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『ニンジャ・サンダーボルト/裏切りと復讐の暗殺軍団』(1984)【忍者映画】

リチャード・ハリソン vs 倉田保昭の、忍者対決…!?

―――ぶははは!残念!!

素体作品は、『至尊神偷』
忍者盗賊の倉田保昭と、刑事のウォン・タオの追跡劇。

ここに、リチャード・ハリソンの、
過去に嫌気が差して抜け出した忍者帝国での仁義なき戦いを、
無理くそ捻じ込んだニコイチ作品。

倉田、ウォンとも、素体作品では本格派として
レベルの高いアクションを披露している。
その功績を傲然と横取りする、
ゴッドフリー・ホー監督の魔の手。☆(笑)

倉田さんは今作で、“忍者帝国の一員”という設定にされてしまう!
ウォン・タオも、“リチャードの部下”という設定にされてしまう!(笑)

「俺の部署は一致団結が不可欠だ!」
といいつつ、ウォンに仕事をさせ、コニャックで泥酔するリチャード。
ひどい上司だ…。

いやぁ~まったく、恐るべし!
ゲルショッカーもデストロンもビックリの魔改造、
ニコイチ異次元パワー炸裂だ!!ぶははは☆(笑)


さて、表稼業の捕り物も無事(部下の手によって)片付いた。
『至尊神偷』パートのウォン&倉田さんは、ここでご退場

ウォンには、電話一本で
「ご苦労」
…それだけで終わり。(笑)
もう、どうでも良いのだ。お前ら素体パートの役目は
終わった
のだから。☆

そんな事より、リチャードには真の戦いの時が迫っていた。
…そう、
“ニンジャ・サンダーボルト”からの、挑戦状だ!!

最後の決戦に臨むに当たり、山頂に駆け上がって刀を抜き、
「ニンジョアァーーーッ!!☆」
と叫ぶリチャードが、めっちゃカッコ良すぎて噴飯必至!(笑)

いつも思うが、あの忍者への変身ポーズは
リチャードが考えてるのかな…?ププ♪

真っ赤な“THE END”に、その震える拳を握り締めろッ!!☆

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