に起こし体験することで自分自身を高めていく姿勢は、新しい会社に飛び込んだ私にとって刺激的で気づきを与えてくれました。ジャンル問わずあらゆる物事や人に興味を持ち、多くの経験から吸収することは仕事スキルを高めるだけではなく、感性豊かな人間として成長することの大切さを改めて教えてくれました。だからこそ、国境・業界・世代を越えて多くの方々に愛され続ける昭夫氏なのではないのかと思います。また、昭夫氏の気取らない雰囲気に遊び心のある人柄、そして良子氏の細やかな気配りによるおもてなしの心は、何より人とのご縁を大切にしたいと思うお二人の優しさを感じ取ることができました。

「仕事を思いきりしたうえで、さらに思いきり遊ぶことこそ、素晴らしいことだと思う」

盛田昭夫語録

昭夫氏の言葉はとても印象深く温かみのあるものが非常に多いです。仕事も遊びも思いきり楽しむことこそが、あらゆる面で自分の人生を豊かにし、多くの方とのご縁を繋ぐことができるのだと強く感じました。
当館には昭夫氏に関わったことのある人も来られているそうで、その方のお話を伺いながら日々展示内容がアップデートされています。
あくまで個人の功績を紹介するようなキュレーターとしての立ち位置ではなく、昭夫氏と良子氏の展示品を見て、感じ、学び、深める場所であることを願う直子さんの姿勢が非常に印象深かったです。

また館内終盤の書籍ルームには、訪れた方が感想を書き留めてポストに投函するコーナーがあり、実際にお手紙を読ませていただきましたが、昭夫氏への感謝の気持ちとともに、思い思いの捉え方による感想が数多く見受けられました。この記念館を訪れた方々が展示品を見てどのように感じるかは、人それぞれ。
さまざまな捉え方があっていい、感じたことを今後どのように活かしていくか?を問いかけてくれるような素敵な場所だと体感しました。

本プロジェクトでは私・井上は立ち上げに関わっていないものの、実際に内観デザインを目で見て触れてみると、細やかなところまで思いを込めてデザインされていることが分かりました。特に館内サインのカメラ・ビデオ・マイクなどのイラストは全てSONY製のフォルムにし、お手洗いのサインには昭夫氏と良子氏のシルエットにするなど「盛田昭夫塾らしさ」にこだわってデザインした点が印象深かったです。また直子さんとSKGメンバーとの和やかな会話を通して、お互いの信頼関係を垣間見ることができました。直子さんがおっしゃっていた「SKGさんは作り手としてだけではなく、相談役としてもプロジェクトに向き合ってくれた。途中、なかなかうまく行かない点もあったけれど、いつでも寄り添って話を聞いてくれた」という言葉が印象的でした。常に伴走する姿勢が本プロジェクトの助けになったのではないかと思いました。

館内サイン

3. 見学を終えて

今回の見学では、盛田直子さんをはじめ、関わるすべての方々に心より感謝申し上げます。

普段は一般公開されていない盛田家本家も見学させていただくこともでき、大変貴重な経験とお話を伺うことができました。力強くパワフルな直子さんの姿勢を通してメンバー一同パワーをいただいたような気がします。

記念館コンセプトが「縁」ではありますが、本プロジェクトの立ち上げメンバーもまさに様々な形の「ご縁」によって集まったと聞き、その縁あってこそ出来上がったのだと改めて感じることができました。プロジェクト後もこうして、お客様の所へ足を運び、直接お話を伺う機会は新入社員の私としても非常に刺激的な一日となりました。私自身、仕事を通しても、プライベートを通しても人とのご縁を大切にしていきたいなと思いました。

今回の研修遠足を通して、本プロジェクト背景を知ることができたのはもちろん、弊社がお客様と大切にしている姿勢を直接目で見て体感することができました。私自身、今後のお仕事へのモチベーションにも繋がり非常に良い経験となりました。

お近くへお越しの際は、ぜひ盛田昭夫塾へお越しください。

記念館「盛田昭夫塾」
「盛田昭夫塾」は盛田家の15代当主でもありソニー創業者の一人でもある盛田昭夫とその妻良子の「人となり」を紹介する記念館です。
https://akiomorita.com/library/

オープン日   2020年7月18日
住所      〒479-0807 愛知県常滑市小鈴谷字亀井戸7-4
電話番号    0569-76-2865


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東京世田谷の用賀にある小さなデザイン事務所です。コミュニケーションにまつわる課題を根本から解決するためのデザインをしています。https://s-k-g.net/