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『続・忍びの者』(1963)【忍者映画】

前作の天正伊賀の乱から、本作の舞台は、
本能寺の変~千石堀城の戦いへ。

投入人数惜しげ無い爆破など、
合戦シーンにはチカラが入っている。
その裏で密かに暗躍するのが、我らが雷蔵、
石川五右衛門なのだ…!

信長から執拗にイジメられる光秀を、
言葉巧みにそそのかす五右衛門。
燃え盛る本能寺の中、進退窮まった信長に迫る五右衛門。

「―――フハハハハ!」
「?貴様は誰だっ…!?」
「…幽霊だ。貴様に嬲り殺しにされた、伊賀忍者の幽霊だ…!」

信長の腕を斬り落とす!脚を斬り落とす!
サディスティックに斬り刻む五右衛門…!

「…苦しいか?もっと苦しめ…!
死ねッ!俺の観ている前で、死ねえ!
―――ハァッハハハハハハハ!!」

…おぉ、鬼気迫ってたねぇ。
そう!
信長を直接仕留めた者…、実は石川五右衛門だったのだ!!

永井智雄の演じる家康が、一見とても人当りの良さそうな
人物なんだけど、五右衛門が用済みになるとバッサリ。
自分はしたたかに美味しいトコ取り。☆

紀州雑賀にも、三成、秀吉の軍が攻め入り全滅。
秀吉暗殺に失敗した五右衛門は、ついに釜入りの刑に…!

―――えぇっ?こんなトコで終わり!?
気になるやん!メッチャ気になるやん!!(笑)

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