『ビリー’S KARATE MAN』(1996)【海外映画の中の“日本”】
『グリーン・ホーネット』では、ブルース・リーを
ゴミ箱にブチ込んで初戦を勝利で飾り、
『バトルクリーク・ブロー』では、ジャッキー・チェンを
師として導いた…
―――俺達の師匠!世界のマコ岩松!!
彼が今回、教え導くのは…
“ビリーズブートキャンプ”の、ビリー・ブランクス隊長!!☆
最強の敵として、彼の前に立ちはだかるのは…
ジェームズ・リュー!!
エンドクレジットには2回も名前が上がってるぞ!(笑)
『マーシャル・コマンダー』や『レッドサン・ライジング』で
すっかり彼に魅せられたので、もうニヤつき収まらん♪
この二人をはじめとする、熱き男の
肉体美に酔い痴れろッ!!
悪ボスのデニス・アキヤマは、彼が主宰する
地下試合のレベル低下による顧客離れを懸念し…
「もっと強いファイター見つけて来いやコラァ!」
と、手下を日本刀でビビらす。
アキヤマと、彼のお抱え戦士であるリューが、
碁を打っているんだけど…
ルール知ってる人なら、パッと見で噴飯する盤面。☆
碁笥(碁石の容器)に使われてるそれ、味噌汁のお椀だぞ?(笑)
しかも、アキヤマがリューを
「彼はレベルが高い」
と称賛し、さらには、
「チェスは気取ったインテリの遊びだが、囲碁は戦士のゲームだ」
「お前には、理解できんだろ…?」
と、二人して手下をバカにするのだ。
…いやぁ~、棋士の高みに立つ、二人の男。
―――カッコイイな!♪ ぶははははは(笑)
弟子の仇討ちと町の平和を懸けて、
ビリー隊長とマコの特訓が始まる。
孫娘を交えての特訓は、マコがジャッキーと共演した
『バトルクリーク・ブロー』を意識してるよね?
ていうかもう、再現だなコレ。
ビリーの腰から下をスッポリ砂浜に埋め、
「…いいか、平常心だぞ?」
と言いつつビンタ!
そして、顔に砂を浴びせ、後ろから蹴りまくるマコ。
子供か!(笑)
さらには、『ロッキー4』ばりの雪山特訓も!
腕立ての仕方が、どんどん変態的なレベルUPをしていく。
“梅の館”での試練(サウナ)も、
「―――フンフンフンフン!」
と切り抜けるビリー隊長!なんじゃソリャぶははは(笑)
陰と陽のバランスを極め、最強の敵に勝利する事が出来るか…?
―――行け!ビリー隊長!!☆
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