『直撃!地獄拳』(1974)【忍者映画】
甲賀と隼のやり取りが、緊張感と笑いの絶妙な空気感で、
とにかくもう面白くてたまらん。(笑)
誠意には誠意で応える主義(笑)の隼。
「宙に浮いた六つの魂を…」などと尤もらしい美辞麗句を
熱弁しながら、やってる事は悪党の上を行く。
室田日出夫の殺り方が素晴らしい。☆
ブレイザー西山…一体何だったんだ…。
それよりもローン・ウルフだなやはり。♪
あと、扉が二つハンドルで厳重に管理してるっぽい金庫が、
裏庭から普通にカチャッと入れる見通しの良い部屋にあったり、
よくわからん。(笑)
「あたしの誠意、受け取って……ん♪」
「まだ足りない!一度血を見ると収まらない…!」
「おっ、バカに張り切ってるじゃねぇか!」
「甲賀、迷わず成仏しろ!」
「やわらけぇとこに打ち込んじまったらしいな…。」
↑どれもこれも、可笑しくてたまらん。☆
しかしそれもこれもやはり、隼の
「ぬっふゅふゅふゅ!」
に集約されるのだ。(笑)
…もう何と言うかこの映画…、アホ場面ばっかりで楽しすぎる。☆
しかも、アクションはかなり見応えアリ!
これを観てしまうと『殺人拳』がマジメに思えてしまいそうだ。(笑)
ビバ!石井監督!
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