『忘れえぬ慕情 (A Girl Named Tamiko)』(1962)【海外映画の中の“日本”】
写真家の主人公・イヴァンは、
フェロモン全開な白人の恋人が居ながら、
日本人女性タミコに乗り換える。☆
同邦題のジャン・マレー主演のフランス映画
『忘れえぬ慕情』(1956)とは別だけど、
内容的には…まぁ、似た寄た?だったりする。
OPのタミコのテーマが、もうこの物語は
完全にタミコが支配していく事を宣言。♪
東京から、京都、奈良、滋賀の仏閣を背景に、
浮気カップルのイチャイチャをお届け。
奈良の大仏にビビッて後ずさる主人公がオモロい。(笑)
レンタルバイク屋で、エンジンの掛け方を
主人公に教えてくれる、にこやかな幼女3人組が、
逐一ペコッとお辞儀して可愛すぎ♪
混浴の温泉で、日本人家族と一緒になるシーン、
めっちゃ既視感あるな~と思ったら、
『トコリの橋』(1954)だった。
オマージュか?共通認識か?
新聞見出しに「台風上陸」とか書いてたから…
「おぉ!ジャン・マレーと同様、お前も強大な台風に
無謀な戦いを挑むのか…?素晴らしいぞッ!!」
…などと期待した私が、大バカ野郎だった。
つまらん。実につまらん…!☆
だが、赦す。赦すぞ?
―――そう!俺達の、ジョン・フジオカに免じてな…!♪
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