『風の武士』(1964)【忍者映画】
ボーッと観てるとワケ解らなくなる話の展開の中に(笑)、
得も言われぬ素晴らしさがあり。☆
まず、橋蔵の演じる主人公からして良く解らない。(笑)
「貧乏御家人の次男坊が伊賀忍者」っていう設定の説明が
不十分でどうもピンと来ない。
まぁそういう事なのだから仕方が無い。(笑)
大木実が、二転三転アッチャコッチャと裏切りまくって、
もうどの陣営の人間なのか、ワケ解らん。
裏切りで殺されたはずのヤツが生きてて、殺したヤツと
後で何故かまた仲間になってたり、ワケ解らん。
橋蔵は、老中から指令を受ける時、
何で雨に打たれてる必要あったの?
結局、安羅井国はどうなったの?
…もう、無理して付いて行くのヤメた。☆
「全ての謎は、原作小説で解き明かされているぞ。みんなで読もう!」
とか丸投げしよったらシバき倒すぞ(笑)
まぁ滅茶苦茶なプロットではあるんだけど、
60年代の時代劇にしては、萌え萌えで切ない展開の
メロドラマが結構イイ感じ。♪
【映画レビュー】記事一覧(リンク)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?