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『真田幸村の謀略』(1979)【忍者映画】

観終わった後、あまりの凄さに、ただただ呆けるばかりだった。☆
最高にイカれたイカした時代劇だった。♪

―――巨大隕石!
―――宇宙猿人!
―――空飛ぶ真田丸!

“特撮監督:矢島信男・佐川和夫”
と、御両名のクレジットが出た時点で、プッ!ときた。
「あぁ、この映画はそういう方向にイッちゃうんだ…」
ってね。(笑)

あおい輝彦演じる、猿飛佐助
とにかく、彼だ。
松方弘樹演じる真田幸村は頑張ってる。
ヨロキン家康も巨悪ぶりを発揮してる。
千恵蔵御大も、丹波先生もシブい。
…しかし誰もかれも皆、最後には輝彦に喰われてしまうのだ…!

輝彦に、地球の常識は通用しない。
秋野暢子救出時も、高所からバッ!と飛び降りて、
彼女の頭を地面にドカッ!と叩きつけるのだ。☆(笑)

いっぽう松方の、ラストで見せるあの狂喜のガッツポーズ!!
あのカットだけ、
“時代劇の松方”“ヤクザ映画の松方”になってたな。

しかし何といってもその直後の、あおい輝彦の
あの最後の忍術…!
…2つセットであまりにも素晴らしく、思わず繰り返して
何度も観てしまった。(笑)
もう、しばらくは忘れる事が出来ないだろう。☆

「草の者は滅びぬ…!!」
あんなスゴイんやったら、徳川どころか、世界征服イケるんちゃうん?
そのために地球に来たんか!?
もうさっぱりワケ解らんが、全てオッケー!!♪

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