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『忍びの卍』(1968)【忍者映画】

劇場で鑑賞!
ありがとう、新世界東映!♪


冒頭の下半身ピンクウロコ女とか、
ピュイ~♪と鳴く鯉とか、

「女の肌がワシの棲み家だ」
と、女の股間からヌッと顔を出す
白塗りの潮健児とか、

“甲賀忍法・壺飛脚”壺の形
お土産にピッタリだとか(笑)、
色々あるんだけど…


やはりイチ推しは、山本麟一演じる
根来忍者、筏織右衛門でしょう!

“根来忍法・任意車”
精子を注ぎ込んだ女性に乗り移る
という技。

施術の間、術者である筏織の体は
抜け殻で死体の様になる。
半裸のまま、手が岡本太郎みたいに
固まってるのが可笑しい。(笑)

さらに、全身を性感帯にする秘術
“根来忍法・濡れ桜”を施し、
家光の世継ぎ誕生を阻止すべく、
御中臈(奥女中)に乗り移り、寝間で
家光を腎虚(打ち止め)に追い込むのだ。


…さて、これは“TS要素”を有している。☆(笑)

ご想像頂きたい。
あの、山本麟一さんである。
強面のヤクザ俳優レジェンド。
『闘え!ドラゴン』の、闇の虎
『大鉄人17』の、ブラックタイガー

彼が女性となって、男のモノを
咥え込んでウッフンアッハンと
牝の快感に喘ぎ悶え狂うのだ…!!(笑)


筏織は、技をさらに進化させる。
2人の女へ同時に乗り移るため、
精子を「7:3」に分けて放つのだけど、

「ワシは七分の筏織!」
「ワシは三分の筏織!」

と名乗って、殺し合いになっちゃう。

結局、七分の方が勝って、
「やはり、ワシの中ではワシの方が強い!」
とか満足して、もう何が何だかサッパリ
ワケ解らんぞ。(笑)


エロいんだけど、興奮しないね…。
「はっきりチチ見せんかい!」とか
思いながらずっと観てた。☆

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